小説むすび | 著者 : 三島由紀夫

著者 : 三島由紀夫

群像短篇名作選 1946〜1969群像短篇名作選 1946〜1969

雑誌『群像』は1946年10月号を創刊号とし、2016年10月号で創刊70年を迎えました。これを記念し、永久保存版と銘打って発売された号には戦後を代表する短篇として54作品が収録され、大きな話題を呼びました。このたびそれを文庫三分冊とし、さらに多くの読者にお届けいたします。 1946年10月号を創刊号とし、2016年10月号で創刊70年を迎えた文芸誌「群像」。 創刊70周年記念に永久保存版と銘打って発売された号には戦後を代表する短篇として54作品が収録され大きな話題を呼び、即完売となった。このたびそれを文庫三分冊とし、さらに多くの読者にお届けいたします。第一弾は敗戦直後から60年安保、高度成長期にいたる時期の18篇を収録。 岬にての物語    三島由紀夫 トカトントン      太宰治 鎮魂歌        原民喜 ユー・アー・ヘヴィ  大岡昇平 悪い仲間       安岡章太郎 プールサイド小景  庄野潤三 焔の中        吉行淳之介 家のいのち      円地文子 火の魚        室生犀星 離脱          島尾敏雄 囚人          倉橋由美子 リー兄さん      正宗白鳥 水           佐多稲子 気違ひマリア    森茉莉 妖術的過去     深沢七郎 懐中時計       小沼丹 骨の肉        河野多惠子 蘭を焼く       瀬戸内晴美

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出版社

筑摩書房

発売日

1991年12月4日 発売

恋したりフラレたり、金を借りたり断わられたり、あざけり合ったり、憎み合ったり、ネコをかぶったりと、もつれた糸がこんがらかって……。職業も年齢も異なる 5 人の登場人物が繰りひろげるさまざまな出来事をすべて手紙形式で表現した異色小説。見事なまでの離れ技で織りなす構成、洒落た文体で交わされる小粋なやりとり。 文豪・三島由紀夫による、反則レベルのスタイリッシュ・エンタメ小説。山本容子の挿画を添えて、手紙を書くのが苦手なあなたに贈る粋な文例集。 解説 群ようこ【目次】登場人物紹介古風なラブ・レター有名人へのファン・レター肉体的な愛の申し込み借金の申し込み処女でないことを打ちあける手紙同性への愛の告白愛を裏切った男への脅迫状出産の通知招待を断わる手紙結婚申し込みの手紙恋敵を中傷する手紙心中を誘う手紙旅先からの手紙年賀状の中へ不吉な手紙英文の手紙を書くコツ真相をあばく探偵の手紙探偵解決編の手紙身の上相談の手紙病人へのお身舞い状姙娠を知らせる手紙姙娠を知った男の愛の手紙陰謀を打ち明ける手紙余計なお世話をやいた手紙裏切られた女の激怒の手紙閑な人の閑な手紙結婚と新婚を告げる手紙すべてをあきらめた女の手紙家庭のゴタゴタをこぼす手紙離婚騒動をめぐる手紙悪男悪女の仲なおりの手紙作者から読者への手紙

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