2012年5月発売
レントヘン:交響曲第5番、第6番、第19番 20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘンの「合唱付き」交響曲集です。CPOファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。(CPO) 【収録情報】 レントヘン: ・交響曲第6番ハ短調『ああ神よ、私は誰に嘆くべきか』 ・交響曲第19番ハ短調『B.A.C.H』 ・交響曲第5番『死神』 コンセンサス・ヴォカリーズ オランダ交響楽団 ダヴィト・ポルセリーン(指揮) 録音時期:2008年 録音方式:デジタル Powered by HMV
レーガー:ヴァイオリン作品集 ヴァリーン、ペンティネン バッハやベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーの影響を受けながらも独自の音楽世界を築き上げたドイツ後期ロマン派の作曲家、マックス・レーガー[1873-1916]は、カトリック教徒でありながらプロテスタンの女性と結婚し、カトリック教会から破門された人物でもありました。 数多くのオルガン曲や、オーケストラ作品で知られるレーガーですが、室内楽も大量に残しており、43年という短い生涯を考えると、その創作エネルギーには驚くほかありません。 伝統的な素材を多く用いながらも、レーガーならではの高度な手法を用いることにより、重厚で奥深い味わいを醸し出すレーガーの作品は、複雑な魅力を備えた世紀末音楽として近年評価が高まりつつあります。 今回のアルバムに収められたのは、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ2曲と、ヴァイオリンとピアノのための小品2曲。 ソナタ第2番は18歳の時の作品で、ソナタ第3番は26歳のときに書かれています。どちらも若いときの作品にもかかわらず、すでにレーガー的な厚みのある響きと、甘美さを退けた諧謔的な表情が印象的な音楽に仕上がっているあたりがさすがレーガー。 組み合わせは小品2曲から構成されるOp.81。32歳のときに書かれたこの2つの曲には、「アルバムのページ」と「ロマンス」という名が付けられ、控えめな中にも美しい旋律を聴くことができます。 演奏は、シューマンやブラームス、ヒンデミット、シュニトケ、シェーンベルクなどでも高精度なアンサンブルを聴かせてきたウルフ・ヴァリーンのヴァイオリンと、ローランド・ペンティネンのピアノというスウェーデン・コンビによるものです。(HMV) 【ウルフ・ヴァリーン】 スウェーデン出身のヴァイオリニスト。ヴァリン、ワリンとも。近現代作品を得意とし、最近は指揮活動もおこなって、積極的に知られざる作品の紹介にもあたっています。近年のリリースでは、スウェーデンの作曲家アルゲーン[1920-90]による超巨大無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(BIS)や、オネゲルのヴァイオリン・ソナタ集(STRADIVARIUS)、シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(BIS)、ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ全集(BIS)、レーガー:ヴァイオリン作品集(CPO)、シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ集(BIS)、サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集(CPO)といったところが注目されています。 【収録情報】 レーガー: ・ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.3 ・ヴァイオリン・ソナタ第3番イ長調 Op.41 ・アルバムのページ Op.87-1 ・ロマンス Op.87-2 ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン) ローランド・ペンティネン(ピアノ) 録音時期:2008年 録音方式:デジタル Powered by HMV
