2010年7月発売
英国のレジェンド・ブルース・ギタリストに捧げられた95年制作の2枚組トリビュート。同世代組のロリー・ギャラガー、ハーヴィー・マンデル、イアン・アンダーソンから、直弟子のスノーウィー・ホワイト、ビリー・シーンら、参加者も豪華で、初期フリートウッド・マックの名曲を中心に聴かせる熱い演奏は圧巻。
2001年に他界した伝説のブルース・ギタリスト、ジョン・リー・フッカーのトリビュート・アルバム。ジェフ・ベック、ジャック・ブルース、ゲイリー・ムーア、ピーター・グリーン、ミック・テイラーら英国人のビッグ・ネームが参加。存在感あふれるブルース・プレイはどれも圧巻だ。
1950〜60年代の英国ブルース・シーンに多大な貢献をしたシリル・デイヴィスを讃え、感謝を捧げる意味で制作された97年発表のトリビュート盤が日本初発売。英国ブルースを支えてきた豪華なメンバーが集結し、ブルースの名曲をプレイ。年季と気合いの入った歌と演奏に親父世代は感涙必至。
藤井敬之(vo,g)と大久保剛(b)の二人によるバンドの移籍第1弾ミニ・アルバム。懐かしさと優しさの詰まった珠玉のメロディと日本語を大事にした歌詞の世界は健在で、日本テレビ系『ダウンタウンDX』のエンディング・テーマ曲の「夏色の風」など耳なじみのある曲が続く。切ないヴォーカルが心に響く。
全世界で愛されるビートルズの楽曲をラウンジ風に仕立てたミックスCD。「ラヴ・ミー・ドゥ」「ヘルプ」「イエスタデイ」など、ヒット曲のよりおいしいところだけがメドレー形式で堪能できる。ライフスタイルのあらゆる場面で重宝しそうな一枚だ。
世界的楽器メーカー、KORGがバックアップする女性二人組ユニットのデビュー・シングル。パーカッション・シンセ、WAVEDRUMを手に、ツイン・ヴォーカル&ビート・ヒッティングという演奏スタイルで、キュートかつエレクトロなサウンドを展開。
九州のヒップホップ界で熱狂的な支持を得ているラッパー、ZANG HAOZI(ザン・ハオズィ)のアルバム。AK-69、BIG RON、HOKTなどなど、数多くの有名ラッパーたちの客演も魅力だが、それ以上に、使い古された言葉たちが臨場感を持って響くところに魂が痺れた。それもリアルゆえ!?
アリエル・ピンクを中心とするロサンゼルスの4人組が、イギリスの著名レーベル“4AD”と契約しての第1弾アルバム。何よりも特徴的なのは70年代の実験的ロック/ポップスを思わせるサウンドと楽曲。時間軸を錯覚しそうになるが、そのアーティスティックな感性には濃密な中毒性がある。★
UKはサウス・ロンドン出身の女性R&Bシンガー、ロックスのデビュー・アルバム。5歳の頃からシンガーとして活動する実力派で、デビュー前からすでに話題沸騰。キュートなルックスからは想像できないパワフルな歌声が印象的だ。