2010年5月19日発売
ポニーキャニオン在籍時の楽曲を中心に、強烈なインパクトを残すCMソング「ボラーレ!」を追加したベスト。バンド形態から田島貴男のソロ・ユニットへと移行し、ワン・アンド・オンリーな存在へと登り詰めていく軌跡が楽しめる。シンガーとして参加した東京スカパラダイスオーケストラの「めくれたオレンジ」の収録も嬉しい。
“ベスト・コレクション”シリーズ第6弾。96年にデビューし活動を続ける女性シンガー、石井聖子初のベスト企画盤。「ANNIVERSARY」「会いたくて…」などのヒット曲を網羅。彼女のこれまでが俯瞰できる一枚だ。
NHK『おかあさんといっしょ』の“うたのおにいさん”で知られるシンガーが、J-POPの有名曲をカヴァーしたアルバム。応援歌のようなポジティヴな曲がメインで、彼のまっすぐな歌声と、アコースティック楽器中心の透明感あふれる音作りとで、みずみずしい癒し系作品に仕上がっている。
25歳のカナディアン女性シンガー・ソングライター、カーリー・ラエ・ジャプセンの本邦デビュー作。歯切れの良いダンサブルな要素とアコースティカルなサウンドをブレンド、ナイーヴな彼女の歌声によって独自のポップ・チューンが誕生。飾らない普段着感覚の親しみやすさが好感度を増す。
日本のクラブ・ジャズを牽引するDJ須永辰緒が、イタリア人プロデューサー、パオロ・スコッティが主宰するNorma Bluレーベルの作品から選曲したコンピレーション・アルバム。青木カレンのヴォーカル曲も含む、ラテン・テイストも織り込んだダンサブルな現在進行形ジャズが楽しめる。
現在進行形のイタリアン・ジャズを世に広めるべく作られたNorma Blu。野崎良太、須永辰緒に続くコンピ第3弾は小林径。フロア映えする「トレヴィズ・テーマ」や「エンプティ・フェイシズ」、ラテンの匂い香る「スピーク・ロウ」や「サンバタイム」、ストレートアヘッドな「ユー・モアン」など、選曲は多彩。立っても座っても、一人でも大勢でも聴けるアルバムだ。
通算9枚目で、日本では2010年初となるシングル。ライトなポップ・バラード「ONE LOVE〜笑顔であふれるように〜」、アダルト路線のバラード「覚めない夢」とまさにバラードづくしの一作。ナイーヴな彼のヴォーカルがロマンティックなムードを演出しているだけに、ファン必聴のシングル企画といえるだろう。
CX系ドラマ『素直になれなくて』の主題歌は、どこか憂いのある淋しげなヴォーカルと、ピアノの旋律が美しく哀しげなメロディが非常に印象的。本作はマキシ・シングルであり他の曲もマイナー調であるものの、彼女の個性がきちんと出ており、ハートと“艶”をとても感じさせる歌い手だ。
「WE ARE HERE」「promenade」は作詞・作曲・歌・演奏でコラボレーションを行ない、録音とミックスは内田直之が担当した。パンク/ハードコアがかった洒落たミクスチャー・サウンドに仕上げ、ヴォーカルも絶妙にシェアして相性抜群。「Nervous Breakdown」「Speculation」は各々がお互いの曲をカヴァーし合い、ともに自分たちの持ち曲みたいな“リメイク”だ。
昨今のガールズ・グループ黎明期に舞い降りた5人組のセカンド・シングル。ミディアム・テンポのはつらつとしたメロディに、軽やかでソフトなディスコティック・ビートを入れ込んで、あどけないユニゾンの歌声が微笑ましいカラフル・ポップス。ミックス違いはディスコ色を強くした本気のダンス・チューン。