2020年4月17日発売
アメリカン・メロディック・デス・メタルの悪の華 ザ・ブラック・ダリア・マーダー、第9の襲撃。毒蟲が皮膚を突き破るエクストリーム・サウンドに身を投じろ! アメリカン・メロディック・デス・メタルを極めて20年。ブライアン・エスクバック(ギター)とトレヴァー・スターナド(ヴォーカル)をバンドの軸にして、ザ・ブラック・ダリア・マーダーは圧倒的なエクストリーム・サウンドで突き進んできた。 前作『ナイトブリンガー』(2017)から加入したブランドン・エリス(ギター)が制作作業に深く関わり、共同プロデューサーとしてもクレジットされた最新アルバム。 前作は全米チャート35位というヒットを記録したが、メインストリームに対する妥協のかけらもなく、その殺傷力はさらに高まるばかりだ。 「俺たちのサウンドをぶちかますだけ。変化しようとも、同じことをしようとも思わない」とブライアンが語る本作。 過去の彼らをメロディック・デス・メタルの覇者たらしめた血と肉を切り刻むギター・リフ、骨を叩き折るドラムス、動物の吠え声にも似たデス・ヴォイスがさらに増幅されながら、聴く者を襲う。 作品を追うごとに激化していく彼らのサウンドが臨界点を突破した瞬間がここにある。 デビュー以来、闇の住人たちを描いてきた彼らだが、そのトータル性は本作でも貫かれている。「チャイルド・オブ・ナイト」「サンレス・エンパイア」といったナンバーはもちろん、心臓に杭を打ち込まれ息絶える吸血鬼を描く「リムーヴァル・オブ・ジ・オークン・ステイク」、1888年ロンドンの連続殺人鬼“切り裂きジャック”を歌った「ザ・レザー・エプロンズ・スコーン」、自らの患者を死に至らしめる医者についての「ハウ・ヴェリー・デッド」など、猟奇的な題材がひたすら続く。 そんな音楽と歌詞が有機的に絡み合うことによって、本作は始まったばかりの2020年代という新時代を黙示録の向こうへと追いやる作品へと昇華されている。 アルバム発表と同時に、彼らはツアーを開始。南アフリカ公演やフランス“ヘルフェスト”、イギリス“ブラッドストック”などで世界を蹂躙していく。 闇に棲むエクストリーム・メタルの害獣たち(ヴァーミナス)が野に放たれるときが来た! 【メンバー】 ブライアン・エスクバック(ギター/ヴォーカル) トレヴァー・スターナド(ヴォーカル) マックス・ラヴェル(ベース) アラン・キャシディ(ドラムス) ブランドン・エリス(ギター)
ニュー・シンガーのローラを迎えたスイスの女性5人組メタル・バンド、バーニング・ウィッチーズの3rdアルバム『ダンス・ウィズ・ザ・デヴィル』が登場! これまで同様、デストラクションのシュミーアがプロデュース、ピュア・メタラー必聴のドラマティック・メタル・チューン満載の快作がここに完成! 2015年にスイスで結成されたバーニング・ウィッチーズ。ATLAS & AXISのメンバーだったロマーナ(ギター)を中心に、セレイナ(ヴォーカル)、アリア(ギター)、ジェイ(ベース)、ララ(ドラム)というメンバーで結成されたバンドは、スイスの“Non Stop Music”レコードと契約し、シュミーアとV.O.パルヴァー(デストラクション、プロ・ペイン他)の共同プロデュースにより、アルバム『バーニング・ウィッチーズ』(2017年)でデビューを果たす。 ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンなど、オールド・スクールのヘヴィ・メタルをベースにしつつ、パワー・メタル的なアプローチを取り入れたこのアルバムがヨーロッパのメタル・ファンの間で注目を集めると、バンドは新たにドイツの“Nuclear Blast”レコードと契約。 アリアに代わって、ソニア(ギター)迎えたバンドは、2ndアルバムの『ヘクセンハンマー』(2018年)を発表する。 強靭なスピード・チューンから重厚なミドル・テンポ、バラードまで、パワフフな楽曲を並べたこの作品で、バンドが大きくスケール・アップしたことを示すと、2019年に1月からヨーロッパ・ツアーを実施。しかし、5月にセレイナがパーソナルな問題で脱退したため、2019年6月7日に開催された “Sweden Rock Festival”にはオランダのシンフォニック・パワー・メタル・バンドのSHADOWRISEのローラ(ヴォーカル)が参加。 そのまま彼女が正式メンバーとなると、バンドは新体制でアルバム制作を開始し、完成したのがこの3rdアルバム『ダンス・ウィズ・ザ・デヴィル』である。 アップ・テンポの曲と重厚なミドル・テンポのナンバーをバランス良く収録したこの作品は、これまで以上にヴォーカル・メロディやギターの旋律がメロディアスになっており、バンドが大きく進化したことを示している。 凝ったギター・パートなど、緻密なアレンジを施されているのもポイントで、新加入のローラの表現力豊かな歌唱も魅力。 ドラマティックな楽曲は驚くほどの完成度を誇っており、まさにヘヴィ・メタルの醍醐味を満載した作品が完成したと言えるだろう。 なお、「バトル・ヒム」には、 シンフォニー・エックスのマイケル・レポンドがベース、元マノウォーのロス・ザ・ボスがギター・ソロでゲスト参加している。 【メンバー】 ローラ(ヴォーカル) ロマーナ(ギター) ソニア (ギター) ジェイ(ベース) ララ(ドラム)