2024年6月28日発売
恩師シュタルケルの記念年に捧げられた、 韓国アーティストによる魅力あふれるチェロ作品アルバム ソリスト、室内楽奏者として世界的に活躍しているチェリスト、ヤン・スンウォンのニュー・アルバムが発売されます。取り上げられているのはロベルト・シューマン、その妻であるクララ・シューマン、そしてヨハネス・ブラームスの作品です。スンウォンは2014年に『ブラームス&シューマン:チェロとピアノのための作品全集』をリリースしていますが、今回再びこの2人の作曲家に戻ってきました。さまざまな演奏家たちとともにこれらのレパートリーのまた違った側面を見せています。 ロベルト・シューマンのチェロ協奏曲はオーストリアのハンス・グラーフが指揮するロンドン交響楽団との共演、元はヴァイオリンの曲がチェロとピアノ用に新たに編曲された、クララ・シューマンの『3つのロマンス』は長年のパートナーであるストラスブール出身のエマニュエル・シュトロッセと演奏しています。そしてブラームスの三重奏曲にはシュトロッセと、ソウル生まれのクラリネット奏者ハン・キムが参加しています。 ヤン・スンウォンは韓国、ソウルに生まれ、パリ国立高等音楽院を卒業後、渡米してインディアナ大学でヤーノシュ・シュタルケルに師事し、助手も務めました。多くの輝かしい受賞歴を持ち、世界各地のコンサート・ホールでリサイタルを行うほか、クリストフ・エッシェンバッハ、チョン・ミョンフン、ペーテル・エトヴェシュなど多くの著名な音楽家と共演しています。 このアルバムは2024年に生誕100周年を迎えるチェリスト、ヤーノシュ・シュタルケルに捧げられます。7月にソウルと東京で記念のフェスティバルが開催される予定です。(輸入元情報) 【収録情報】 1. シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129 2. C.シューマン:3つのロマンス Op.22(H.Yamaguchi編、チェロとピアノ版) 3. ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114 ヤン・スンウォン(チェロ) エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ:2,3) キム・ハン(クラリネット:3) ロンドン交響楽団(1) ハンス・グラーフ(指揮:1) 録音時期:2023年 録音方式:ステレオ(デジタル) Powered by HMV