2012年1月18日発売
シューベルト:ドイツ語歌曲全集(38CD) ツィーザク、トレケル、ホルツマイアー、ほか シューベルトが残したドイツ語歌曲は650を超え、テキストとして使用された詩の作者も115人という膨大な数にのぼります。 ナクソス・レーベルが力を入れて取り組んだ当全集は、シューベルトの自筆譜を用いたベーレンライター版の新全集によっており、最新の研究成果が反映されているという点でも注目される内容となっています。 このシリーズでは、膨大な歌曲の数々を、歌詞の作者で分類するという方針でリリースがおこなわれてきましたが、実際に全集が完成して各巻を眺めてみると、シンプルで明快な分け方ということで、鑑賞の際にもたいへん便利な構成になっていると思えます。 シリーズ全体の芸術監督はピアニストのウルリッヒ・アイゼンロール(アイゼンローア)が務め、選曲のほかブックレットでの解説なども担当。歌手陣は有名歌手から若手まで多彩な人選ですが、ドイツ語がネイティヴという前提条件は一貫しています。(HMV) 【収録情報】 1.第5集:8.554664-美しき水車屋の娘 2.第1集:8.554771-冬の旅 3.第2集:8.554663-白鳥の歌 4.第3集:8.554665-ゲーテの詩による歌曲集第1集 5.第13集:8.554666-ゲーテの詩による歌曲集第2集 6.第16集:8.554667-ゲーテの詩による歌曲集第3集 7.第6集:8.554740-シラーの詩による歌曲集第1集 8.第8集:8.554741-シラーの詩による歌曲集第2集 9.第18集:8557369-70-シラーの詩による歌曲集第3&4集 10.第4集:8.554738-マイヤホーファーの詩による歌曲集第1集 11.第12集:8.554739-マイヤホーファーの詩による歌曲集第1集 12.第9集:8.554799-友人たち 第1集 13.第15集:8.557171-友人たち 第2集 14.第28集:8.557567-友人たち 第3集 15.第7集:8.554795-ヨーロッパの詩人第1集 16.第14集:8.557026-27-ヨーロッパの詩人第2集 17.第19集:8.557371-72-感傷主義の詩人第1&2集 18.第20集:8.557568-感傷主義の詩人第3集 19.第21集:8.557569-感傷主義の詩人第 4集 20.第22集:8.557373-感傷主義の詩人第 5集 21.第33集:8.570480-感傷主義の詩人第6集 22.第31集:8.572036-疾風怒濤の詩人 23.第29集:8.570838-その他の詩人たち 24.第11集:8.555780-北ドイツの詩人たち 25.第24集:8.554797-ロマン派の詩人たち第1集 26.第25集:8.557831-ロマン派の詩人たち第2集 27.第26集:8.557832-ロマン派の詩人たち第3集 28.第27集:8.570067-ロマン派の詩人たち第4集 29.第10集:8.554796-オーストリアの詩人たち第1集 30.第17集:8.557172-オーストリアの詩人たち第2集 31.第23集:8.557833-オーストリアの詩人たち第3集 32.第35集:8.572322-希少作品、断片、異稿版 33.第32集:8.570961-パート・ソング第1集 34.第33集:8.570962-パート・ソング第2集 35.第34集:8.572110-パート・ソング第3集 Powered by HMV
北ドイツのオルガン作品集第8集 ゲオルク・ベーム:オルガン作品全集(2SACD) ドイツ、テューリンゲン地方のリューネブルク、聖ヨハン教会でオルガン奏者を務めていたゲオルク・ベームの作品全集です。この地には1700年に若きJ.S.バッハが訪れたことでも知られ、ベームがバッハの師匠であるという説もあるのですが、資料的に裏付けるものは見当たらないようです。しかし、バッハより24歳年長であったベームは、街に現れた「若き才能」の存在に気が付いていたでしょうし、もちろんバッハはベームの作品から大いなる影響を受けたことでしょう。 ベームのオルガン作品は、ほとんどがコラールのメロディに基づいたものですが、入念に書かれた音楽は、ブクステフーデの華やかさと共通するものもあり、とても聴きごたえのあるものです。バッハ以前にも凄い人がたくさんいたということを実感させてくれる、目からうろこの2枚組、素晴らしい録音で存分にお楽しみください。(cpo) 【収録情報】 SACD1 ゲオルク・ベーム: ・前奏曲ハ長調 ・ああ、いかにはかなき、いかに空しき ・いと高きところの神にのみ栄光あれ ・愛するわが神にかけて ・主よ深き淵の底より ・キリストよ、汝は日にして光なり ・キリストは死の縄目につながれたり ・キリストをわれらさやけく頌め讃うべし ・主よ、みことばもて我らを守りたまえ ・カプリッチョ ニ長調 ・前奏曲ト短調 ・前奏曲ニ長調 ・前奏曲ヘ長調 ・メヌエット ト長調 SACD2 ・前奏曲ニ短調 ・装いせよ、おお、魂よ ・賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ ・主イエス・キリストよ、我らを顧みたまえ ・イエスよ、汝はあまりに美しく ・今ぞわれら聖霊に願いたてまつる ・天にましますわれらの父よ ・高き御空よりわれは来れり ・尊き御神の統べしらすままにまつろい ・前奏曲イ短調 フリードヘルム・フランメ(デューダスタット、聖キュリアクス大聖堂のクロイツブルク・オルガン) 録音時期:2009年 録音方式:デジタル SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV
