2009年8月発売
詩音のシングル「CANDY GIRL」でも活躍したラッパーのファースト・アルバム。横須賀のヒップホップ・チーム、GHETTO INC.の中心的メンバーで、バイリンガルを活かし、英語と日本語を巧みに操る。突然飛び出す日本語のギャップに異化効果がある。
UKを代表するハウス・ヴォーカリスト、TASITA D'MOURの参加楽曲からDJ KAWASAKIが選曲したアルバム。アップリフティングなトラックとTASITAが描く美メロが絶妙にマッチしている。
ハワイ出身のシンガー・ソングライターが2006年に発表した、ボーナス・トラック2曲を含むデビュー作。彼自ら弾くウクレレやアコースティック・ギターなどにハワイらしさが漂ったりするが、それ以上に70年代的なソウル〜AORテイストに彼の個性が見える。
元『プレイガイドジャーナル』の編集者で関西のアングラ・カルチャー・シーンの立役者であるガンジー石原は、実はフォーク・シンガーだった。齢50にしてのデビュー作は想像以上にちゃんと歌っている。高校の時に作ったというタイトル・ナンバーをはじめ、インパクトありすぎ。
日本レゲエ界の雄である彼の、4年ぶりとなる12枚目のアルバム。本作のコンセプトは“古き良きラバダブ期のダンスホール・レゲエ”ということで、まさに温故知新、骨太な作りになっている。しかし懐古主義というだけでもなく、現代風のアレンジも施しているのはさすが。
ディヴァイン・ヘレシーのシンガーが入ったスウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンドの2作目。アット・ザ・ゲイツやイン・フレイムスも想起するが、キーボードも挿入し、米国のメタルコア風の怒号/歌唱も特徴。「ドレインド・ハート」を加え、「アルター・ジ・イメージ」のPVも観られる。
男女ツイン・ヴォーカルを擁するポーランドの異色シンフォニック・ゴシック・メタル・バンドの通算5作目となる日本デビュー作。彼ら初のコンセプト・アルバムで、ホラー映画のサントラのような曲からドラマティックに展開する壮大なメタル曲まで、聴きごたえ十分の力作。