著者 : オマル・ハイヤーム
トゥーサン版 ルバイヤートトゥーサン版 ルバイヤート
我らなど灰にすぎない風が来たれば消え去る灰に。生と死と運命の瞑想、薔薇と盃の愉楽ー全世界的な古典『ルバイヤート』の待望の新訳版。フランツ・トゥーサンによる大胆で流麗なフランス語散文訳版からの初めての邦訳。全170首を完訳、挿絵多数収録。
ルバイヤートルバイヤート
過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者、オマル・ハイヤームのこれらの詩は、形式の簡潔な美しさと内容の豊かさから、ペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。
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