ヴァンハル:交響曲集 グリフィス&カメラータ・シュヴァイツ ウィーンで活躍した古典派の作曲家ヴァンハル(チェコ名はヴァニュハル)は、少なくとも77曲の交響曲と60曲のソロのための協奏曲を書いたことで知られています。早いうちから才能を開花させ、多くの作品を創り上げて順風満帆の人生を送るかに見えたのですが、40歳近くの時に生じた金銭トラブルが元で、作曲を止めてしまい、その際、自筆譜をほとんど破棄してしまったため、現在に至るまで彼の作品の全貌を知ることはできていません。 彼の作品は、古典派の端正な作風を持つものから、疾風怒濤の精神を反映したベートーヴェンばりの激しいものまで、本当に多彩であり、かつユニークなもので、このグリフィスの演奏は、そんな特筆を前面に押し出しています。隠れた名作としてファンの多い作曲家だけに、続編のリリースも期待したいところです。(cpo) 【収録情報】 ヴァンハル: ・交響曲ハ長調 Bryan C9 ・チェロ協奏曲ハ長調 Weinmann IId:C1 ・交響曲ホ短調 Bryan e2 イシュトヴァーン・ヴァールダイ(チェロ) カメラータ・シュヴァイツ ハワード・グリフィス(指揮) 録音時期:2010年 録音方式:デジタル Powered by HMV
オスカー・シュトラウス:『陽気なニーベルンゲン』 ワルツ王そしてオペレッタ王、J.シュトラウス2世がこの世を去ったのは1899年の時でした。しかし彼がなくなっても、オペレッタの黄金時代が終わることはありませんでした。ウィーンの市民たちは、洒落た会話とパロディが横溢するこのジャンルをこよなく愛していたので、数多くの作曲家たちが、上質の演目を供給することに心を注いだのです。このオスカー・シュトラウスもそんな作曲家の一人です。 彼は、あのワーグナーの大作『ニーベルングの指輪』を、見事な風刺劇に作り替えました。もともと権力と欲望に塗れたオペラではありましたが、こちらのシュトラウス版は、その傾向に更に拍車がかかっています。1時間かけて「とりあえずお金さえあれば物事は丸く収まる」と歌っている(?)という、何とも頷ける作品であります。(Capriccio) 【収録情報】 ・オスカー・シュトラウス:喜歌劇『陽気なニーベルンゲン』全曲 グンター:マルティン・ガントナー(バリトン) ウーテ:ダフネ・エバンゲラトス(メゾ・ソプラノ) ダンクヴァルト:ゲルト・グロコウスキ(バリトン) フォルカー:ハインツ・ハイドブヒェル(テノール) ギゼルハー:ガブリエーレ・ヘンケル(ソプラノ) クリームヒルト:リサ・グリフィス(ソプラノ) ハーゲン:ヨーゼフ・オッテン(バス)、他 ケルン放送合唱団 ケルン放送管弦楽団 ジークフリート・ケーラー(指揮) 録音時期:1995年 録音方式:デジタル C10752の再発盤 Disc1 1 : Ouvert re 2 : Act 1. No. 1. Ensemble. Er sieht so miesepetrig aus 3 : Act 1. No. 1a. Ballade. Da wuchs in Isenlande 4 : Act 1. No. 1b. Da musst nicht so romantisch sein 5 : Act 1. No. 2. Romanze & Ensemble. Einst tr umte Kriemhilden 6 : Act 1. No. 3. Entr e-Lied. Ich bracht's auf dem Gymnasium 7 : Act 1. No. 4. Lied & Ensemble. Einst hatte ich Geld und Gut 8 : Act 1. No. 5. Duett & Ensemble. Hei, gn diges Fr ulein, habe die Ehre! 9 : Act 1. No. 6. Finale. Kreuz-Millionen-Donnerwetter! 10 : Act 1. Finale. No. 6. Heil, K nig Gunther! 11 : Act 1. Finale. No. 6c. Hymne. Recken von Alt-Burgund 12 : Act 2. No. 7. Ensemble & Chor. Ach, war das 'ne sch ne Hochzeit! 13 : Act 2. No. 8. Duett. Jetzt, wo die Nacht zur s en Ruhe ladet 14 : Act 2. No. 9. Terzett & Ensemble. Brunhilde, mach auf! 15 : Act 2. No. 10. Finale. Ach! Hagen, thu mir den einz'gen Gefallen 16 : Act 3. No. 12. Reigen. Nun so lasst uns denn Siegfried ermorden 17 : Act 3. No. 13a. Introduktion und Couplet. Ich hab' ein Bad genommen 18 : Act 3. No. 14. Duett. Sie sieht so miesepetrig aus 19 : Act 3. No. 15. Schlussgesang. Er hat verletzt Brunhilde Powered by HMV
