音楽むすび | 2025年6月25日発売

2025年6月25日発売

わたしの好きな労働歌わたしの好きな労働歌

制作・出演

寺尾紗穂

発売日

2025年6月25日 発売

ジャンル

田畑や塩田、鉱山や紡績工場。 歌はいつも仕事の隣にあった。 日本各地にうもれる、労働歌を中心とした13篇を、寺尾紗穂と多彩な音楽家が現代に蘇らせる。 昨年2024年にリリースしたオリジナル・アルバム『しゅー・しゃいん』を携えて、全国各地、東アジア、 果てはモンゴルやホンジュラスを旅してきた寺尾紗穂。2025年の初夏に新作となるカヴァー・アルバム『わたしの好きな労働歌』を、 CD・アナログ・サブスクリプションにてリリースします。(一般発売:6月25日/先行販売:6月21日@東京・草月ホール公演) 4月30日には第1弾先行配信シングルとして、山形・最上の船歌から生まれ、寝させ唄として伝わる「エンヤマッカゴエン」を、 6月11日には第2弾先行配信シングルとして、東京・板橋に伝わる、麦打ちの時に歌われた労働歌「板橋の棒打ち歌」をリリースします。 古くから日々の暮らしの中で育まれ、さまざまな心情を纏って日本中で歌われてきた労働歌を中心に、 行事歌や子守唄などを含めて13編をセレクト。それらに新たなアレンジで再び息を吹き込み、 あだち麗三郎、伊賀航、歌島昌智、小林うてな、近藤達郎、チェ・ジェチョル、やぶくみこ、大熊ワタル、音無史哉、 Altangerel Undarmaaといった音楽家と共に現代に蘇らせます。岩手の行事歌「あらぐれ」では、 折坂悠太とのデュエットも披露しています。 今作では、寺尾がライブで全国を訪れる中で見つけた楽曲や、アートプロジェクトのリサーチで出会った楽曲がおさめられており、 すでにライブでも聞き馴染みのある曲もちらほら。農作業の苦労や女工の弱い立場についてなど厳しい当時の状況が綴られながらも、 音楽としてどこかユーモラスな趣があったり呪術的なリフレインがあったり、ゆえに歌という形で残ってきた逞しさと凛々しさを それぞれの楽曲から感じ取ることができます。 『わたしの好きなわらべうた』(2016)、『わたしの好きなわらべうた2』(2020)に続く、寺尾紗穂がどうしても伝え残したい歌。 働くことは身体を酷使する作業だったころ、その道連れのように寄り添った歌たちは、 現代の生活とは遠く異なる環境で生まれたものばかりですが、 日本独自のリズムの豊かさと旋律の美しさを連れ立って、 時空を越えてこの作品で今の世代へと受け継がれていきます。

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