2010年3月発売
石川さゆりの2010年初となるシングルは、心に沁みる演歌。人生、生活、幸せ。誰もが考える3つのキーワードをテーマに歌う楽曲で、作詞は吉岡治、作曲を岡千秋が担当。笑いあり涙ありの一生を切々と歌いかける。
元SIAM SHADEのDAITA率いるハード・ロック・バンドの2作目。打ち込みやサンプリングを導入したシャープでスピード感あふれるハード・ロック・サウンドに乗せ、キャッチーな歌メロとギター・ソロをたっぷり聴かせてくれる。もし彼らを知らないB'zファンがいたらお薦め。
制作・出演
RaphaelChrist / クラウディオ・アバド / スイス放送合唱団 / ペルゴレージ / モーツァルト管弦楽団 / ユリア・クライター / ラヘル・ハルニッシュ / ルーチョ・ガッロ / ローザ・ボヴペルゴレージ生誕300年に向けてのアバドによるペルゴレージ・プロジェクトの最終巻。2曲の宗教曲と1曲の世俗カンタータという珍しい選曲である。ペルゴレージの静謐な美とドラマティックな美がある。そしてアバドが見事だ。バロック、古典、ロマン派それぞれの美を絶妙に表出している。★
制作・出演
AK-69 / DJDOPEMANfeat.Kji,Cray-G / DJDOPEMANfeat.拳太ofJ-Gren / DJRYUUKI / DS455 / FILLMORE / OZROSAURUS / S.S.G発売元
ユニバーサルミュージックジャンル
ジャパニーズ・ウェッサイ・シーン最高峰の人気DJ、FILLMOREによるユニバーサル第1弾ミックス作。交流のあるDS455やAK69らをフィーチャーした楽曲などを収録。フロアをクールに熱く盛り上げるさすがの仕上がりだ。
当時39歳のゲルギエフが、マリインスキー劇場管と初めて行なったラフマニノフ交響曲の録音を収録したアルバム。ロシア的情緒を希薄にし、清新なロマンティシズムと抒情美を構築している。
15ある交響曲のうち最大規模を誇る第4番は、マーラーの影響があるとされるもの。当局から批判に晒され、ショスタコーヴィチが封印した第4番を、緻密さと大胆さを併せ持つ演奏で意味深に響かせている。
第二次大戦中の1943年に作曲され、第7交響曲とともに“戦争交響曲”と呼ばれているが、戦争そのものを題材にしているわけではない。内省的ともいえる作品を、ゲルギエフがじっくりと練り上げている。
「悲愴」は、2種あるゲルギエフの録音のうち最初に録られたもの。「悲愴」というタイトルに表された文学的表現を追求したかのような、濃密なロマンティシズムに彩られた熱演で話題になった。「ロメオ」も同様に濃密さが際立った演奏だ。
二つのオーケストラによる合同演奏ということで大きな話題を呼んだ録音だ。ゲルギエフの主張する“戦争交響曲”の中核をなす作品で、質・量ともにスケールの大きな、燃焼度の高い演奏が展開する。
ドレスデン・シュターツカペレと行なった、デイヴィス初のベートーヴェン交響曲全集からの一枚。この2曲は、極めてオーソドックスで細部と全体とのバランスがよく、完成度の高いベートーヴェンとして評価が高かった。
デイヴィスが、ドレスデン・シュターツカペレと組んで完成させた、初のベートーヴェン交響曲全集からの一枚。ドレスデンならではの音色を最大限に引き出し、オーソドックスに堂々としたベートーヴェンを作り上げている。
音楽を熟知しているC.デイヴィスならではの「田園」。ドレスデン国立管とデイヴィスとの相性は抜群で、デイヴィスの意図を細大漏らさず音と化している。オーソドックスで悠々とした美しいベートーヴェンだ。
制作・出演
サー・コリン・デイヴィス / シャロン・スウィート / ドレスデン・シュターツカペルレ / ドレスデン国立歌劇場合唱団 / ハンス=ディーター・プフリュガー / フランツ・グルントヘーバー / ベートーヴェン / ポール・フライ / ヤドヴィガ・ラッペドレスデン・シュターツカペレから名誉指揮者の称号を贈られているデイヴィスが、彼らと完成させたベートーヴェン交響曲全集からの一枚。オーケストラの特徴を十全に引き出した、完成度の高い演奏を聴かせている。
ハイティンクがウィーン・フィルと進めていたブルックナー交響曲シリーズのうちの一枚。この長大な交響曲を、散逸させることなく悠然とした大きなスケールで描き出している。
コンセルトヘボウ管と交響曲全集を完成させたハイティンクの、新たにVPOと取り組んだシリーズからの一枚。円熟期に入ったハイティンクの最良の資質が表われた演奏として、高く評価されている。
フランスもののポピュラーな名曲を、パリ管との録音のなかから組み合わせた一枚。ビシュコフはパリ管をよく鳴らしており、「幻想交響曲」のドラマ性を浮き彫りにしている。ラヴェルの2曲もパリ管の色彩感がしっかりと生きている。
ムーティがVPOと録音した、モーツァルト交響曲シリーズからの一枚。オペラなどでみせていたドラマティックな曲作りは影を潜め、オーケストラに十分語らせて自然な流れを作り出し、高い評価を得た演奏だ。