2011年1月発売
ザ・ディジーズ・オヴ・セント・ヴァイタスザ・ディジーズ・オヴ・セント・ヴァイタス
フィンランド出身のデス/スラッシュ・メタル・バンド、デッド・シェイプ・フィギュアのセカンド・アルバム。アグレッシヴなサウンド中に突如挟み込まれる美しいサウンドなど、多彩な魅力を感じる一枚。
ロー・アンド・アライブ・イン・コンサート・アット・マーリンズ・ミュージック・ボックスロー・アンド・アライブ・イン・コンサート・アット・マーリンズ・ミュージック・ボックス
LAのガレージ・サイケ・バンドのラスト作。68年にリリースされた唯一のライヴだ。オルガンがフィーチャーされ、ドアーズにも似ているが、しかし彼らならではの独自の混沌とした世界をたっぷりと披露する。そして本作でしか聴くことができない曲が6曲も含まれるのも魅力だろう。
Lingua FrancaLingua Franca
パーカッション、電気ヴァイオリン、ディジュリドゥ、シンセイサイザーを含む9人組ライヴ・バンドの4曲入り。野外フェスで映えそうな、集団即興によるグルーヴィでトランシーな演奏が続き、陶酔感と高揚感を誘う。リズムがシャープで歯切れよく、ダンス・ミュージックとしての機能性も高い。
エブリバディーズ・ソング・バット・マイ・オウンエブリバディーズ・ソング・バット・マイ・オウン
一時は昏睡状態にまで陥ったF.ハーシュ、懸命のリハビリからついにヴィーナスで完全復活。シンプルでありながらも美しく詩的な響きが心に残る。あらゆるアプローチでプレイを追求した彼の感性がどのトラックにも息づいている。奥の深いアーティストであることを再認識させる一枚である。