音楽むすび | 2012年12月発売

2012年12月発売

リヒャルト・アイレンベルク:ワルツ、ポルカと行進曲集リヒャルト・アイレンベルク:ワルツ、ポルカと行進曲集

リヒャルト・アイレンベルク:ワルツ、ポルカと行進曲集 アイレンベルクの名前を知らなくても、名曲集などでおなじみの、あの愛らしい『森の水車』のメロディを聴けば、誰もが「ああ、あの曲ね」と手を打つこと間違いありません。1848年に生まれ、18歳で最初の作品『演奏会序曲』を作曲、その後従軍機関を経て、16年間シュテッテインの楽長を務めます。1889年からはフリーの作曲家として、舞曲や行進曲、吹奏楽など300曲以上の作品を発表し、人気を博しました。  現在では前述の『森の水車(黒い森の水車)』と『ペテルスブルクの橇の旅』がかろうじてコンサートのレパートリーに残っていますが、もっと愛聴されてもよいであろう、と思わせるチャーミングな曲ばかりです。(cpo) 【収録情報】 アイレンベルク: ・華麗なギャロップ『騎士の攻撃』 Op.133 ・サロン風小品『最初の動悸』 Op.50 ・華麗なギャロップ『ノルウェーのトナカイ郵便』 Op.314 ・牧歌『黒い森の水車』 Op.52 ・ベルサリエリの行進 Op.99 ・ワルツ『イタリアの青空の下で』 Op.257 ・ポルカ『ウィーンからベルリンへ』 Op.62 ・コサックの騎行 Op.149 ・マンドリン・セレナーデ Op.117 ・『人生と夢』序曲 Op.106 ・フランス風ポルカ『グロェックヒェンの魔法』 Op.92 ・ハインリヒ王子行進曲 Op.93 ・性格的小品『製鉄業者』 Op.167 ・ワルツをもっとどうぞ Op.110 ・ギャロップ『ペテルスブルクの橇の旅』 Op.57  ケルン放送管弦楽団  クリスティアン・シモニス(指揮)  録音時期:2010年  録音方式:ステレオ(デジタル) Disc1 1 : Crassier Attaque, Brillanter Galopp Op. 133 2 : Das Erste Herzklopfen, Salonstueck Op. 50 3 : Norwegische Rentierpost, Brillanter Galopp Op. 314 4 : Die Muehle Im Schwarzwald, Idylle Op. 52 5 : Marsch Der Bersagieri Op. 99 6 : Unter Italiens Blauem Himmel, Walzer Op. 257 7 : Von Wien Bis Berlin, Polka Op. 62 8 : Kosakenritt Op. 149 9 : Mandolinen-Serenade Op. 117 10 : Ouverture Das Leben Ein Traum Op. 106 11 : Zaubergloeckchen, Polka Francaise Op. 92 12 : Prinz Heinrich Marsch Op. 93 13 : In Der Waldschmiede, Charakterstueck Op. 167 14 : Ach Bitte Noch Einen Walzer Op. 110 15 : Petersburger Schlittenfahrt, Galopp Op. 57 Powered by HMV

イルゲンス=イェンセン:交響的作品集イルゲンス=イェンセン:交響的作品集

イルゲンス=イェンセン:交響的作品集(2CD) 例えば同世代のスウェーデンの作曲家アッテルベリの作品は、ヨーロッパでも比較的演奏される機会があるのですが、このノルウェーのルドヴィク・イルゲンス=イェンセンは自国以外ではほとんど忘れられてしまった人と言ってもよいでしょう。彼の作品は、同時代の作曲家の作品と比べるとかなり保守的であり、例えば第二次世界大戦の時期に書かれた交響曲も、きちんとした調性を持っています。また、自然とアウトドア・ライフを愛したという人だけあって、その作品の中にも自然への憧憬と深い人間哲学を垣間見ることができます。以前NAXOSレーベルからも一部の曲がリリースされていますが(8572312)、こちらはもっと多彩な音楽をお聴きいただけます。(cpo) 【収録情報】 Disc1 イルゲンス=イェンセン: ・主題と変奏 ・パルティータ・シンフォニカ ・エア ・組曲『ボールドウィン王の腕輪』 Disc2 ・交響曲ニ短調 ・ロンド・マルツィアーレ ・パッサカリア  トロンハイム交響楽団  アイヴィン・オードラン(指揮)  録音時期:2009年  録音方式:ステレオ(デジタル) Powered by HMV

フローラン・シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51/ハザーズフローラン・シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51/ハザーズ

フロラン・シュミットのピアノ五重奏曲! 吹奏楽の超難曲にして名曲『ディオニソスの祭』の作曲者であり、先にリリースされた『アントニーとクレオパトラ』と『幻影』を収録した管弦楽作品集(1C1133)のヒットが記憶に新しいフランスの作曲家フロラン・シュミット。  絶好調ティンパニがシュミットの没後50年という節目の年を記念してリリースするのは、約55分という長大な演奏時間を要するピアノ五重奏曲。全3楽章の中でも特に第2楽章(Lento)の、めまぐるしく移り変わる表情、ピアノと弦楽四重奏が織り成すメランコリックな旋律は、大編成作品の壮大で絢爛な作風とは一味違ったフロラン・シュミットの魅力を確実に感じさせてくれる逸品です。  この作品集の主役と言っても過言ではないピアニストは、パリ・エコールノルマルの教授、教育顧問を務めるフランス屈指の室内楽のスペシャリスト、クリスチャン・イヴァルディ。ロパルツの弦楽四重奏曲集を成功へと導いたスタニスラス弦楽四重奏団とのアンサンブルにより、フロラン・シュミットの知られざる一面が聴こえてきます。(東京エムプラス) フロラン・シュミット: ・ピアノ五重奏曲 (1908) ・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための『偶然』 Op.96  クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)  スタニスラス四重奏団  録音:2008年7月(デジタル) Disc1 1 : Florent Schmitt: Quintette pour piano et cordes: I. Lent et grave - Anime [20:19] 2 : II. Lent [14:09] 3 : III. Anime [21:30] 4 : Hasards: I. Exorde (D’une allure rapide) [02:32] 5 : II. Zelie-au-pied-leger (Alerte) [02:46] 6 : III. Demi-soupir (Un peu lent) [05:34] 7 : IV. Bourree-bourrasque (Impetueux) [03:48] Powered by HMV

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