著者 : 十夜
セラフィーナ達の突然の魔人との邂逅により、王国に激震が走る。 騎士団長会議は紛糾し、魔人が王城に現れる可能性が高いと考えたシリウスは、自分の領地にセラフィーナを招待するという名目で、近衛騎士団のメンバーとともに王城から遠ざけるよう画策した。 一方セラフィーナは、魔人を前に気を失ったことを気にして、シリウスには内緒で聖女騎士団で修行をすることに決める。 聖女騎士団からセラフィーナが受けた依頼の内容は……。 「ある魔物」に魅了の魔法をかけられ、おかしな行動をとる騎士団長たちのドタバタ対応! 「魔人から家族を守るために騎士になる」と言い出し、騎士団の訓練に参加し始めた国王の説得! 最後に、孤児院で怪我をした騎士の治療へと向かうセラフィーナだが、そこにいたのはかつてセラフィーナの護衛騎士の内定を受けていた騎士で……。 セラフィーナがカノープスを選んでいなければ護衛騎士に選ばれていたはずの騎士。彼の苦悩や、カノープスとの確執を知ったセラフィーナは……。 さらにはルドの巣から保護された謎の少年との暖かな交流も!!
たったひとりで見知らぬ土地に渡り、ザルデイン帝国のエッカルト皇帝に嫁ぐことになったカティア。狼公爵の領地から帰還したものの、右腕に負った怪我が治るまで結婚式は延期。しかし、その間もカティアは古代遺跡から持ち帰った『聖鳥の卵』で料理を作ってみたり、貴重な『魔女石』をドレスの装飾に使おうとしてみたりと周囲を慄かせてばかりいた!そんなある日、『八聖公家』のナンバー3である鷹公爵の領地へ向かうことになったカティアは、アルバンに正式に謝罪をしようと試みるのだが…「謝罪は不要です!受け入れるつもりはありませんから」激しい敵意を向けられてしまって!?次の舞台は、鷹公爵領!獣人族が先祖返りをした大きな鷲「成獣」の出現や、古代遺跡に繋がる迷宮の異変などカティアがいるところに騒動あり(!?)な波乱尽くしの第二巻!!
フィーア、筆頭聖女選定会で聖女たちに革命を起こす!? 選定会の一次審査でフィーアは片足が欠損した元騎士の患者、モーリスの治療をしようとするが、そこには筆頭聖女の有力候補であり、ロイドの養女でもあるプリシラの姿が……。 「モーリスの足を治したい」という強い想いを持つプリシラに対し、フィーアはーー。 「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門で2年連続2位の超人気シリーズ、待望の11巻!!
【ポストカードブック付き特装版】 ●1〜10巻のカバーイラストと口絵イラストを使用したポストカードを収録! ●イラストを担当するchibi先生の特別書き下ろしイラストを使用したポストカードを収録! ●十夜先生の特別書き下ろしSSカードを収録! ●特装版の本体カバーは通常版とは異なる表情のイラストを使用! 選定会でフィーアは元騎士のモーリスの治癒をしようとするが、そこには筆頭聖女の有力候補であるプリシラの姿が……。 「モーリスの脚を治したい」という強い想いを持つプリシラに対し、フィーアはーー。 書き下ろしは、プリシラ視点のお話やフィーアの同室のオルガ視点のお話、ザカリーのやらかしと顛末、300年前の過去編など、楽しいエピソードが盛り沢山!! 「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門で2年連続2位の超人気シリーズ、待望の11巻!!
兄王子がしでかした不始末の代償として、ザルデイン帝国に嫁ぐことになった王女カティア。頼れるものもなく、見知らぬ遠い土地ードドリー大陸にひとり向かったカティアを待っていたのは、冷酷無比な皇帝エッカルトと彼に忠実な八人の公爵たちだった!力こそすべてである獣人族が住むその帝国で、カティアは虚弱だと侮られ、敵意を向けられながらも、どうにかうまくやり過ごしていたのだが…実は彼女は、大陸中の誰もが復活を待ち望んでいる魔女の一族だとわかり!?「瞳の色が変わっている…。嘘でしょう?ピンクの髪に赤い瞳だなんて、最上位種の『魔女』じゃないの!」最古であり、はじまり。瞳が赤く変わる時、破滅級の力をもつ『魔女』の新たな伝説がはじまるー!
