2009年9月発売
日本でも盛り上がりを見せている“エレクトロ”を「エロい、カワイイ、カッコイイ」をキーワードにしてコンパイルした一枚。スペース・カウボーイの秘蔵っ子Nadia Ohなど、注目の女性ヴォーカル・エレクトロを多数収録。
中国系ベトナム人の両親のもと英国で生まれた自作自演系メロウR&B歌手のセカンド作。一部米国人ラッパーが入った曲があるが、ほかはじっくりと一人で練り上げたならではの円満表現を聴かせる。テンダー&ウォーム。「Make It To The End」は東方神起のヒット曲の英語によるカヴァー。
地球デビュー25周年を記念し、2010年に期間限定で再集結する聖飢魔?。それに先がけて代表曲を英語ヴァージョンで再録音したセルフ・カヴァー集を発布。いわゆるジャパメタに対する再評価の機運高まるなか、ブランニューな輝きを放つ楽曲の数々。新曲「FIRE AFTER FIRE」も刺激的だ。
日産MOCOのCMソングも収録した、女性シンガー・ソングライターのサード・アルバム。独特のファニー・ヴォイスをはじめ、すでにアーティストとしてのスタイルを確立しているが、會田茂一プロデュースの2曲をはじめ、さらに世界を拡げようとする意欲が伝わってくる。
気鋭の歌い手をフィーチャーすることで、実はマニアックな試みをポップに聴かせる。冨田ラボこと冨田恵一の得意技だが、作詞に松本隆を迎えたこのコラボ・シングルでも、秦 基博の滑らかな歌声をフュージョン的な演奏に載せて、どこまでも瀟洒に。ピアソラばりのインストの「Piano Quintet」も面白い。
m-floの結成10周年を記念したトリビュート作。アレンジは原曲を思い起こさせるものもあるが、ヴォーカルが違うだけで曲のかもし出す雰囲気は変わってくる。WISEと西野カナをフィーチャーした「YOURS ONLY,」やCHOMA-CHIをフィチャーした「PLANET SHINING」など、表現力たっぷりのヴォーカルが楽曲に新たな魅力を加えている。
3オクターヴ半の音域と透明感あふれる歌声をもつ女性シンガー・ソングライターの3作目。テーマはラブ。トロピカル風カラフル・サウンドに彩られながら、恋するせつない気持ちや幸せに包まれているのにどこか不安など、愛することの戸惑いが10通りのシチュエーションで歌われている。
数多くのアーティストとのコラボレーションでヒップホップ・シーンを越える楽曲を生み出しているLGYankeesの3rdアルバム。主要着うた(R)サイトにて連続リリースされたデジタル・シングルを含む充実の内容。
愛息ショーンとの共同プロデュース、という以上に、コーネリアス、本田ゆかほか、日本人アーティストの参加が、元来コンセプト先行だったヨーコ作品を、音楽的に豊かに彩っていることこそが重要なのでは。時折面はゆい部分はあるものの、歌う芸術家ヨーコの大きさは十二分に伝わる。★
傑作『マゴット・ブレイン』の発表年である1971年9月のステージを収録したライヴ・アルバム。エディ・ヘイゼル、ビリー・ベース・ネルソンなど、黄金期のラインナップが強力なグルーヴを生み出している。
レゲエ・プロダクション“サニーサイドレコード”の発足記念コンピ。アイ&アイ・リディムを使用したワン・ウェイ企画で、人気アーティストたちが初心をテーマにメッセージを綴っている。
制作・出演
KaiEckhardt / エリック・リーズ / グレッグ・ボイヤー / デイヴィッド・ガリバルディ / パトリース・ラッシェン / ビリー・ジョンソン / フレッド・ウェズリー / ラッド発売元
ピーヴァインレコードあのプリンスもその才を認める、ベイエリア在住の鍵盤奏者/シンガーの2年ぶり8枚目のアルバムは、ファンク路線の追求をしつつ、全体的な流れ/抑揚にも気を遣った高品質作。JB/P-ファンク、プリンス、タワー・オブ・パワー、サンタナ関連者たちが録音参加している。