ブラームス交響曲第2番、悲劇的序曲 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル 一連のブルックナー・アルバムで見事な成果を披露し続けているシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのコンビによるブラームス・シリーズ第2弾。 今回のアルバムには、抒情的な美感の表現が期待される交響曲第2番と、対照的に峻烈な音楽がふさわしい『悲劇的序曲』という好対照な内容の2作品を収録しています。 プロデューサーはおなじみのイェンス・シューネマンですが、エンジニアには、ギュンター・ヴァントの信頼も篤かったクリスティアン・フェルトゲンを起用。 アルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声(2.0)、SACDのマルチチャンネル音声(5.0)という3つの音声が収録されています。直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。(HMV) 【収録情報】 ブラームス: ・交響曲第2番ニ長調 Op.73 ・悲劇的序曲 Op.81 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 シモーネ・ヤング(指揮) 録音時期:2008年3月(Op.73)、2010年1月(Op.81) 録音場所:ハンブルク、ライスハレ 録音方式:デジタル(ライヴ) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND Recording Producer, Editing, 5.0 Surround Mix & Mastering: Jens Schunemann Recording Engineer: Christian Feldgen SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios 【プロフィール】 ドイツの音楽雑誌「Opernwelt(オーパーンヴェルト、オペラの世界)」で、2006年度の年間最優秀指揮者賞を受賞し、ウィーン・フィルを指揮した初の女性指揮者でもあるシモーネ(シモーン)・ヤングは、1961年3月2日、オーストラリアのシドニーに生まれ、そこでピアノと作曲を学びました。貝殻を形どった外観で名高いシドニー・オペラ(ハウス)でアシスタントを務めていた1985年、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たしました。 その後奨学金を得てヨーロッパに留学、ケルン市歌劇場でコレペティ、アシスタント、専属指揮者を務め、パリではダニエル・バレンボイムのアシスタントとしてパトリス・シェローの演出による伝説的なベルク『ヴォツェック』の上演にも携わり、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』のアシスタントなどもこなしてその実力を蓄えていきます。 1993年から1995年まで、ベルリン州立歌劇場の専属指揮者を務めるとともに、その間に世界各地の名門歌劇場に客演して短期間のうちに名声を築き上げました。それには1993年、ウィーン国立歌劇場での『ラ・ボエーム』公演で、女性として初めて歌劇場管弦楽団を指揮したこと、パリ・バスティーユ・オペラ、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ、フィレンツェ五月祭、バイエルンとハンブルクの州立歌劇場が含まれます。 また、コンサート指揮者としてもシュターツカペレ・ベルリン、ミュンヘン・フィル、ハンブルク・フィル、ニューヨーク・フィルなどの指揮台に招かれていますが、1997年には、ウィーン・フィルを2005年11月、ウィーン楽友協会で156年の歴史上はじめて振ったことでも世界的な話題になりました。1999年から2002年までベルゲン・フィルの首席指揮者、2001年から2003年までシドニーとメルボルンのオーストラリア・オペラの首席指揮者兼芸術監督を務め、2005年からハンブルク州立歌劇場のインテンダント兼フィルハーモニーの音楽総監督(GMD)に就任し、精力的な活動を繰り広げています。 わが国でも1997年と2003年にNHK交響楽団に客演指揮して、好評を博しています。また2006年にはハンブルク高等音楽演劇院の教授に就任し、後進の指導にもあたっています。 Powered by HMV
