2010年7月21日発売
前身バンドを含めるとすでに8年のキャリアがある、福岡出身のメロディック・ハードコア4人組の初フル。シンガロングなメロディと、ライヴで叩き上げたアグレッシヴなバンド・ダイナミズムを武器として無骨に疾走するさまは、痛快のひと言。逆に「He came back from London.」でのナイーヴでポップな側面が、新鮮に映る。
アメリカやキューバの各音楽誌やラジオで称賛を浴びた、札幌市在住の空間演出家によるデビュー・アルバム(本作は2枚同時リリースのうちの一枚)。MySpaceのインディーズ・エレクトロニカ・ランキングでも3位にランクインするなど話題の一枚だが、無国籍民族電子音楽とでも言うべき才気あふれるサウンドが印象的。
北海道札幌在住の空間演出家/作曲家/演出家の国内デビュー作。MySpaceを通じてヨーロッパを中心に高い評価を得ているという彼の音楽は、目を瞑って聴いているとさまざまな情景が浮かぶような幻想的なエレクトロニカ・ミュージックで、その表現力の高さには他にはない個性がある。
ジャズ界のみならず現役ミュージシャンの中でも最重要人物の一人であるハービー・ハンコックにしか成し得ない壮大なプロジェクト。ビートルズ、ディラン、ボブ・マーリー等のカヴァーを、多彩な人選でレコーディング。
90年代のスウェディッシュ・ポップ・ムーヴメントを担ったシンガー、メイヤによるジブリ・カヴァー集。2010年7月公開の映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌をはじめ、名曲の数々をみずみずしい歌声でカヴァーしている。
フレンチ・ポップ・シンガー、クレモンティーヌによるボッサ・カヴァー作。“親子で楽しめるナンバー”をテーマに、『サザエさん』や『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』など、言わずと知れた国民的アニメの楽曲を歌い上げている。
米国ブルックリン出身のロック・ユニット、MGMTの2ndアルバムにボーナス・トラックなどを追加収録した日本独自企画盤。PVやライヴ、リミックス音源で、ポップ・アイコンと謳われる彼らの魅力を再確認できる。
R&Bの大ベテランにして女傑が、英国ロックの“スタンダード”を完全に自家薬籠化。ムーディ・ブルースの「サテンの夜」までが、「元はゴスペルだったんじゃ」と思えるくらい、ディープな感情吐露へと生まれ変わっている。“歌”とは誰のものなのか。そう問題提起しているのがすごい。★
2010年のSUMMER SONIC出演を記念した来日記念EP。抜群のポップ・センスが弾ける新曲に加え、デビュー作からのリミックス楽曲も収録。レゲエやボサ・ノヴァ感もある夏にぴったりの仕上がりだ。
80年代を代表するAORバンド、エア・サプライのベスト・アルバム。彼らのヒット曲から名バラードばかりを集めたもので、往年の“ペパーミント・サウンド”が堪能できる。美しいハイトーン・ヴォイスも魅力的だ。
精力的な活動で知名度を高めるシンガー・ソングライター、JASMINEの満を持しての1stアルバム。連続ヒットとなった「sad to say」「No More」などを収録、その実力が遺憾なく発揮された仕上がりに。