2010年11月17日発売
爆裂!歌謡ブラス!!爆裂!歌謡ブラス!!
音大の卒業生などで結成したブラス・アンサンブル・ユニットの第1作。(ブラバンの奏者だけでなく)一般のリスナーにアピールする音楽/演奏を志向し、選曲は昭和歌謡が中心。多彩にリズムを変化させる「世界の国からこんにちは」、原曲のアレンジをうまくブラスに置き換えている「プレイバックPart2」、おおらかにメロディを歌い上げる「加山雄三メドレー」などが面白い。
LOVE A SOULLOVE A SOUL
ZIGGYのシンガーが放つ7枚目のソロ・アルバム。これまで以上にヴァリエーションのあるロックンロール・チューンが揃った印象で、さらに歌詞の世界観にも全体的にポジティヴな方向性が見えてくる。現時点の森重樹一の心持ちを素直に表現した内容と言えそうだ。盤石な仕上がりは期待どおり。
あいたいあいてあいたいあいて
巻き舌がかったパワフルなヴォーカルと、ピアノ・オルガンを取り入れたソウルフルなサウンドで幅広いファン層を誇る5人組の5枚目のフル・アルバム。感情むき出しでストレートに綴られた歌詞が聴き手にまっすぐ突き刺さってくる。「夢と現実のハザマに完璧は必要ない」は間寛平から直々に依頼され、地球1周マラソンのために書き下ろした応援歌。
Song of the BirdSong of the Bird
ツイン・ギター/ベース/ドラムからなる6人組が放つ3枚目のアルバム。本作は4章立ての74分に及ぶ長編で、即興的アンサンブルで紡ぐインストゥルメンタルが、孤高の音楽性を際立たせる。意気に感じる力作だ。今回もミックスとマスタリングは凛として時雨のTK(vo,g)が担当。★
ロックンロール・マジックロックンロール・マジック
ロックンロールに夢を賭け(!)疾走し続ける三人組による、前作となるサード・アルバムから約2年ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。古今東西のロックンロールのエッセンスを見事に自分たちの楽曲に宿らせることができる稀有な才能を惜しみなく披露した作品集。