2009年8月発売
双子姉妹のカヴァー第2弾は、70年代フォークの「花嫁」「翼をください」、女性シンガー・ソングライターによる80年代のスタンダードの「元気を出して」「夢をあきらめないで」、最新「遥か」まで時代や世代を超えた選曲。大阪出身だけあり、「大阪LOVER」のキュートさが際立っている。原曲にはないハモリが聴けたり、丁寧に歌う姿勢に好感が持てる。
BENI名義では4枚目となるシングル。シルキー・ヴォイスを活かしたラブ・バラードの「ずっと二人で」、キラキラしたスタイリッシュなアッパーの「stardust」、ハートフルなミッドの「With U」と高い歌唱力を披露。「The Boy Is Mine」はブランディー&モニカのヒット作をティニーシャ・ケリーと“らしく”演じている。
“泣ける歌”として話題になった「母賛歌」、その続編「ずっとそばに…」、ドラマ『夏の秘密』主題歌「あなたが愛をくれたから…」ほか全13曲収録した4作目。イントロのアフロなインストのスパイスがアルバム全体にいい刺激を与えている。その後の楽曲すべてが大地と生活に密着した温かみを感じ温かい。★
2009年8月12日リリースの、ユニバーサル移籍&“Double Joy International”レーベル発足第1弾となる通算11枚目のアルバム。シングル「ガールフレンド」や西友キャンペーンCMソング「昼顔」を含む意欲作だ。
豪華メンツを適宜配し、故ハイラムに捧げた本作でもスターンという奏者が強いロック気質の持ち主とわかる。ヴァイ&ウェックルとの「ビッグ・ネイバーフッド」「モロッキャン・ロール」はもろにハード・ロック、ジョンソンとの「6thストリート」「ロング・タイム・ゴーン」も、始めソフトで徐々に“地”が。全編メロウな「ソング・フォー・ペッパー」、ファンキーな「ザッツ・オール・イット・イズ」も◎の痛快ギター。
“高見沢俊彦ソロ・プロジェクト2009”のダブルAサイド・シングル。「VAMPIRE〜誘惑のBlood〜」はPSP用RPGゲーム『勇者30』テーマ曲で、「ヤッターマンの歌」はアニメ『ヤッターマン』オープニング・テーマ曲。いずれもギンギンのヘヴィ・メタル調ロックだが、メロディが明快でポップなのがこの人らしい。
2009年8月12日リリースのダブルA-SIDEシングル。PSP用RPGゲーム『勇者30』テーマ曲の「VAMPIRE」と読売テレビ・日本テレビ系アニメ『ヤッターマン』オープニング・テーマ「ヤッターマンの歌」ほかを収録。
2009年8月12日リリースのダブルA-SIDEシングル。PSP用RPGゲーム『勇者30』テーマ曲の「VAMPIRE」と読売テレビ・日本テレビ系アニメ『ヤッターマン』オープニング・テーマ「ヤッターマンの歌」ほかを収録。
映画やドラマなどで活躍する福田沙紀の通算6枚目となるシングル。自身が出演するドラマ『メイド刑事』の挿入歌でもある。昭和アイドルを思わせる楽曲と切ない恋心を描いた歌詞を、彼女が等身大の思いも乗せて歌い上げる。女優とは違う魅力も発見。
コンポーザーのryoと複数のクリエイターから構成されるsupercellがメジャー・デビュー。ストーリー性を持ったリリック、その物語の語り部となるヴォーカリストは、ニコ動の歌姫“ガゼル”ことnagi。美しく鳴り響くピアノに絡む、清涼感のある歌声が素敵です。
宝塚歌劇団の元花組男役のトップスター、春野寿美礼のソロ・デビュー・アルバム。舞台で鍛えられた人だけあって、発声がきんとしている。宝塚出身らしく「男と女「Guilty」「Je T'aime...Moi non plus」は男声と女声でのデュエットという試みも面白い。奇をてらわず唄いあげる姿勢が良い。
前シングルを発売してから日本武道館公演や全国弾き語りツアーを経て、そのライヴ感に磨きがかかった彼の7ヵ月ぶり8枚目のシングルは、大阪・朝日放送の高校野球放送の統一テーマ曲。高揚感のこもった夏らしいナンバー。「サークルズ」は朗々と歌い上げたバラード。ライヴ音源も収録。
6代目アメリカン・アイドル(2007年)の2作目となるアルバムは、エイティーズ調に始まり、得意のバラード、R&Bヒップホップまで、とことん外さない造り。“戦場”を意味するアルバム・タイトルが、恋の戦いというより“芸能界生き残り”のそれに見えるあたり、ある意味立派。
結成から21年目を迎えたベテラン・ロック・トリオの13枚目のアルバム。今のJ-POPに多い安易で空虚な青春応援歌の対極にあるような、ヒリヒリとリアリティのある言葉で歌われる真の応援歌は、仄かな希望や優しさ、温かさがジワリと伝わる彼らの代表作になり得る力作。
持田香織が敬愛する小野リサ、原田郁子、おおはた雄一など豪華アーティストたちを作曲やアレンジ、演奏者として迎えた待望のファースト・ソロ・アルバム。優しさと心地よさのあふれる楽曲が揃い、持田のホンワカあたたかーいキャラと歌声が包み込んでくれる。
46枚目のシングル。「Sunrise」はテレビ朝日系ドラマ『ダンディ・ダディ?』の主題歌になった、サビが会場全体と大合唱できそうな、ライヴで盛り上がり必至のアップ・ナンバー。パナソニックのデジカメ“LUMIX”CMになった「Sunset」は、「Sunrise」と同じ曲をバラードでしっとりと歌い上げた。⇒浜崎あゆみのディスコグラフィをチェック!
青山テルマを迎えた「届けたくて…」が話題になった若手ラッパーのメジャー第2弾シングル。「Hey Boy」はテレビ東京系『流派ーR』の2009年8月度オープニング曲で、童子ーTをフィーチャー。パッヘルベルの「カノン」を下敷きにしたトラックをバックに熱いメッセージを伝える。