音楽むすび | 2010年4月発売

イタリア産メタル・バンドのサード。リード・ギタリストが交代し、ヴォーカルもクリーン主体の、よりメロディ重視の路線にシフト。とはいえ大胆な変化はなく、イン・フレイムスやソイルワークといった北欧メロデスのエッセンスは残したまま、より間口を広げたとの印象だ。

テーマは水の都・ヴェネツィアのカルネヴァーレ(謝肉祭)。宝塚・雪組公演のライヴ盤で、コンメディア・デッラルテの一団が、音楽に合わせて軽やかに登場する第1場からスタート。トップスターの水夏希や今回がラスト・ステージの彩吹真央などが歌い踊る。作・演出の稲葉太地は、この作品が本公演デビュー。

m-flo、SEAMOなどのプロデュースやリミックスを手掛け、2007年のデビュー盤が話題を呼んだDJ／トラック・メイカーによるシリーズ第2弾。ニルヴァーナ、オアシスからアバに至る名曲をメロウ＆グルーヴィにカヴァー。思わず膝を打つ選曲センスと女性ヴォーカルをメインに心地よさを追求したサウンドが楽しめる。

本格的に活動を再開した“クイーン・オブ・パーティ・ブラス・ロック”バンドことmidnightPumpkinの4枚目のシングル。キュートなツイン・ガールズ・ヴォーカルが歌い上げるキャッチーなメロディや、にぎやかでパワフルなサウンドが印象的。多くの人に共感を呼びそうな歌詞にも注目。

劇場版アニメ『名探偵コナン　天空の難破船』の主題歌になったシングルは、飛行船が舞台になった映画にふさわしく浮遊感と透明感にあふれる独自のサウンドが印象的。“飛行船が青空に上昇していく光景と蘭の新一への一途な思い”を曲に込めたという。デビュー10周年第1弾シングル。