2009年9月発売
藤あや子と五木ひろし。演歌の心を知り尽くしたふたりによる、豪華両A面シングル。プロデュースは五木自らが担当。作曲も五木が行なっている。「最後の恋物語」はふたりのデュエット。演歌の本道をゆく、重厚な「忘却の雨」と、ポップ感覚の軽いタッチの「最後の恋物語」と、曲調の違いが楽しい。
99年にデビューし、10周年を迎えた女性シンガーの活動のすべてを収めたといえる究極のベスト盤。CD2枚に、これまでシングルになったヒット曲など、恋愛や生き方について悩む女性の心をつかむ全32曲を収録。初回限定盤は中田ヤスタカの曲など4曲を収めたプレミアム・ディスク付きの3枚組。
「Through The Fire」や「Everlasting Love」がヒット。2009年でデビュー14年を迎えた名門ハウス・ユニットのアルバムが届いた。R&B色を強めたサウンド作りは、彼らが新たな領域に達したことを証明する。アメリカ、韓国、イビザなどで高い人気というのもうなずける。ブレンダ・ヴォーンの活躍する「Meet Me On The Dance Floor」が光る。
アラフォー世代におくるリアル・ディスコ・ヒット80'sコンピレーション・アルバム。懐かしのディスコ・ヒット・ナンバーを満載した一枚だ。バブル期のノリノリの雰囲気が一気に蘇る懐かしさ120%な内容に。
日本で人気急上昇中のブルース・ギタリスト、ジョー・ボナマッサが2000年のデビュー作からこれまでのスタジオ・アルバム7作からセレクトした日本独自のベスト・アルバム。ブリティッシュ・ブルースからの影響を感じさせる骨太のブルースとワイルドなギター・ワークが持ち味となっている。
V6による通算36枚目のシングルは、井ノ原快彦主演ドラマ『新・警視庁捜査一課9係』の主題歌としてオンエアされ話題の「GUILTY」を収録。ハープの美しいフレーズに導かれ、セクシーなR&Bビートが“かなわぬ恋”の狂おしい想いを沸き上がらせる。「逢いたくて」も、甘く切ないバラードで必聴。
あらゆる音楽を並列して聴けるようになった現代、普遍性をもったスタンダード(標準)=本当の“古典”は何か。それを作り出そうという野心的なプロジェクト(坂本龍一総合監修)が“スコラ”であり、充実のブックレット+CD(音源はレーベルを横断して収録)全30巻が予定されている。第3巻はドビュッシー。その影響は、武満徹はもちろん、ブライアン・イーノやレディオヘッドにまで及んでいる、とする視点が新鮮だ。CD1枚分のみと音源が数少ないのは残念だが、むしろ選りすぐられたエッセンスとして聴くべきだろう。