2009年11月発売
インディーズ時代の人気曲やメジャー・デビュー後の全シングル、さらには新曲も収録したベスト・アルバム。彼のこれまでの軌跡と現在をぎゅっと凝縮した、まさにナイスな一枚だ。
『オリコン』アルバム・デイリー・チャート7位を獲得した通算7作目のオリジナル・アルバム。奇をてらったスタイルではないだけに、シングル「Love Letter」のように末永く聴けるようなオーソドックスでシンプルなチューンがいっぱい。憂いが垣間みられる歌声に癒される。
第二次大戦中にリーダーがこの世を去っても、今日なお世界をツアーするグレン・ミラー楽団の、70年代以降の楽曲を中心にまとめたアルバム。長い歴史を持つ現在進行形のビッグバンド・サウンドの魅力を味わえる。
グレン・ミラー楽団によるクリスマス・アルバム。トロンボーン奏者でもあるラリー・オブライエンのリーダーシップにより実現した、オリジナル演奏の再現企画で、クリスマスならではのナンバーをオーソドックスに仕上げている。
メンバー自身“バンド史上最高のパーティ・チューン”と言って憚らない自信のラブ・ソングを収めた25周年記念シングル。一度聴いたら忘れられないキャッチーなコーラス、美しい泣きのメロディなど聴きどころ満載。
デビュー25周年という節目の年にリリースされた充実作。これが通算11枚目となる。先行シングル「ウィー・ワーント・ボーン・トゥ・フォロー」を聴いても、激情や力のみで押すのではなく、しっかりと足で地面を踏みしめるような王道ロックを展開していて、これぞボン・ジョヴィ節と叫びたくなる。不況下の世相を反映した詞も深い。⇒ボン・ジョヴィのディスコグラフィをチェック!
DREAMS COME TRUEのツアーにコーラス/アコースティック・ギターで参加していることでも知られるシンガーのセカンド・シングルは、ソウル・ミュージックの要素を取り入れたサウンドとやるせない恋愛感情が溶け合うミディアム・バラード。大人の男の色気を感じさせるヴォーカルがいい。
アフガニスタンやカンボジアで農業や井戸作りを続けているシンガー・ソングライター、田代ともやのメッセージがビッシリつまったアルバム。その想いをストレートにぶつけてくる唄声に、近ごろの日本の流行歌は世界が狭くなったなと痛感。熱い空気がもろに迫ってきて、心にいい汗がかけそう。
通算12枚目にあたる、アコースティックなファンタジー移籍第1弾。収録曲の多くはこの20年間に書き溜めていた作品だそうで、カントリーからジャズまで幅広いスタイルに乗せて気だるく歌う。ベン・ハーパーやアリソン・クラウスらのサポートを得て、中年期の代表作が完成している。
自在な芸風に磨きのかかる才媛バルトリ、新たなテーマは“カストラート”。芸術的には比類なき成果を収めながらも、“音楽的官能の犠牲者たち”とされる非人道的扱いの犠牲者たちへのレクイエムでもある。アルバムでは見事な選曲・構成を驚きの歌唱で披露する一方、辛辣な一文をライナーに寄せている。★
コモドアーズ時代も含む初のオール・タイム・ベスト。おなじみの「セイ・ユー、セイ・ミー」など、全米ナンバー・ワン・ヒットがたっぷりだ。マイケル・ジャクソンの追悼式で歌われた「ジーザス」、新曲「アイム・イン・ラヴ」が収録されるといった話題もある。ソウルフルだが、優しくポップさも兼ね備えた温もりのある歌、作品が心を打つ。