フリーデリケ・シュタルクロフ/モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 1990年ケムニッツで生まれたシュタルクロフ、5歳からヴァイオリンを始め、プフリューガー財団から奨学金を得て、W.マルシュナーとA.マシューからヴァイオリンを学び、そのまま現在に至ります。1998年に「若き音楽家」のコンクールで1等賞を得たのを皮切りに、ソロ、室内楽を含めて数多くの賞を獲得。2005年に「Miroslaw Lawrynowicz国際ヴァイオリン・コンクール」や、第10回シュポア国際コンクールなど様々なコンクールで彼女の姿を見ることができます。 彼女の演奏は、巧みなフレージングと美しい音色が特徴。もちろん、ぐいぐい押すところのパワーは底知れず。変幻自在なモーツァルトの音楽を軽くいなしているところは、まさに未来の大器です。(OEHMS) 【収録情報】 ・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377 (374e) ・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454 ・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526 ・モーツァルト/クライスラー編:『ハフナー・セレナーデ』より「ロンド・アレグレット」 フリーデリケ・シュタルクロフ(ヴァイオリン) ホセ・ガラルド(ピアノ) 録音時期:2011年2月18-20日 録音場所:アウグスブルク大学、コンチェルトザール Recording Producer, Editing & Mastering: Bernd Hanke Audio-Video-Aktuell Klaviertechnik: Helmut Troendle Powered by HMV
ワーグナー『ワルキューレ』全曲(4CD) ヴァイグレ&フランクフルト歌劇場 ヴァイグレ&フランクフルトによる『指環』シリーズ第2弾『ワルキューレ』は、歌手陣に話題の名前が見られる注目盤。 ブリュンヒルデ役には日本でのワーグナー演奏でもおなじみとなったイギリスのドラマティック・ソプラノ、スーザン・ブロックが起用され、ジークリンデとジークムント役はオランダのエーファ・マリア・ウェストブロークとフランク・ファン・アーケン夫妻が受け持ち、フンディング役にはエストニアのバス歌手、ヴォータン役には、ノルウェーのテリエ・ステンスフォルト(ステーンスヴォル)がキャスティングされています。 つまりドイツの歌劇場での上演ながら、主役級にはドイツ人が一人もいないという国際的な陣容となっており、これを1961年ベルリン生まれのドイツ人指揮者、ゼバスティアン・ヴァイグレが統率するという演奏です。 ヴァイグレは本場バイロイトでの『マイスタージンガー』で、機敏で見通しの良いスタイルにより、ワーグナーの書法の巧みさを証明して見せていましたが、今回も、本来は情報量の多い作品である『ワルキューレ』ということで、クセのない歌手たちによる歌唱と、ヴァイグレのもたらすバランス感覚によって構築された管弦楽との絡みが大いに注目されるところです。(HMV) 【収録情報】 ・ワーグナー:『ニーベルングの指輪』:第1夜『ワルキューレ』全曲 ジークムント:フランク・ファン・アーケン(T) フンディング:アイン・アンガー(B) ヴォータン:テリエ・ステンスフォルト(B-Br) ジークリンデ:エーファ・マリア・ウェストブローク(S) ブリュンヒルデ:スーザン・ブロック(S) フリッカ:マルティナ・ダイク(Ms) ヘルムヴィゲ:クリスティアーネ・コール(S) ゲルヒルデ:アニャ・フィデリカ・ウルリッヒ(S) ジークルーネ:リサ・ヴェーデキント(Ms) グリムゲルデ:ターニャ・アリアーヌ・バウムガルトナー(A) オルトリンデ:モナ・ソム(S) ヴァルトラウテ:イヴ=モード・ヒュボー(Ms) ロスヴァイセ:モニカ・ボヒネック(Ms) シュヴェルトライテ:ベルナデット・フォドール(A) フランクフルト歌劇場管弦楽団 ゼバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 録音時期:2010年11月 録音場所:フランクフルト歌劇場 録音方式:デジタル(ライヴ) Recording Producer: Christian Wilde, Peter Tobiasch Disc1 1 : Act I Scene 1: Prelude 2 : Act I Scene 1: Wes Herd dies auch sei (Siegmund, Sieglinde) 3 : Act I Scene 1: Einen Unseligen labtest du (Siegmund, Sieglinde) 4 : Act I Scene 2: Mud' am Herd fand ich den Mann (Sieglinde, Hunding, Siegmund) 5 : Act I Scene 2: Friedmund darf ich nicht heissen (Siegmund, Hunding, Sieglinde) 6 : Act I Scene 2: Ich weiss ein wildes Geschlecht (Hunding) 7 : Act I Scene 3: Ein Schwert verhiess mir der Vater (Siegmund) 8 : Act I Scene 3: Schlafst du, Gast? (Sieglinde, Siegmund) 9 : Act I Scene 3: Wintersturme wichen dem Wonnemond (Siegmund, Sieglinde) 10 : Act I Scene 3: Siegmund heiss