2019年7月26日発売
混迷に拍車がかかる世界情勢。頻発する異常気象。SNSに興じるばかりの大衆。オーストラリアが誇るデスコアの雄、 ザイ・アート・イズ・マーダー渾身の5thアルバムは、我々が生きるディストピアにノーを突き付ける激烈な内容。 デスコア・ファンはもちろん、オールドスクール・デス・メタルやグラインドコア・ファンも必聴。 オーストラリアが生んだデスコアの雄、ザイ・アート・イズ・マーダー。 06年、ギタリストのショーン・デランダー、ドラマーのリー・スタントンらを中心に結成された彼らは、成功への階段を駆け上ったバンドと言える。 08年にデビュー作となるEP『Infinite Death』をリリースすると、これがいきなり地元オーストラリアのインディペンデント・チャートの10位にランクイン。 その後、ヴォーカリストの交代を経て、10年には『The Adversary』でアルバム・デビューを果たす。12年にリリースされたセカンド・アルバム『Hate』は、 オーストラリアの「メインストリーム・チャート」の35位にランクイン。エクストリーム・メタル・バンドとしては初のTOP40入りという快挙となった。 (インディペンデント・チャートでは1位を記録。)もともとはハーフカット・レコードという地元オーストラリアのレーベルからのリリースだった本作だが、 そのクオリティゆえ、ザイ・アート・イズ・マーダーの名はあっという間に世界中のエクストリーム・メタル・ファンへと伝播。 結果、彼らは超大手のニュークリア・ブラストとの契約を果たすこととなる。『Hate』もニュークリア・ブラストを通じ、全世界発売された。 その後、アメリカのサマー・スローター・ツアーやイギリスのダウンロード・フェスティヴァルといった名だたるステージを制覇していった彼らの人気は沸騰。 15年にリリースされたサード・アルバム『ホーリー・ウォー』は、アメリカでもTOP100入りを果たす。 これはオーストラリアのエクストリーム・メタル・バンドとしては初の偉業である。 そして、この度リリースとなるのが、17年の『ディア・デソレイション』に続く5枚目のアルバム、『ヒューマン・ターゲット』だ。我々が生きているこの世界は、 あらゆる意味でおかしくなってきている。「人間臓器収穫の悪夢?」などというデス・メタル顔負けの見出しがウォール・ストリート・ジャーナルの見出しを飾る。 (これは中国で囚人の臓器が摘出され売買されている疑惑を報じた記事だ。)人類を滅亡においやるかもしれないほどの急激な気候の変動は、地球上のあらゆるところで発生している。 にもかかわらず、人々はSNSに興じるばかり。これがディストピアでなくて何であろう。『ヒューマン・ターゲット』は、この狂った世界に対する最後の抵抗というだけあり、 その内容は激烈極まりない。ザイ・アート・イズ・マーダーは「デスコア」とカテゴライズされることが多いが、その根幹にあるのはデス・メタルの持つ暴虐性。 激しくて、ヘヴィで、速いその音楽は、リスナーに息つく暇を与えない。そしてもちろんテクニカルでグルーヴィー。『ヒューマン・ターゲット』は、 ファンが彼らに求めるものすべてを包含した作品であり、デスコアやメタルコアのファンだけでなく、オールドスクールなデス・メタルや グラインドコアのリスナーにも強烈にアピールするアルバムに仕上がっている。 【メンバー】 CJ マクマホン(ヴォーカル) アンディ・マーシュ(リード・ギター) ショーン・デランダー(リズム・ギター) リー・スタントン(ドラムス) ケヴィン・バトラー(ベース)
タカラヅカの代名詞ともいえる楽曲「すみれの花咲く頃」と「さよなら皆様」を、5年ぶりに雪組トップスター 望海風斗がレコーディング。 伸びやかで清潔感あふれる歌声に、時を忘れ癒されます。