2009年7月15日発売
セット・イット・オン・ブラスト!!セット・イット・オン・ブラスト!!
ロックとファンクが自然に融合しギター・ロックを聴かせるサラスのアルバム。ここでも彼の基本的な音楽性は変わらないが、バーナード・ファウラー、T.M.スティーヴンスら、気心の知れた仲間と繰り広げるセッションの熱く燃え盛るようなバトルとギター演奏はさすが。
チーズバーガーズ・ダイアリーチーズバーガーズ・ダイアリー
札幌で97年に結成された4人組。デビュー10周年のタイミングで編纂されたベスト盤的内容だが、冒頭には二つの新曲を配しており、彼らの足跡をほぼ網羅できる、入門者にも適当なアルバムと言えそう。豪快かつ繊細。オルタナティヴなロックが情熱的に響く。
愛の奇跡愛の奇跡
映画『真夏の夜の夢』の主題歌となる5枚目のシングルは、壮大なスケールを持った大バラードであり彼にとって初めてのオリジナル・ポップ・オペラである。音大出の彼ならではの歌いぶりは非常に特徴的で、声楽とポップスの融合が成されているのは特筆に値するのだ。
ROUTE 09ROUTE 09
トリオR&Rバンドの10枚目のアルバム。シンプルな編成ながら決して寂しく聴こえないのはベテランらしい良く練られたグルーヴと楽曲の良さによるのだろう。かなりベタなストーンズ・マナーの「CHEERFUL GANG STAR」、セカンド・ビートの「SPEED QUEEN」、驚きのレゲエ調カヴァー「YESTERDAY ONCE MORE」が特に良かった。