ich und Siegmund bin ich! (Siegmund, Sieglinde) Disc2 1 : Act II Scene 1: Prelude 2 : Act II Scene 1: Nun zaume dein Ross, reisige Maid! (Wotan, Brunnhilde) 3 : Act II Scene 1: Der alte Sturm, die alte Muh! (Wotan, Fricka) 4 : Act II Scene 1: Nichts lerntest du, wollt' ich dich lehren (Wotan, Fricka) 5 : Act II Scene 1: Was verlangst du? (Wotan, Fricka, Brunnhilde) 6 : Act II Scene 2: Schlimm, furcht' ich, schloss der Streit (Brunnhilde, Wotan) 7 : Act II Scene 2: Als junger Liebe Lust mir verblich (Wotan, Brunnhilde) 8 : Act II Scene 2: Ein andres ist's (Wotan, Brunnhilde) 9 : Act II Scene 2: O sag, Kunde! (Brunnhilde, Wotan) 10 : Act II Scene 2: So sah ich Siegvater nie (Brunnhilde) 11 : Act II Scene 3: Raste nun hier, gonne dir Ruh! (Siegmund, Sieglinde) Disc3 1 : Act II Scene 3: Wo bist du, Siegmund? (Sieglinde, Siegmund) 2 : Act II Scene 4: Siegmund! Sieh auf mich! (Brunnhilde, Siegmund) 3 : Act II Scene 4: So grusse mir Walhall (Siegmund, Brunnhilde) 4 : Act II Scene 5: Zauberfest bezahmt ein Schlaf (Siegmund, Sieglinde) 5 : Act II Scene 5: Wehwalt! Wehwalt! (Hunding, Siegmund, Sieglinde, Brunnhilde, Wotan) Disc4 1 : Act III Scene 1: Hojotoho! Hojotoho!, Ride of the Valkyries (Die Walkuren) 2 : Act III Scene 1: Wart ihr Kuhnen zu zwei? (Schwertleite, Die Walkuren) 3 : Act III Scene 1: Schutzt mich und helft in hochster Not! (Brunnhilde, Die Walkuren) 4 : Act III Scene 1: Nicht sehre dich Sorge um mich (Sieglinde, Brunnhilde, Die Walkuren) 5 : Act III Scene 1: So fliehe denn eilig (Brunnhilde, Sieglinde, Die Walkuren) 6 : Act III Scene 2: Wo ist Brunnhild', wo die Verbrecherin? (Wotan, Die Walkuren) 7 : Act III Scene 2: Hier bin ich, Vater: gebiete die Strafe! (Brunnhilde, Wotan, Die Walkuren) 8 : Act III Scene 3: War es so schmahlich, was ich verbrach (Brunnhilde, Wotan) 9 : Act III Scene 3: So tatest du, was so gern zu tun ich begehrt (Wotan, Brunnhilde) 10 : Act III Scene 3: Wohl taugte dir nicht die tor'ge Maid (Brunnhilde, Wotan) 11 : Act III Scene 3: In festen Schlaf verschliess' ich dich (Wotan, Brunnhilde) 12 : Act III Scene 3: Leb wohl, du kuhnes, herrliches Kind!, Wotan's Farewell (Wotan) 13 : Act III Scene 3: Der Augen leuchtendes Paar (Wotan) 14 : Act III Scene 3: Loge, hor'! Lausche hieher! (Wotan) Powered by HMV
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