小説むすび | 著者 : マルセル・プルースト

著者 : マルセル・プルースト

『失われた時を求めて』名文選『失われた時を求めて』名文選

繊細複雑な文章と、その長さで文学史にそびえ立つ『失われた時を求めて』。岩波文庫版を全訳した編者が、生と死/愛と性/認識と忘却など、八つのテーマで選び抜いた断章は、あらすじを知らずとも、どの頁からでも気軽に楽しめる。人間と社会の深層をえぐる箴言と散文詩のような珠玉の文章には、世界の見方を一新する言葉が煌めく。  はじめに  『失われた時を求めて』の全巻構成/主な登場人物/主な架空地名 1 生と死  人生とは  眠り  病気と医学  老いと死  来世 2 家族と友人  親子と夫婦  人間の長所と短所  友情  噓 3 愛と性  恋の発端  乙女たちへの憧れ  恋するとは  恋の対象  性愛  嫉妬  愛の喪失と忘却  同性愛(ソドムとゴモラ) 4 社交界・戦争・先端技術  社会・社交界  政治・外交  戦争  電話・写真・乗り物 5 花鳥風月  天気と自然  さまざまな花  鳥 6 音・匂い・名  物音  匂い  美食の愉しみ  名と夢想  教会 7 認識と忘却  知覚とイメージ  夢  確信・想いこみ  記憶  忘却  よみがえる過去  無数の自我  時間  空間 8 文学と芸術  教養  文学と作家  芸術と芸術家  読者  批評  おわりに  図版一覧

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