2010年10月発売
発売元
キングレコード株式会社20世紀を代表するアンサンブル、プラハ弦楽四重奏団による久しぶりの新録音として、発売当時大いに話題になった一枚だ。「アメリカ」のアグレッシヴな演奏が印象的。
ベルリン交響楽団とのベスト・コンビネーションが評判のシベリウス・シリーズからの一枚。落ち着いた音色、程よい力感、程よい歌い込み……。安心して聴けるザンデルリンクの堅実な演奏が聴ける、この曲のスタンダードとして貴重な内容だ。
発売元
キングレコード株式会社シューマンが書いた室内楽の名曲2曲をカップリング。これほど清新で端正、かつ堅固な造形でまとめられたシューマンは滅多に聴くことができない。巨匠、レーゼルのピアノも完璧だ。
室内楽の名手、カール・ズスケはバッハやベートーヴェンのソリストとしても現代屈指の存在と知られている。そんな彼の実力が遺憾なく発揮された、深い奥行きと精神性を感じさせる演奏だ。
ブルックナー好きなら見過ごすことのできないスウィトナーの「第1」。シュターツカペレ・ベルリンとのコンビネーションは最高で、曲のおもしろさをしっかりと伝えてくれる名演だ。
両大戦間の時代にジャズが一世を風靡した先進都市、ライプツィヒの名門オケ。モダニズム的傾向の音楽を得意とし、ニューヨーク・フィルの音楽監督も務めたマズア。両者のコラボがアッと驚く快演を展開。「ポギーとベス」は出色の出来と賞賛された。
ドイツ・シャルプラッテンに録音されたモーツァルトの名盤。ピアノ三重奏曲全曲を、旧東ドイツの名ヴァイオリニスト、ズスケを中心とするアンサンブルで楽しむことができる。
若きベートーヴェンの鼓動が聴ける「2番」「4番」。レーグナーが読響とともに完成させたベートーヴェン交響曲全集のなかの一枚。お互いに気心が知れているだけあって、すべて納得のうえで快調に飛ばしている。
どこが出過ぎるということのないまろやかでバランスのとれた響き。遅すぎず速すぎず快のツボを心得たテンポ。音楽が自然に息づく滑らかな音楽の運び。スウィトナーとシュターツカペレ・ドレスデンの演奏は、モーツァルト音楽の美質を完璧につかんでいる。
生気はつらつと弾むリズム、豪快な金管……。若き日のブロムシュテットが名門、シュターツカペレ・ドレスデンを得て成し遂げた傑作録音。演奏の上手さにうなること間違いなし。
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キングレコード株式会社ズスケのカルテットによる全曲録音のうちのひとつ。初期の最後の曲や、「第9交響曲」と比較して論じられることもある後期の大作。ベートーヴェンのスコアをニュアンス豊かに再現していく、人間的な温かさに満ちた名演だ。
発売元
キングレコード株式会社14年の歳月をかけて完成した不滅の金字塔、ベルリン弦楽四重奏団のベートーヴェン全集はCD8枚になるが、これで完結。若さゆえの鋭い感性にあふれた初期の2曲と、凝縮された簡潔さを持つ最後の弦楽四重奏曲を、揺るぎのないアプローチで演奏している。
東ドイツが気合を入れて録音したショスタコーヴィチは、アナログ成熟期の優秀録音。ザンデルリンクの広がりある深い演奏は、重くずっしり響く。ザンデルリンク指揮の「1番」「6番」を初めてカップリング。
制作・出演
カール・ズスケ / ギョルギォ・クレーナー / クラウス・ペータース / ゲヴァントハウス弦楽四重奏団 / ディートマル・ハルマン / ベルリン弦楽四重奏団 / メンデルスゾーン / ユルンヤーコブ・ティム / ヴォルフ=ディーター・バッツドルフ発売元
キングレコード株式会社愛すべきこの曲はメンデルスゾーンゆかりのライプツィヒ・ゲヴァントハウスで最初の公開演奏が行なわれた。東ドイツを代表する二つの弦楽四重奏団による、“本場本家”の演奏がここに。
渋谷のクラブを拠点に活躍する女性ヴォーカル・ユニットのメジャー・デビュー・アルバム。同世代の女性たちから共感を呼ぶ歌詞と艶のある歌声が響くゴージャスなナンバーの数々が詰め込まれている。
日本人選手の活躍もあって、フィギュア・スケート選手の使用楽曲への関心も高まっている昨今。本作は2010-2011シーズンの各選手の使用楽曲をはじめ、過去の人気曲や、定番曲などを集めたものである。
新しい石橋メモリアルホールのオープニング・ガラ・コンサートのライヴ。力感みなぎる情熱的な「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」、端正さの中に宿る翳りが魅力的な「デュオ・ソナタ ホ短調」、底光りするような深みを湛えた「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番ト長調」--上野学園大学の豪華教授陣が、新ホールの門出を飾るのにふさわしい、聴きごたえ十分の演奏を繰り広げている。