2012年10月発売
制作・出演
EmiGoto / KatsujiMorioka / KazunoriKoga / KenMiyamoto / SatoshiSugiyama / TakuyaSakazaki / TomohideKinugasa / 遠藤真理子ジョスカン・デ・プレ:詩篇によるモテット集 既発の『アヴェ・マリア・ステラ』(777590)で、その素晴らしい演奏が古楽好きの心に火をつけたコルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス。前作はマリア崇拝のモテット集でしたが、今回はジョスカンの詩篇モテットの登場です。 旧約聖書におさめられた150編の神への賛美の言葉である詩篇は、キリスト教の典礼の聖務日課で使われるテキストであり、全てに祈りの心が宿っています。ルネサンス期におけるモテットの中でも、とりわけジョスカンの作品は、心の奥深くまで入り込み静かな感動を誘うものです。今作でも、たった8人のメンバーによる安定した歌唱が楽しめます。究極の祈りと癒しの音楽としてもオススメです。(cpo) 【収録情報】 ジョスカン・デ・プレ: ・深き淵より(詩篇129番) ・イスラエルはエジプトを(詩篇113) ・主よ、立腹して(詩篇37) ・我をあわれみたまえ(詩篇50) ・お言葉を思い出し(詩篇118) ・彼、われに願わば(詩篇90) ・主の愛を永遠にうたおう ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス フランツ・ヴィツハム(ディスカントーカウンターテナー) アレックス・ポッター(ディスカントーカウンターテナー) テリー・ウェイ(テノールーアルト) ベルント=O・フレーリヒ(テノール) トム・フィリップス(テノール) ハリー・ファン・ベルネ(テノール) ウルフリート・シュターベル(バス) イェッレ・ドライアー(バス) マンフレード・コルデス(指揮) 録音時期:2009年 録音方式:ステレオ(デジタル) Disc1 1 : De Profundis (PS. 129) 2 : In Exitu Israel in Egypto (PS. 113) 3 : Domine, Ne in Furore (PS. 37) 4 : Miserere Mei Deo (PS. 50) 5 : Memor Esto Verbis Tui (PS. 118) 6 : Qui Habitat in Adjutorio (PS. 90) 7 : Misericordias Domini Powered by HMV
レーガー:ヴァイオリン協奏曲、アリア ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン) ウルフ・シルマー&ミュンヘン放送管弦楽団 演奏時間約1時間という規模の大きさと、どこかブラームスを思わせる、しぶいながらも堂々とした旋律を持つ作品。 ときに分厚くオルガンのように重厚に響き渡るオーケストラは、音量が大きくなりがちなこともあってか、ソリストにとって大変な存在なようで、これまでにすでに室内オケ伴奏に編曲したヴァージョンも出ているほど。 しかし、セッション録音であれば、そうしたバランス上の問題も解決可能なので、もっと録音の数があっても良さそうなものですが、残念ながらその数はまだまだ少ないのが実情です。 かつてリリースされたものには、モノラルで音の悪いクーレンカンプ盤のほか、初のセッション録音(?)となった1970年代ステレオ録音の塩川悠子&クロス盤(未CD化)に、1978年録音のラウテンバッハー&ヴィッヒ盤(廃盤)、1981年録音のシェルツァー&ブロムシュテット盤、1990年録音のパイネマン&ハウシルト盤のほか、1991年録音のフォルヒェルト&シュタイン盤(廃盤)などがありました。 以来20年も新録音が無かったところに、昨年末久々の登場となったのが、2011年録音のベッカー=ベンダー&ツァグロゼク盤で、そこに今回、同じく2011年に録音されたヴァリーン盤がリリースされることは、レーガー・ファンには非常に嬉しいリリースと言えると思います。 余白に収められた『アリア』は、どこかバッハの『G線上のアリア』を思わせる、静かな歩みの美しい小品です。(HMV) 【収録情報】 レーガー: ・ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.101 ・独奏ヴァイオリンと管弦楽のための『アリア』Op.103a-3(組曲イ短調より) ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン) ミュンヘン放送管弦楽団 ウルフ・シルマー(指揮) 録音時期:2011年 録音方式:ステレオ(デジタル) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 【ウルフ・ヴァリーン】 スウェーデン出身のヴァイオリニスト。ヴァリン、ワリンとも。近現代作品を得意とし、最近は指揮活動もおこなって、積極的に知られざる作品の紹介にもあたっています。近年のリリースでは、スウェーデンの作曲家アルゲーン[1920-90]による超巨大無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(BIS)や、オネゲルのヴァイオリン・ソナタ集(STRADIVARIUS)、シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(BIS)、ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ全集(BIS)、レーガー:ヴァイオリン作品集(CPO)、シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ集(BIS)、サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集(CPO)といったところが注目されています。 Disc1 1 : Violin Concerto Op. 101 in a Major - Ulf Wallin/Mnchner Rundfunkorchester 2 : Aria for Violin Solo & Orchestra Op. 103A, 3 (From Suite Op. 103A in A minor) - Ulf Wallin/Mnchner Rundfunkorchester Powered by HMV