2009年5月発売
国内の交響楽団には“ブルックナー伝説”があるようだ。朝比奈&大阪フィル、高関&群響、そして飯森&山響。本盤は第4番に続く自主制作盤ながら、演奏はブルックナー解釈の要所を突く。ボリューム感、音色、歌いまわしなど侮れない本格志向で貫かれている。
教則曲として有名なブルグミュラー(1806〜1874)の二つの練習曲集を収録。単なる模範演奏を越えた、詩情豊かなピアノを聴ける。特に「18の練習曲」は19世紀のサロン小品としても楽しめる秀演。ボーナス収録された4曲がアルバムに芸術的な香気を与えている。
『電波的な彼女』のアニメ主題歌に起用された「太陽」などを収録した、テノヒラの1stアルバム。kikuの伸びやかなヴォーカルと真が生み出すパーカッションが見事に融合。心地よい温もりに包まれた仕上がりだ。
オランダのヘヴィ・メタル・バンド、エピカとオーケストラのコラボレーション・アルバム。ハンガリーでライヴ録音されたもので、エピカのオリジナル曲を斬新なクラシック・アレンジで聴くことができる。
スティーヴ・グリメット(元グリム・リーパー〜オンスロート〜ライオンズハート他)が米国人ギタリストらと組んだバンドのデビュー作。モダンなヘヴィ・ロックの色も感じるが、しっかりした歌唱に裏打ちされたダイナミックなメタルで爽快だ。「デッドリー・タントラム」は追加曲。
イタリアのゴシック・メタル・バンド、ラクーナ・コイルの5thアルバム。数々のヒット作を手がけてきたドン・ギルモアをプロデューサーに迎え、これまで以上にアメリカ市場を意識した作りとなっている。
女性と男性のツイン・ヴォーカルを擁するイタリア出身のゴシック・メタル・バンドの5作目。欧米のチャートの上位に入ったのも納得の歌が前面に出たポピュラリティの高い仕上がりだが、落ち着いた風情も魅力なのだ。日本盤は「オブリヴィオン」と「ザ・ラスト・グッバイ」(SHM-CDのみ)を追加。
79年にマーキュリー・レコードからデビュー、その後関西を中心にテレビ、ラジオなどにタレントとして出演しているYukiの再デビュー・シングル。別れた彼への女心あふれる思い出を、ゆったりとしたメロディにのせて、しっとりと切なく歌う。⇒★YUKI特集★をチェック!
7年ぶりとなるセカンド・フル。ライヴ・メンバーをはじめとする気心の知れたミュージシャンと織りなすスタイリッシュなグルーヴに乗せ、ブラック・フィーリングにあふれた躍動的な歌を披露。熱のこもったスタジオ風景が目に浮かぶような、濃密にして快い一枚だ。