2009年3月18日発売
映画監督の故・小津安二郎が聴いていたという鎌倉文学館所蔵の28枚のSP盤からのCD化。そのすべてが洋楽で、ヨーロッパ編とアメリカ編の構成。日本的モダンといえる映像を撮った小津が、往時流行の最先端といえるポップスを聴いていたことがわかる資料だ。
女性デュオによる琉球ポップ5曲収録のミニ・アルバム。透明感にあふれたハーモニーは、新しいタイプの沖縄音楽の誕生を感じさせる。従来の琉球色に無理に近づけるのではなく、自然体で自分たちの身体にしみ込んでいる音楽を演ったらこうなった、という感じがして心地よい。
コンピ・シリーズ『cafe lounge』の中でも特に人気の“Dolceシリーズ”の1枚。本作では爽やかな“ピーチ・マカロン”をモチーフに、休日のブランチやまったりとした午後、大切な人とのディナーの後にぴったりの音楽を集めている。
自らの作品のほか、他アーティストのプロデュースやリミックスを数多く手がけるレイ・ハラカミ。本盤は、未CD化や初期リミックス、プロデュース作などレア音源をリマスタリングしアーカイヴした裏ベスト的一枚で、彼ならではの繊細な音空間が堪能できる。
活動10周年記念としてリリースされた、2001年以降のプロデュース/リミックス・ワーク集。Great3やイルリメなど初CD化音源も含み、レア音源集でもある。楽曲により個性は異なるが、サウンドにはすべて統一された世界観、空間が感じられるのがポイント。
ソロ活動以降のアルバム4作品、シングル7作品の中から選りすぐった初のベスト・アルバム。チャート1位を獲得した「HELLO」をはじめとする、唯一無二の存在感と独自の世界観を余すところなく堪能できる楽曲が揃った一枚だ。
5人組ヴォーカル・グループの、ポップで親しみやすいナンバーを収録したファースト・アルバム。楽曲の随所に、ゴスペル、R&Bやファンクなど、ソウル・ミュージックのテイストがセンス良く詰め込まれている。音作りの巧みさに魅了される、お洒落な歌謡ソウル・アルバムだ。