「このライトノベルがすごい!2024」(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門2位、スピンオフ「ZERO」が21位にランクイン! セラフィーナ、シリウスとお出かけを満喫! 家族で舞台演劇を見に行くことになったセラフィーナ。 護衛としてシリウスも同席することになったが、その舞台の主人公はシリウスをモデルにしていて……。 近衛騎士団のメンバーが期間限定で『騎士カフェ』なる謎の仕事をしていると知ったセラフィーナは、聖女騎士団の二人と変装したシリウスとともに『騎士カフェ』を訪れることに。 騎士たちの接客を楽しむセラフィーナだったがーー 「よろしいですか、お嬢様方、ナイト★バーの開催です!」 という騎士の発言とともに様子が変わり…… さらには保護された謎の少年や、ある精霊の来訪、そしてついに魔人との初遭遇も……!? 全編書き下ろしのスピンオフシリーズ、待望の第5巻!!
フィーア、ついに聖女としての力を開放!? 「私が筆頭聖女の選定会に出るんですか?」 セルリアンの「筆頭聖女選定会の国王推薦枠としてフィーアを推薦する」という発言により、表向き騎士であるにもかかわらず国一番の聖女を決める選定会に参加することが決まったフィーア。 目的は王太后子飼いの聖女を筆頭聖女に選ばせないためだったが、セルリアンだけでなくシリルまでもがこのアイデアに前向きで……。 シリル曰く、聖石の力を使って王太后子飼いの聖女の力を上回り、『この世界には強大で脅威となる聖女がいるのだ』と知らしめてほしい、ということだった。 シリルの「聖女の力を間近で見ることができる」という誘い文句に釣られて選定会に参加するフィーアだったがーー 「聖石があるから、私が何をしてもあの石のおかげだと思われるはず」という考えのもと、堂々と力を行使して……。 大人気シリーズ、待望の第10巻!!
王太后とセルリアン達の根深い確執と、それぞれの思惑が交差する中、フィーアは── セルリアンに「『大聖女の薔薇』を選び取ってほしい」と懇願され、それを承諾したフィーア。 薔薇園を訪れたフィーアはサヴィスと出くわし、二人きりのディナーに誘われて……!? プリシラとともに現れたロイドに連れられて、王城勤めの聖女たちに会いに行くことになったフィーアは、離宮でシャーロット含む聖女に挨拶を行い……。 筆頭聖女でありサヴィスとセルリアンの母でもあるイアサント王太后が王都を訪れ、王族同士でのお茶会が開かれることになるが、サヴィスの希望により「おまもり」としてフィーアも参加することになり……!? さらには人気投票上位キャラクター達の特別書き下ろしエピソードも盛り沢山でお届け!! シリーズ累計200万部突破!!
愉快な騎士たちとの楽しい日々! 楽しかった西海岸での生活もあと数日となり、最後にオリーゴーに会いたいと思ったセラフィーナは、「お友達を紹介する」という名目でシリウスや騎士たちと離宮へ向かい……!? 王城へ戻ってからもシリウスや騎士たちと愉快な日々を過ごすセラフィーナ。 一方でシェアトやミアプラキドスたち元第一騎士団の面々は、現第一騎士団のメンバーとの間になにやら問題を抱えているようで……。 黒フェンリルのその後や、ミラクの実家に同行する話など、その他のエピソードも盛りだくさん! さらに人気投票上位キャラの特別SSも公開! 全編書き下ろしのスピンオフシリーズ、待望の第3巻!!
セラフィーナ、はじめての海で大冒険! 「聖女になって、シリウスと一緒に戦いたい」というセラフィーナの想いに心打たれたシリウスは、王に許可を求める。 さらに、セラフィーナのために「赤盾近衛騎士団」を設立するのだった。 しかし、そんな近衛騎士団の初仕事は、西海岸のビーチでのバカンス!? そこには失われた太古の大陸の欠片が存在し…! 幼い聖女と最強騎士に愉快な近衛騎士たちが加わった、楽しい休暇が今始まる! 全編書き下ろしのスピンオフシリーズ、待望の第2巻!!
