2010年5月19日発売
シチェルバコフ/ゴドフスキー:ピアノ作品集第10集 『仮面舞踏会』『《芸術家の生涯》によ交響的変容』 現在、世界有数のテクニックの持ち主と言われているコンスタンティン・シチェルバコフ(1963年シベリア、ノボシビルスク近郊生)は、リスト編曲のベートーヴェンや、ゴドフスキー、ショスタコーヴィチを易々と弾きこなすなど、乗りに乗っている技巧派ピアニストです。 ゴドフスキーのピアノ編曲や作品は、技巧派ピアニストが腕によりをかけて録音することでも知られていますが、シチェルバコフは圧倒的なテクニックの冴えを示すと同時に、ラフマニノフも得意とする彼ならではの豊かな叙情性も披露し、ヨハン・シュトラウス『芸術家の生涯』の複数の旋律が重なり合って次々に姿をあらわす『交響的変容』でも見事な演奏を実現しています。 【収録情報】 ゴドフスキー: 24の性格的小品『仮面舞踏会』 ・謝肉祭 ・パステル(フランツ・シューベルト風) ・スキッツェ(ヨハネス・ブラームス風) ・モーメント・カプリチョーソ ・子守歌 ・コントラスト ・プロフィール(フレデリック・ショパン風) ・シルエット(フランツ・リスト風) ・風刺 ・カリカチュア ・ティル・オイレンシュピーゲル ・伝説 ・フモレスケ(4つの音符による) ・フランス語 ・悲歌 ・無窮動 ・メヌエット ・靴を跳ね上げる踊り ・葬送ワルツ ・夜の鐘 ・オリエンタル ・ウィーン訛り ・一つのお話 ・肖像(ヨハン・シュトラウス) ヨハン・シュトラウス『芸術家の生涯』によ交響的変容 コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ) 録音時期:2007年11月12-13日 録音場所:イギリス、サフォーク州、ポットン・ホール 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
【収録情報】 ドヴォルザーク: ・チェロ協奏曲イ長調B10(1865、オーケストレーション:ブルクハウゼル 1977) ・森の静けさ Op.68-5, B182 ・ロンド Op.94 ・ポロネーズ ラモン・ヤッフェ(チェロ) ライン州立フィルハーモニー ダニエル・ライスキン(指揮) 録音時期:2008年7月1-4日 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
ブルックリン勢の裾野の広がりを感じさせる三人組の2作目。さまざまな要素を混在させたサイケデリア的世界は継続されつつも、ニューウェイヴ的な音の質感や、2000年代のR&B的な音作りを取り入れるなど、さらにその趣向は拡張。ジェリー・マロッタのスタジオで録音されているのも面白い。
発売元
株式会社ポニーキャニオン実力派女性ピアニストとして知られるリニーのNY録音。収録曲はバーリンの名曲「サパータイム」のほか、ジョン・ルイス、エリントン、ジョビンの楽曲、さらには自作曲など全9曲だが、どの演奏にも彼女の知性が滲んでいて、それが本作のジャズ表現の独自性として輝いている。しかも、そのサウンドの質感は高い。
大坂昌彦の通算7枚目のアルバム。注目の新人、宮川純を含む精鋭揃いの7人編成でファンキー・ジャズの名曲を中心に演奏した。黒人霊歌「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」、モード・ジャズの「ブルー・イン・グリーン」なども収録。アグレッシヴな自作「インタールード」を2曲挟むなど多彩な作り。大坂がすべてを出した力作である。
プライマル・スクリームのマニなどが注目しているという英4人組ロック・バンドのデビュー作。シューゲイズ、サイケなどの要素も含むスケールの大きいギター・サウンドをバックに、叙情的なメロディを切々と歌い上げる。ゆったりと身を任せられる窮屈さのない音の広がりが心地よい。
DEXPISTOLSのDJ DARUMAとDJ MAARを中心に結成されたDJ集団が、前作『LESSON.06』をセルフ・リミックス。お馴染みのメンバーが、まるでブートと聴き紛うほど大胆なマッシュ・アップを披露。自身の楽曲だからこそできた反則スレスレ(?)のワザに悶絶必至。
SD JUNKSTAのリーサルウェポン、OJIBAHの1stフル・アルバム。誰もが持つ日常をトピックに、等身大のリリックを散弾銃のようにフロウする、タフなスキルが印象的だ。BACH LOGIC、I-DeAらプロデュース陣も豪華。