ヒルセ:交響曲第3番 ポルセリーン&オランダ響 1881年にオランダの神学者の家庭に生まれたヤン・ファン・ヒルセは、ケルン音楽院でフランツ・ヴュルナーに作曲を師事、その後、ベルリンでフンパーディンクの元で研鑽を積み、さらに指揮の勉強も収めて、卒業後はブレーメンの劇場で指揮者として活躍してもいました。 作曲家としては後期ロマン派のスタイルで創作活動をおこなっていたヒルセは、20歳のときに書いた交響曲第1番により、ボンで「ベートーヴェンハウス賞」を受賞、1906年には交響曲第3番により、「ミヒャエル・ベーア賞」を同じくドイツで受賞しています。 ドイツが大好きだったヒルセですが、ナチス政権は大嫌いでした。オランダ占領の際にも抵抗運動に参加し、やはりレジスタンスだった息子二人をドイツ兵に殺され、ヒルセ自身も無理な活動がたたってか、1944年9月に病気のため亡くなってしまっています。 そんな気骨ある作曲家、ヒルセ若き日の代表作で、当時のドイツで高く評価された交響曲第3番は、ワーグナーのオペラにインスパイアされ、第3楽章と第5楽章にはソプラノのソロも用いられるというもの。1908年6月2日にミュンヘンで初演され、1909年3月4日にはオランダでも演奏されています。その後、ヒルセの存命中に7回演奏されていますが、楽譜が出版されなかったため、これまで歴史に埋もれていた作品でもあります。 今回、CPOからのヒルセ第2弾としてリリースされる当CDには、この交響曲第3番が収められています。指揮は第1弾と同じく近現代音楽を得意とするオランダの指揮者、ダヴィト・ポルセリーンが担当。オーケストラも第1弾と同じくオランダ交響楽団です。 なお交響曲第3番には、ドイツ語で『Erhebung』という副題が付けられていますが、これは、高揚、上昇といった意味合いの言葉となります。(HMV) 【収録情報】 ・ヒルセ:交響曲第3番ニ短調 アイレ・アソニー(ソプラノ) オランダ交響楽団 ダヴィト・ポルセリーン(指揮) 録音時期:2009年 録音方式:デジタル Disc1 1 : Langsam 2 : Leidenschaftlich Und Heftig Bewegt 3 : Sehr Langsam Und Schwermutig 4 : Lebhaft Und Sehr Kraftig, Stellenweise Im Ausdruck Eines Ubermutigen Walzers 5 : Ausserst Langsam Und Sehr Ruhig, Mit Innigster Empfindung Powered by HMV
デビューミニアルバム「OHANA」がi-Tunes 総合チャート2 位、オリコンならびにUSEN インディーズチャート1位、レコチョククラブうたウィークリーチャート1位を記録し、昨年はZUSHI FES、OTODAMA、SUNSET LIVE など数々の野外フェスで盛り上がりをみせ、東京、大阪、福岡のワンマンツアーではチケットが全てソールドアウト! 秋にリリースした1st シングル「祈り花」でメキメキと頭角を表してきた平井 大が、今年もアロハヴァイヴス全開なアルバムをリリース!未来のポップスターが今年もフェスにイベントに炸裂の予感!! アーティストについて 1991 年5 月3 日、東京都生まれの20 歳。 ギターとサーフィンが趣味の父の影響で幼少の頃より海に親しみ、3 歳の時に祖母から貰ったウクレレがきっかけで音楽に興味を持つようになり、その後ウクレレのトップ プレイヤーの演奏を目の当たりにし、驚異的なスピードでウクレレを習得。11歳の頃父が買ってくれた音楽編集ソフトを手にしてから、オリジナル作品の制作を始め、 17 歳迄ウクレレプレイヤーとして活動する。その後、徐々に作詞をするようになりソングライターとしての活動を本格的に開始。現在の形の音源はその頃から作り始めるようになり、本格的にデモ制作を始める。 印象的な耳に残る優しい歌声と歌詞、キャッチーなメロディーラインは聴く人の気持ちを癒してくれたり、穏やかにしてくれる。ウクレレの持つアコースティックの癒しの音色と、アイランドミュージックが絶妙にブレンドされ現在の音源へとなる。 2011 年、ハワイ最大規模のイベント「ホノルルフェスティバル」の公式イメージソングに「ONE LOVE ~ Pacific Harmony ~」が抜擢され話題を呼び、5 月11 日に発売したソングライターとして初のミニアルバム「OHANA」の先行配信曲「Island Girl feat.ALEXXX」がUSEN インディーズ総合チャートで1 位、レコチョク・クラブ うたウィークリーチャート1 位になり、リードソング「For The Future」が全国23 のラジオ局でパワープレイを獲得。i-Tunes 総合チャート2 位を記録し話題をよび、昨年はALOHA YOKOHAMA、ZUSHI FES、OTODAMA、 SUNSETLIVE、などのフェスや、徳島にて開催された2 万人以上動員のイベントWAJIKI FES などに出演。10 月21 日にはワンマンライブを渋谷、福岡、大阪にてワンマンライブを開催し全会場ソールドアウトとなり盛り上がりを見せている。同年10 月には1st Single 「祈り花」をリリース。 2012 年1 月よりエフエム横浜にて毎週火曜日、レギュラー番組「ALOHA TUESDAY」がスタート。また、今年i-Tunes が予想する今年最も活躍が期待される新人アーティストJAPAN SOUND OF 2012 に選出され話題を呼んでいる。