2010年11月17日発売
ポラリス/センチメンタルライオットポラリス/センチメンタルライオット
もはや“Perfumeの妹分”というキャッチフレーズも必要ないと感じさせるほど、この5枚目のシングルには三人ならではの世界観が詰め込まれている。ロック・テイストで疾走するサウンドに乗せられたポジティヴなメッセージは、青春の只中を走り続ける等身大ゆえの説得力にあふれている。
タラのテーマタラのテーマ
発売元
株式会社ポニーキャニオン3年ぶりの第3作は、とても親しみやすく馴染みのあるナンバーが12曲。クラシックからもショパン、モーツァルトを取り上げている。美しくかつ心地の良いグルーヴィなジャズに仕上げてくれた。全体にノリが良く楽しめる作品。ゴスペルな雰囲気もあり、それがこの人のルーツを感じさせる。
伊福部昭:管弦樂の爲の音詩「寒帯林」、深井史郎:カンタータ「平和への祈り」伊福部昭:管弦樂の爲の音詩「寒帯林」、深井史郎:カンタータ「平和への祈り」
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EXTON“幻の作品”と言われてきた「寒帯林」の日本初演のライヴ盤。特に第3楽章は伊福部らしい民族主義的なダイナミズムに貫かれ、かの「ゴジラ」のテーマも登場! 「平和への祈り」は戦争に対する憤りや平和への願いを込めた深井史郎の畢生の大作で、中でも第5部終盤の2重フーガは圧巻だ。両曲とも初CD化。★
マーラー:交響曲第3番マーラー:交響曲第3番
録音、演奏ともに近年の出色のマーラー。生き生きとした表情から繊細極まる雰囲気、幻想的な味わいなど、こう響いてほしいという望みが見事にかなえられている。特にオーケストラの好演は高く称賛されるべき。欧米の一流団体と互角に渡り合える。独唱もいい。
バボラーク・プレイズ・エチュード Vol.1 -オーケストラ・スタディ&ソロ・エチュード集ーバボラーク・プレイズ・エチュード Vol.1 -オーケストラ・スタディ&ソロ・エチュード集ー
“オケスタ”はオケ曲のソロや目立つ部分を抜き出した練習用のパート譜だが、バボラークはパッセージをつなぐなどあくまで“曲”として再構成、関連するエチュードと並べることで見事なアルバムに仕上げた。ホルン1本でオケの響きを彷彿させる凄まじい表現力に脱帽。★