著者 : ロレイン・ホール
無垢な義妹の花婿探し無垢な義妹の花婿探し
婚約者に騙され、マティがスコットランドに引きこもって3年。スペインから、亡き父の再婚相手の息子ハビエルがやってきた。ハンサムなのにどこか謎めく義兄が黒い瞳を光らせる。「一緒に帰るんだ。金目当てでない花婿を見つけてやる」亡父の遺言どおりマティを25歳の誕生日までに結婚させるーさもないと相続財産を失うのだ。マティはしぶしぶ帰国し、義兄の選んだ花婿候補と次々会う。でも結婚なんてしたくない。「私は競売にかけられる牛じゃないわ」それに…私が好きなのは、ハビエルーあなたなのに!
秘書は一夜のシンデレラ秘書は一夜のシンデレラ
カリヴァ国王ディアマンディスの秘書カテリーナは、長年恋い焦がれていた彼と、ある夜ついに結ばれた。一夜の夢と知りながら。けれど思いがけず双子を身ごもり、パニックに陥る。身分違いの恋が幸せな結末を迎えるはずがない。愛するひとの子を守るため、カテリーナはひそかに国を出た。だがアテネで独り暮らし始めた彼女のもとを訪ねてきたのは、誰あろう、怒りの形相のディアマンディスだった!カテリーナを強引に連れ帰り、結婚を宣言。愛を信じぬ冷酷な国王の、愛されぬ花嫁となるがー。
路地裏で拾われたプリンセス路地裏で拾われたプリンセス
路上で生きのびるため、情報屋のアルは少年のふりをしている。女らしい体のラインをだぶだぶの服で隠して。路上に放り出される前の記憶はなく、本当の名前もわからない。ある日、古代ローマ時代の剣闘士を思わせる男性が訪ねてきた。鋭い光を放つ瞳は金色で、そのオーラに誰もが道を空けた。彼は大富豪リシアス。行方不明のカリヴァ王国プリンセス、ザンドラの情報を集めるようアルに依頼してきた。だが折しも暴漢に襲われ、アルは実は女だと気づかれてしまう!するとリシアスは大金と引き換えに途方もない仕事を依頼する。「きみにプリンセスのふりをしてほしい」
PREV1NEXT