2010年9月15日発売
2000年に加山雄三のレコード・デビュー40周年を記念して、ロンドンのアビーロード・スタジオでリマスタリング発表された名盤ヒット曲集が、今回はBlu-spec CDで復活。この一枚を流すだけでラジオ番組ができる名曲の数々を収録。ごく自然な流れを感じさせる大胆なポップスの嚆矢だったと実感する。
これまでに発表した楽曲の中からスタンダード・ナンバーをピックアップし、デジタル・リマスターで再構成した2枚組。ジャズ、ポップス、ロック、フォークなど多彩なジャンルからの名曲を通して、スケール感にあふれたヴォーカリスト・加山雄三の大らかな魅力にたっぷりと浸ることができる。
「ブラック・サンド・ビーチ」からノーキー・エドワーズ共演の「WANNA BE CHET」まで2枚組全30曲、デジタル・リマスターでエレキの若大将の指技がこれでもかの大活躍。シンプルな編成のバンド・サウンドこそエレキ・ギターの魅力を最大限に引き出した秘密だった、と再確認させられた。
アニソンとユーロビートの親和性を前作の『〜School Edition』で示してくれた音楽制作集団“秋葉工房”が、今回も全曲プロデュース。歌って踊れる“燃え系”人気ロボット・アニメの楽曲をセレクト。花たん、うさといったニコニコ動画で注目の歌い手も参加し、躍動感のあるヴォーカルを聴かせてくれる。
新メンバー・田島航を迎え、よりパワー・アップしたクロワニ初のライヴ・アルバム。激しく心揺さぶられるのは、猛々しい暴君風でありながら超スタイリッシュなフロントマン・富家イチロウの重低音ヴォーカル。2010年の現在に、ロックってこういう音だと認識させる説得力とパフォーマンス力を感じさせる骨太盤。
『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』に続く、2010年9月発表のヴォーカロイド・コンピ。「Just Be Friends(Dixie Flatline feat.巡音ルカ)」などを収録。
トランス・カヴァーを収めるコンピ・アルバム『ウマウマできるトランスを作ってみた』の第9弾。動画共有サイトにて爆発的に再生されている話題曲や、中毒度満点の人気アニメ主題歌などをフィーチャー。興奮の仕上がりとなっている。
近年は舞台女優としても活躍する安倍なつみ。1年9ヵ月ぶりに発表するシングルは、舞台での経験も反映されたのか、言葉の一つひとつを彼女自身の素直な気持ちとして歌い上げる。優しい歌声には癒しのオーラも漂う。2曲とも岡村孝子によるナンバーで、カップリングは岡村のカヴァー。
OAKライヴ録音シリーズ7期目の完結編となる本作は、室内オケ編成でありながら、優秀な管楽セクションも有することのデモの趣。名門ギャルドの第9代楽長を務めたブトリーによるオケの委嘱作品を、須川が野太いサウンドで初演した演奏会の貴重なライヴを中心に、小粋な選曲のディスクだ。
インバルがテルデックに残した、高い評価を得たブルックナーの全集。響きの透明度が高く、その緻密な演奏はブルックナー演奏に一石を投じた。インバルらしい細部へのこだわりは、ファンには興味深いだろう。
制作・出演
セリーヌ・ディオン / デイヴィッド・フォスター / ナタリー・コール&ナット・キング・コール / ピーター・セテラ / ホイットニー・ヒューストン / マイケル・ジャクソン / マドンナ / 松田聖子~大好きだったバラードを聴いた。また君を好きになった。~ デイヴィッド・フォスターだから実現した豪華アーティスト/豪華楽曲を一挙に収録! 彼の足跡はそのままラブ・ソングの大ヒットの歴史であり、私達のBGM集である。
難病を乗り越えたフィル・コリンズによる、8年ぶりのスタジオ・アルバム。彼が敬愛するモータウン・サウンドを、モータウンの伝説的セッションマン、ファンクブラザーズの演奏とともにじっくりと聴かせてくれる。