2018年9月7日発売
フィンランドの神秘なる森林からの新たなる旅立ち。果てなき旅路へと歩みを進めるべく、記念すべき第 10 弾アルバムの祝宴が今始まる。 世界一のメタル大国フィンランドが誇るフォーク&トラッド・メタルの“森の妖精”コルピクラーニ、記念すべき第 10 弾アルバムは、 長年彼らの作品と題材となってきた森林からの旅立ちを告げる意欲的な作品だ。 ヴァイオリンやアコーディオンをフィーチュア、フィンランドの神話や大自然、村祭りなどを題材にしたメタル・サウンドがヨーロッパ全土で 人気を集め、この現象は日本をも席巻、来日ライヴも実現している。毎年コンスタントにアルバムを発表。 唯一無二のコルピクラーニ・ワールドを築き上げてきた彼らは、2017年、それまでのキャリアの集大成といえるライヴ・アルバム/映像作 『Live At Masters Of Rock』を発表。そしてバンド新章のビギニングとなるのが本作だ。約3年ぶりとなる新作について、 ヨンネ(ヴォーカル、ギター)はこう語る。「単なる曲のコレクションではなく、トータル性のある“本物の”アルバムだ」 “旅人、放浪者”を意味するアルバム・タイトルが示唆するとおり、本作は遠い世界へと我々をいざなう“旅路”である。 本作を聴く者は往く先々で喜び、悲しみ、恋に落ち、美酒に酔いしれる。音世界の拡がりもまた、本作の個性となっている。 アコーディオンやヴァイオリンはメタルを装飾するための補助的な楽器ではなく、本質的なコルピクラーニ・サウンドにおいて 重要な一角を占めている。サミ(アコーディオン)は「レコーディングに入る前にアレンジを固めたことが功を奏した」と語り、 ロウナカリ(ヴァイオリン)は「これほど幅広い音楽性でプレイ出来たのは初めて」と主張する。 本作はまさにコルピクラーニの新章の始まりだといえる。アルバムのプロデュースはチュリサスやモコマを手がけてきたヤンネ・サクサ、 マスタリングはアモルフィスからローディ、ソナタ・アークティカ、ストラトヴァリウスを担当したスヴァンテ・フォルスバックという、 フィンランドのメタル界が世界に誇るトップ・チームが集結。コルピクラーニの新たなる旅立ちを全面バックアップしている。 これまでにないエモーションの昂ぶりで魅せる本作は、彼らのさらなる栄光を予見させるメタル・ヴォヤージュの幕開けだ。 【メンバー】 ヨンネ(ヴォーカル, アコースティック・ギター, マンドリン, パーカッション, ヴィオラフォン) ロウナカリ (フィドル) サミ(アコーディオン) ケーン(ギター) ヤルッコ (ベース) マットソン (ドラムス)