2009年10月発売
ブレハッチは伴奏に非常にうまく乗っかっている、という表現が一番良いかもしれない。決してべたべたと甘ったるく弾かず、軽く柔らかく、しかも詩情と幻想味をたっぷりとたたえながら、自由に動き回っている。セムコフの気品のある伴奏も良い。新定番。
制作・出演
アレクサンダー・リープライヒ / キム・カシュカシャン / ギル・ローズ / クス四重奏団 / ティグラン・マンスリアン / ベティ・オリヴェロ / ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト / ミュンヘン室内管弦楽団 / ロビン・シュルコフスキークラシックに留まらず、ポップに接するレパートリーを積極的に取り入れ、ギターの幅広い楽しみの可能性と、現代に生きる音楽家としてのアイデンティティを爽やかに印象づける村治の“肖像”。坂本はじめココロ惹く小品のツボを、さらり凛々しく捕まえて出色。
スウェーデン発の叙情系メタルコア・バンドによる日本デビュー・アルバム。元ナイトレイジのジミー・ストゥリメルを中心に繰り広げる、デジタル・シンセを駆使したヘヴィな演奏が激しくも美しい。
ソングライト、プロデュース、そして歌……“時の男”Ne-Yoが関わった作品を集めたコンピレーション第2弾。2007〜2009年に話題になったスタイルも持ち味もさまざまなラッパー、シンガー、ヴォーカル・グループなどの多彩な曲を楽しみながら、その中にNe-Yoを聴き取り思い知るは、彼の魅力と才能だ。
ヒップホップ・アーティストのデビュー作は、本気を言葉の一つひとつに詰め込んだリリックと渾身のフロウ、そして印象的なフックがシーンに新たな楔を打つ。黒石芽生をフィーチャーした「HISTORY」のメロウな彩りがいいスパイスに。2005年、単身LAに渡った彼が、そこで出会いともに行動することになったTHE GAMEも「TAkE IT BACK」で参加。
結成10年を超え、原点である“青春パンク”を強く意識した再出発感あふれる15枚目のシングル。ライヴ感みなぎる荒々しいパワーと、歌ものロックの聴きやすさをブレンドしたプロデューサーの佐久間正英の手腕が光る。SHOGOの歌も吹っ切れたようにすがすがしい。
ビリー・バンバンの「また君に恋してる」からユーミンの「あの日にかえりたい」 、イルカの「なごり雪」やジュリーの「時の過ぎゆくままに」、そしてBOROの「大阪で生まれた女」まで、日本ポップスの名曲が並ぶ。とにかく、坂本冬美の唄の巧さが光る。この楽曲にはこういう色合いもあったのかと目から、いや耳からウロコが落ちる一作。解釈力、表現力の豊かさを堪能させてくれる。★
エキセントリックにかき鳴らすギターとヘヴィなビートから始まるドラマティックなロック・バラード。緊張感に満ちたソロのヴォーカルから三人のハーモニーへの盛り上がりが快感! ! 「夏しぐれ」は、74年のデビュー曲のライヴ・ヴァージョンで、当時の和製CSN&Yとしての面影を彷彿とさせている。
デビュー35周年を記念する第2弾シングルは、フジテレビ系ドラマ『嵐がくれたもの』のテーマ曲。メンバーの高見沢俊彦がドラマのために書き下ろした楽曲で、いつの時代でも“夜明け”は必ず来ることを歌っている。
デビュー35周年を記念する第2弾シングルは、フジテレビ系ドラマ『嵐がくれたもの』のテーマ曲。メンバーの高見沢俊彦がドラマのために書き下ろした楽曲で、いつの時代でも“夜明け”は必ず来ることを歌っている。