2019年9月6日発売
スコット・ゴーハム擁する、シン・リジィの血を受け継ぐブラック・スター・ライダーズの4thアルバムが登場。 哀愁を感じさせるヴォーカル・メロディ、深みのある歌唱、美しいツイン・リード…。 ストーン・サワーのクリスチャン・マルトゥッチ(ギター)を新たに迎え、ロックの伝統と格式に満ちあふれた珠玉の1枚がここに完成。 リッキー・ウォリック(ヴォーカル/ギター)、スコット・ゴーハム(ギター)、クリスチャン・マルトゥッチ(ギター)、ロビー・クレイン(ベース)、 チャド・スゼリガー(ドラムス)という5人が名を連ねるブラック・スター・ライダーズ。その歴史は、シン・リジィを率いて 数々の名曲を残したフィル・ライノットが他界してから10年が経った1996年に遡る。 ジョン・サイクス(ギター/ヴォーカル)、スコット・ゴーハム、ブライアン・ダウニー(ドラムス)、ダーレン・ワートン(キーボード)、 さらにマルコ・メンドーサ(ベース)により再結成が実現したシン・リジィは、メンバーを入れ替えながら、ライヴ活動を精力的に実施。 2009年に元ジ・オールマイティのリッキー・ウォリック(ヴォーカル/ギター)を迎え、オリジナル曲の制作を開始した彼らは、 シン・リジィの名前でアルバムを制作することはないと公式に発表し、2012年にブラック・スター・ライダーズと改名する。 その後、ブライアン・ダウニーとダーレン・ワートンが脱退したため、リッキー、スコット、マルコ、元ブラザー・ケインのデイモン・ジョンソン(ギター)、 元メガデスやY&Tのジミー・デグラッソ(ドラムス)という5人のメンバーでレコーディングに臨んだバンドは、 アルバム『オール・ヘル・ブレイクス・ルース』(2013年)でデビューを果たす。フィルを彷彿とさせるリッキーの歌唱と・ヴォーカル・メロディ、 スコットとデイモンのツイン・ギター、アイリッシュ・テイストの旋律など、シン・リジィの流れを汲んだこの作品が全英チャート最高25位にランク・インする。 ザ・デッド・デイジーズに専念するために脱退したマルコに替わり、ヴィンス・ニール・バンドやラットなどでプレイしていたロビー・クレインを迎えたバンドは、 2ndアルバム『キラー・インスティンクト』(2015年)をリリース。このアルバムを全英チャート最高13位に送り込むと、その勢いに乗り、 同じメンバーで3rdアルバム『ヘヴィ・ファイア』(2017年)を発表し、この作品も全英チャート最高6位に入るヒットとなる。 アルバム・リリース後、ジミーが脱退したためブレイキング・ベンジャミンのチャド・スゼリガーを迎えてツアーを行なった彼らだが、 ツアー終了後にデーモンが自身の活動に専念するために脱退。新たにストーン・サワーのクリスチャン・マルトゥッチを迎えた新布陣でレコーディングを実施した末に 完成したのがこの4thアルバム『アナザー・ステイト・オブ・グレイス』である。 これまで同様にシン・リジィのエッセンスを取り入れた楽曲を軸にしたこの作品は、 アイリッシュの旋律を交えたタイトル曲の「アナザー・ステイト・オブ・グレイス」、キャッチーなツイン・リード・プレイで始まる 「エイント・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」など、シン・リジィ・ファンもグッと来るような曲が並ぶ。 その一方で、アコースティック・ギターを使ったバラード、パワフルなロックン・ロール系の曲など、シン・リジィの哀愁やポップ性を受け継ぎつつ、 このバンド独自のスタイルを追求した楽曲の充実ぶりも目覚ましく、フィル・ライノット風に歌うリッキーの歌唱も実に味わい深い。 シン・リジィの魂を受け継ぎつつ、バンドとしての進化を取り入れたこの作品は、幅広い世代のロック・ファンを虜にすることは間違いないだろう。 【メンバー】 リッキー・ウォリック(ヴォーカル/ギター) スコット・ゴーハム(ギター) クリスチャン・マルトゥッチ(ギター) ロバート・クレイン(ベース) チャド・スゼリガー(ドラムス)
ジャズ界の帝王=マイルス・デイヴィスの長年ベールに隠されていた秘蔵のアルバム『ラバーバンド』が、遂にそのベールを脱ぐ! 全音楽ファンが待ち焦がれていた作品の全貌が、35年の時を経て今ここに明かされる! !