2010年12月8日発売
これがファースト・ミニ・アルバムとなる女性シンガー・ソングライター。清々しく混じりっけのないヴォーカルと爽やかなメロディにのせて、恋愛の応援歌的なラブ・ソングを歌っている。ミディアム〜バラード系が多く、センチメンタルなメロディ・センスも秀逸。
ヤクザ者や渡世人などをうたう、オリジナルの「旅鴉」を含む股旅作品。芝居や映画などの主人公に託された人生の哀歓をうたった戦前からの股旅歌謡名曲をカヴァーしている。五木ひろしがうたうと、さほど古さを感じさせないのが面白い。彼の得意とするジャンルの歌だけに、時にくどいと思えるコブシが快感となっている。
【曲目】 01: BURNOUT SYNDROMES /ラブレター。 (準グランプリ) 02: Naked blue star / 桜色ノスタルジック (準グランプリ) 03: THE★米騒動 / Hys (グランプリ) 04: Strange-Machine / 聞こえない 05:ラムチョップス / 兵隊と子供 06:ちゃの子 / 夏がくる 07:山下歩 / 8183.05km 08: 3103 / みちこちゃん (審査員特別賞) 09: Wandering Love / Hate “IT” 10: The Clap / オーガスト 11: THE××ズ / 平成のアントワネット 12: NewClearFamily / 平和と嘘
出演者が10代に限定された夏フェス“閃光ライオット”で2008年ファイナリストに選ばれたFOOLONの1stアルバム。バンド結成時から現在までを追ったラインナップ、ハイ・スピードなビートとツイン・ヴォーカルに次世代パワーを感じる。
プライマル・スクリームのギタリストも兼任するバーリー・カドガン。彼が率いるロックンロール・トリオ4年ぶりの3作目は、ドラマーがスティーヴ・ハウの息子ヴァージルへと交替。けれんのないUKロックに、どことなくサイケな色彩が加わったのはご愛嬌。ジャケ写含め、かわいげがあります。
8年間のインディーズ活動を経た3ピース・バンド、MASTERLINKのメジャーでのファースト・フル・アルバム。キラキラ輝くシンセとダンス・ビート、ノイジィなギターがポップに融合した「SUPER SPEED」をはじめ、独自の先鋭的なエレクトロ・ミュージックと洋楽的なメロディ・センスが際立つ一枚だ。
藤圭子のベスト・ヒットとカヴァー曲の数々をセットにした2枚組。DISC 1にはデビュー曲「新宿の女」や「女のブルース」をはじめ、彼女の艶があふれるオリジナルを収録。DISC 2では布施明や小林幸子ら、彼女に縁のある面々がカヴァーを聴かせる。
韓国の国民的シンガー、チョー・ヨンピルのヒット全曲集。1コーラスが日本語で2コーラスが韓国語ということでおなじみの「釜山港へ帰れ」をはじめ、80年代に日本で大いに人気を獲得した彼の懐かしいナンバーが満載だ。
ロックとジャズの垣根を自在に超えたサウンドを聴かせるカルテットのセカンド・アルバム。今作もやはりパワフルなドラムとひずんだベースがロック的な熱狂を煽るダンサブルなナンバーがメインだが、リズムレスの「THE COLD」での郷愁に満ちた静謐さにも深い味わいがある。
人気シリーズ『IN YA MELLOW TONE』のGOONTRAXによる女性ラッパー/シンガーを起用したトラックで構成したコンピ作。艶やかな中に女性の強かさ感じるまさにレディ・ソウルな逸品。nujabesの再来と話題のシルキーなグルーヴが心地良いre:plus、ジャジィなリフにしびれるINCISEの仕事が◎!