2011年12月14日発売
カナダ出身の女性ヴォーカリスト、ソフィー・ミルマンの日本デビュー・アルバム。弱冠22歳ながら、ホリー・コール、ダイアナ・クラールに続くカナダの新星として注目される期待作だ。
過去5作から選曲し、未発表の4曲を加えた初のベスト・アルバム。自らの表現スタイルをもっているうえに声そのものが魅力的で、スタンダードやバカラック・ソングなど多くのシンガーに歌われている曲が独特の空気感を醸す。類家心平のトランペットもいい「いつか王子様が」など未発表曲も充実。
セルフ選曲の結成10周年ベスト。スペイン語で歌う新録曲の「アマポーラ」のしっとりとした味わいは“醸造期間”を感じさせる仕上がり。潮先郁男門下の実力派ギターの横田とユニークな歌声のShihoの最強の10年が聴ける。マーカス・ミラー参加の「ブラックアウト」は完全版を収録!
魅力的なジャズ・シンガーがまたひとり登場した。プロデューサーはギタリスト兼シンガーのジョン・ピザレリ。彼のバックアップを得てコールがエレガントにスタンダードの数々を歌う。そのスマートなセンスはジャケット写真のイメージとぴったりだ。
自作曲中心のアルバムでデビューしたシンガーがスタンダードやポップ系の名曲を歌った2008年の第2作。ピアノ・トリオをバックに穏やかな空気感を醸し、声の魅力をアピールする「青い影」、繊細かつ艶やかな表現が確かな技術を伝える「フィーヴァー」、気怠さが心地よい「ゴット・ブレス・ザ・チャイルド」など粒揃い。キンクスのカヴァー「マイ・レインボー・レース」の粘っこさもいい。
制作・出演
JimFerguson / MarkSchneider / MattTreder / RickChundacoff / ジャック・ジェズロ / デイル・ブラッドリー / ブライアン・ウェスト / ヘイリー・ロレンスタジオ録音の3作目となる2010年作。ジョビンの「3月の水」を英語とポルトガル語で、ピアフの「バラ色の人生」をフランス語で歌いつつスタンダードの「バイ・バイ・ブラックバード」や「イン・ア・センチメンタル・ムード」と整合感をもたせるのはシンガーとしての実力と声の魅力ゆえ。弾むように歌うスティーヴィー・ワンダーの「輝く太陽」、哀愁漂うオリジナルのボッサ「サースティ」なども表現者としての多彩さを伝える。
ヤンキーに支持されてきた25曲をTRT原宿ヤンキースRCなる謎のバンドがノンストップ・カヴァー。T.C.R.横浜銀蝿R.S.や嶋大輔などのほかにも、尾崎豊やTM NETWORKなども選曲されており、ヤンキーご用達ナンバーというよりも80年代ロック・メドレーといった感もあり、懐かしさたっぷり。
制作・出演
AkioYokota / GoNakazawa / IkuoShiosaki / MegumuSaitoh / MidorikoIida / Shiho / YoshinobuKojima / フライド・プライドジャンルを横断するジャズ・ユニット、フライド・プライドの2011年発表のアルバム。意外にも正面切ってジャズに取り組んだ初の作品であり、スタンダードと言える楽曲を中心に構成。10年以上のキャリアも納得の一枚だ。
制作・出演
CalebSpeir / ChanceHoward / GeorgePajon / JanvanDuikeren / PrintzBoard / Tim“Izo"Orindgreff / UlcoBed / キャンディ・ダルファー最高の音で楽しむために!