聖女の扮装をした大聖女が起こす奇跡は……本物!? オルコット公爵邸でのお茶会に招かれたフィーアは、筆頭聖女候補であるプリシラを紹介され……。 さらに、サヴィスの婚姻話を聞いたフィーアは、道化師たちに弟子入りして、最高の出し物を披露することを思いつく。 「衣装の試着がてら、プチ武者修行に行かないか?」 セルリアンの提案により、聖女の扮装をしたフィーアは、道化師の仲間として街へと繰り出すことになり!? 書き下ろしは、ロイドとセルリアンの過去編二本、ザビリアの「粛清リスト」第二弾、カーティスの休日の過ごし方、クェンティンが「母親」になる話、そして300年前の騎士団長たちとフィーアの食事会を大ボリュームでお届け!
王都へ帰還したフィーアを待っていたのは……国王との面談!? サヴィスとシリル同席のもと、国王面談に臨むフィーア。 「国王陛下は色々と試してこられるかもしれませんが、訓練修了の確認だと思って、できるだけお応えくださいね」 シリルからの言葉を受け、全力で挑むことを決意するフィーア。 しかし、国王のお気に入りである道化師の少年は、試すような発言とともにフィーアへとある「ゲーム」を持ちかけ…… 飄々とした道化師を相手に、フィーア本気の「駆け引き」が始まる! 書き下ろしは、団長たちが不思議な効能のお茶に翻弄される『は茶め茶会』、道化師たちの反省会、混沌の『第2回騎士団長会議』、300年前の過去編など、愉快で楽しいエピソードを大ボリュームでお届け!
全編書き下ろし! 大人気シリーズのスピンオフ過去編、始動!! 舞台は300年前のナーヴ王国。 強大な癒しの力を持つ、幼い最強聖女のお話。 ナーヴ王国の王女、セラフィーナは生まれつき目が見えず、隠れるように森で暮らしていた。 幼い精霊たちとともに、穏やかな日々を送っていた6歳のセラフィーナのもとに、一人の訪問者が現れる。 「君がセラフィーナだな。シリウス・ユリシーズ、君の従兄だ」 若き騎士団副総長、シリウスは王都への帰還を無理強いすることなく、セラフィーナに寄り添うように森で過ごすが、ある事件をきっかけに、彼女の能力が覚醒し── 小さな聖女と最強騎士の、楽しくにぎやかな物語。
「魔人は……あとどれくらい世界に残っているのかしら?」 ザビリアと再会し、カーティス、ブルー、グリーンの三人とともに竜の住処で歓待を受けるフィーア。 楽しい時間を過ごした翌日、霊峰黒嶽の探索に出掛けた三人に対し、ザビリアとともに留守番をするフィーアだがーー 一方、カーティス、ブルー、グリーンの三人は、薬草摘みの最中に黒髪黒目の少女と出会う。 魔人の特徴を持ちつつも、人間にしか見えない少女に対し、カーティスは静かに剣を向ける。 300年間姿を現さなかったはずの魔人との、突然の邂逅。 強大な“敵”を前に、フィーア最大の危機!? 霊峰黒嶽編の後日譚に加え、人気投票1〜6位のキャラクターの特別エピソードを収録! なんと全体の約半分が書き下ろしという、過去最高のボリュームでお届け!
「ザビリア、会いたかったわ!」 サザランドから王都に戻ってきたフィーアは、 特別休暇を使って姉に、そして、こっそりザビリアに会いに行こうとするけれど、 シリルやカーティスにはお見通しで……。 さらに、出発日前日、緑髪と青髪の懐かしい兄弟に再会。 喜ぶフィーアだが、何故か二人も霊峰黒嶽への旅路に同行することに!? 2兄弟+とある騎士団長とともに、いざ出発! 楽しい休暇が、今始まる!! 書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、クラリッサ団長、 クェンティン団長、フィーアの姉オリアのエピソードを大ボリュームでお届け!
フィーアはサザランドに、おとぎ話のような魔法でもかけたというのか? 新たなる黄紋病が流行り、死を待つだけの住民たち。 憎しみと悲しみに閉ざされ、騎士たちと打ち解けることもない。 そんなサザランドに、大聖女と認められたフィーアは、優しく劇的な変化をもたらす。 「ああ、私たちは何度、大聖女様に救われるのだろう」 頑なだった住民たちが、フィーアとフィーアに連なる騎士たちに心を開き始める。 そして、全ての住民がフィーアに最上位の敬意を捧げた瞬間、 王都にいるはずのある騎士が現れてーーー!? 書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、『カーティス団長三番勝負』 (VSシリル、VSクェンティン、VSサヴィス)ほかを大ボリュームでお届け!
騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。 え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね? 私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。 そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。 こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。 …ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます! なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。