2008年9月26日発売
アニめぐろアニめぐろ
犬神サーカス団の犬神凶子がアニソン好きということもあって、2007年のイベントでなかば冗談でやったユニットが本格始動。いまや打ち込み主流のアニソンを生バンドで真面目に完全コピーした意欲作。当然ながら歌も演奏も本格派で、これは真面目に笑うのが筋だろう!
ブラームス:ドイツ・レクイエムブラームス:ドイツ・レクイエム
制作・出演
アンナ・トモワ=シントウ / ウィーン楽友協会合唱団 / ブラームス / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ヘルムート・フロシャウアー / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヨセ・ファン・ダム祈り2祈り2
ベストセラーとなった企画の第2弾。今回もファンにはたまらないアルバムだ。彼女が“旦那”と呼ぶストラディヴァリウスを独特の弓さばきで思うように鳴らしながら、情念すら感じさせる音楽性メロディを歌いあげていく。出しゃばらないオルガンの音色と演奏が心憎い。
愛の夢愛の夢
ヴァイオリニスト・天満敦子のパートナーとして20年。吉武雅子のソロ・デビュー・アルバムだ。「エリーゼのために」から弾きはじめ、リャードフの前奏曲やショパンを並べたプログラム。聴き入るうちに、いつの間にか穏やかな気分にさせられる。いい演奏だ。
低音 SERIES::ブルー・モンク低音 SERIES::ブルー・モンク
誰がなんてったってデイビスとマンス“モンクを弾く”なのだ。高級機、大音量で聴きたい。二人は「ブルー・モンク」を一音一音、確かめるよう慈しみ尊ぶよう唄う。アルコ・ソロ2、6曲目の至芸に酔い、ピアノ・ソロ3曲目にうっとり、ウネる極太ベースに体をよじる。良い! この一言。★
グレート・エンカウンターグレート・エンカウンター
発売元
キングレコード株式会社積極的に他領域と交わって和太鼓そして新たな音楽の可能性を拡げてきた林英哲。そのソロ活動25周年を記念する演奏会ライヴ。オケの響きとわたり合って、すっくとパワフルにエモーションを掻き立てるその音の快は健在。石井独自の響きのラッシュが今なお圧巻だ。