2008年8月発売
ポスト・グランジ世代の象徴的存在である彼らの4作目。前作に引き続き全米チャート1位獲得の偉業を成し遂げたそのサウンドは、アグレッシヴでリアリティに富んだもの。時として勢い任せのラフな部分もある一方、不変的ロックの重厚さも備わり、すでに貫禄すら漂う。
99年の結成以来、海外でも精力的に活動を続けるD'ESPAIRSRAYのシングル。スリリングな ギターと荘厳なシンセの融合が刺激的。ヴォーカルのエフェクト処理など音響面でのこだわりも強く感じさせる。壮大なメロディは思わず口ずさみたくなるだろう。
ブリティッシュ4ピース・バンドのデビュー作。2008年夏のスピード初来日時でも話題となったシンセを大胆に導入したダンサブル・ロックは、“ニュー・エキセントリック・ムーヴメント”を引っ張るだけのインパクトは絶大だ。まさに旬の勢いを封じ込めた入魂の一作。
ジャパニーズ・レゲエの歌姫たちを集めたコンピ・アルバム。女性リスナーに向けて企画されたもので、“Sレゲエ・シリーズ”の制作陣をサポートに迎えてファッション性の高い一枚に仕立てている。
最も勢いのあるジャパニーズ・レゲエ・アーティストの一人で、これがメジャーでのファースト・アルバム。粘りのあるソウルフルな声のヴォーカルと、スムースなフロウを持ち味とし、等身大の真情を吐露したような歌詞のハートフルな歌を聴かせる。杉本恭一らゲストも多彩。
沖縄出身のビジュアル系バンドのファースト・アルバム。沖縄でビジュアル系というもの珍しさはもちろん、このシーンには珍しい沖縄音階の歌や、四つ打ちのダンス・ミュージック的な要素やホーンズ・パンク系までと、ジャンルの枠を取り払った音楽性を展開している。
青森出身のビジュアル系ハード・ロック・バンドのメジャー・ファースト・アルバム。コンセプトを“医療”とし、コスチュームもみんな白衣という彼ら。と、そのギミックばかりに目がいくが、曲もそれぞれ個性を持たせていて、形だけではないオリジナリティを感じる。