2010年6月2日発売
一曲ごとに色彩豊かで丁寧に作り込まれたサウンドが見事な、“人が呼ぶ曲、曲が呼ぶ人”をコンセプトにまとめた14曲。曲と人、曲と楽器などいくつものつながりを重視して出来上がったアルバムだが、完璧に谷村新司色に染め上げられた作品だけに、好みは聴き手それぞれか。
今や夏の風物詩となった彼らの51枚目のシングル。グループ・サウンズ的な切り口によるアレンジをモチーフにした60's感覚満点のサマー・ソング。江ノ島や湘南など、彼らと縁の深い地名を歌詞に取り入れた、御当地ソング的なアイディアもユニークさを際立たせている。
ジブリ・レゲエ、ジブリ・ジャズに続くジブリ・カヴァーはジブリ・サンバ。女性ヴォーカリスト、SONOROUSと元エレクトリンクの木恵つよしからなるサンビスタ・ジービーエルの歌と演奏は、サンバというよりもボサ・ノヴァ寄りの本気ラウンジ・ミュージックで、聴きごたえ十分!
ホームレス・シンガーとして話題を集めた彼だが、本作は、大ヒットしたデビュー・アルバムに新たに5曲追加した“完全盤”とも言える作品だ。Krys IvoryやMYAらを迎えた追加曲は、彼のこれまでの作品性同様“美メロ”であり、全体のバランスを崩すことなく上手く収まっている。
千葉県出身の三人組ロック・バンドによるデビュー・シングル。「コンプリケイション」はアニメ『デュラララ!!』のオープニング・テーマ。聴き手の感情を否応なしに激しく揺さぶるグッド・メロディを、グルーヴに乗った一体感のある演奏がドラマティックに彩る。定期的に渋谷で開催している自主イベントが毎回超満員というのも納得。
92年に4ピース・バンドとして結成、2002年から竹内里恵のソロ・プロジェクトとなったルミナス・オレンジのアルバム。河野岳人や柳川勝哉、西浦謙助に加え、アヒト・イナザワとクリストファー・マグワイアもドラムで参加。淡さと激しさと甘さと哀しさと静けさ、それらすべてを一度に味わわせてくれる稀有な音楽がここに。
前作『DAYS』から約2年半ぶりとなるサード・アルバム。女性ツイン・ヴォーカルによる浮遊感たっぷりのメロディ&ハーモニーと、ネオアコやフォーク・ミュージック、エレクトロニカまでをも通過したようなバンド・アレンジが心地良く響き合う。時に激しくディストーションするギターもツボ。
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