2009年5月発売
横顔横顔
雑誌『CanCam』の専属モデルで、ドラマ『特命係長 只野仁』の主題歌で歌手デビューした彼女の第2弾シングル。2作連続ドラマ主題歌で今回は『白い春』(フジテレビ系)の主題歌。松尾潔が作詞を担当するなど作家陣も豪華で、飾り気のない性格を表わした親しみやすい歌声が魅力。
桜の実の熟する時/風の詩桜の実の熟する時/風の詩
約1年ぶり、通算57枚目となる両A面シングル。切ないバラードの「桜の実の熟する時」と、アコースティックを基調とした「風の詩」のどちらも彼らの魅力に触れるには十分な作品だ。ボーナス・トラック(ライヴ音源)とジャケット・デザインが異なる3パターンある。
桜の実の熟する時/風の詩桜の実の熟する時/風の詩
節目となるデビュー35周年記念シングルの第1弾。約1年ぶりとなる通算57枚目で、それぞれに異なるボーナス・トラックを収録した3形態でのリリース。メモリアル・アイテムにふさわしい豪華な作品となっている。
アランフェス協奏曲アランフェス協奏曲
意外にも、これが荘村の「アランフェス」の初録音となる。アンダルシアの陽の部分だけでなく、陰の部分まできっちりと捉えており、万感の思いを深く沈潜させたかのような落ち着いた味わいが、聴き手の内にじんわりと広がる。しみじみとした感動を呼び起こす名演だ。★
『ホワイト・ライズ・フォー・ダーク・タイムズ』『ホワイト・ライズ・フォー・ダーク・タイムズ』
スタジオ・レコーディング・アルバムとしては通算9作目、フジロック出演も決まった彼らの5年ぶりとなるアルバム。ラップやヒップホップから影響を受けつつオーガニックなバンド・サウンドに落とし込む手腕は健在。ライヴで鍛え上げた鉄壁のバンド・アンサンブルも圧巻だ。
美空ひばりを歌う美空ひばりを歌う
ひばりカヴァー集の中でも秀逸の作品。ひばりの歌唱スタイルを丁寧に踏襲しつつも、ヨンジャの特徴である粘るヴォーカルで独自の歌にしている。ひばりが晩年に初心回帰したと思わせる歌唱を展開した「愛燦燦」「川の流れのように」を、ヨンジャは別次元の情感を込めて歌っている。