著者 : 田中芳樹
時空を超える激闘の末に現代日本へ帰ってきた竜堂四兄弟。だが、富士山大噴火による首都機能マヒという惨状に乗じて、邪悪な意志を隠そうともしない複数の敵が待ち受ける。中でも最凶の相手、小早川奈津子とは、ナント歴史的和解が成立!?驚愕の新展開から一瞬も目が離せない。人類と地球の明日はどっちだ。
米国の美人富豪のパーティーに招待された警視庁一の傍若無人女王・薬師寺涼子警視、休暇を取って部下・泉田と軽井沢へ。ところが泉田拉致を皮切りにホテル焼失、富豪令嬢自殺、女装軍団集結と事件が続発、軽井沢は大混乱に!真相を探るべくお涼はお得意の攻撃と破壊の強引捜査を開始するが、行く手を身勝手富豪・マイラが阻む。ついに始まる日米“傍若無人”頂上決戦。
蛇王の眷属、有翼猿鬼、鳥面人妖がパルスに現れる!国王アルスラーン統治下の王国には、闇が忍び込もうとしていた。ミスル国で客将軍クシャーフルと名乗り雌伏するヒルメスは、ミスル国王に献上される美しき孔雀姫・フィトナと運命的な出会いを!ヒルメスを野望に誘う彼女の腕には謎の銀の腕輪が…。魔の山デマヴァントに閉じこめられたクバードらの危機ははたして!?アルスラーン、ダリューン、ナルサスらのもとにも、魔軍の足音が忍び寄る!!超絶ヒロイックファンタジー小説、戦慄の書下ろし最新作、ついに刊行!新たなパルスの歴史が、動きだす。
一八三〇年、冬、パリからライン河へ謎と冒険の旅がはじまる。旅の仲間は四人、カナダから来た少女コリンヌ、酔いどれ剣士モントラシェ、カリブの海賊王ラフィット、若き自称天才作家アレク。奇怪な塔に幽閉された仮面の男は死んだはずのナポレオンなのか?謎と冒険の旅がいまはじまった。
横浜から香港へ向かう豪華客船クレオパトラ八世号に乗り込んだ薬師寺涼子警視。一見優雅な要人警護の任務だが、対象者が複数の組織に命を狙われるいわくつきの人物では、災厄の女王・お涼が無事に航海を終えるはずがない。絶世の美貌と無謀を振りかざし、「ドラよけお涼」(ドラキュラもよけて通る)が紺碧の海を破壊と殺戮の紅に染める。
破壊大好き、高飛車、強引、etc。世界一危険な公務員・薬師寺涼子警視が、善良なる部下・泉田準一郎警部補を引き連れてパリ出張。空港で不審極まる殺人を目撃した涼子は、国境も平和外交もスッ飛ばし、越権捜査に猛進する。「これは戦争よ!」見えざる敵の襲撃を受けたお涼サマの宣言が、花の都を揺るがせる。
時空の隙間に落ちた長兄・青竜王を追い、三男・白竜王は千年前の中国を旅する。大国・遼の侵攻激しく、内政不安定な宋代初期、天界への門が開閉するタイム・リミットまでに兄弟は再会を果たせるか?古都に巣くう残忍極まる邪神どもとの人智を超えた激闘の行方は?歴史の針を正すため、竜王が天駆ける。
富士山の大噴火にあえぐ日本ー終と余は見るからに奇怪な“トカゲ兵”と激闘、始と続はなんと“正義の美女戦士”小早川奈津子と手を組む羽目に。世界の最強国さえ自在に操る「閣下」の存在が不吉な影を落とす中、これまでの歴史を一変させる妙手が浮上した!?新たな波乱を呼ぶこと必至の超人気シリーズ最新作。
安定と平和を維持していた明の第十代の世、北京の城壁の外にかつて黒竜が主となっていたという伝説の泉があった。その畔で、金も仕事もなく世の中への不満を口にしていた無頼の若者。不意に現れた謎の黒衣の老人が、将来の富貴をかなえてくれると約束した。老人の教唆によって宦官となった若者は栄華をきわめるため皇太子につかえるようになったが-。表題作ほか、夢幻と怪異の世界を描く中国歴史奇譚集。
幸せ一杯の結婚式場に突然死体が降ってきた。空には巨大な翼と人間の顔をもつ異形の影が。奇怪な事件に大喜びで着手したのは、超美人にして性悪、乱暴、史上最強の公僕・薬師寺涼子警視である。国家機密も周囲の迷惑も一切無視、疑惑の渦中へズカズカ土足で踏み込んでいく。『魔天楼』に続くシリーズ第二弾。
国際演劇祭の準備で盛り上がる初冬の避暑地・霧立町で、数名の行方不明者が。調査を依頼されて、竜堂四兄弟は現地にのりこんだ。世界一の美女(自己申告)にして史上最強の女戦士・小早川奈津子も巻きこんで、兄弟に次々と襲いかかる怪現象!流星雨の夜によみがえる銀月王の正体とは?謎と怪奇の特別編。
竜堂四兄弟は、人類五十億人抹殺計画を遂行する四人姉妹の本拠地英国へ飛ぶ。次々と襲いかかる魔物たちを退け、ロンドンにたどり着いた彼らを待ち受けていたのは、さらなる魔物、そして史上最大の敵・大君中の大君(ああ、当然史上最強の戦士・小早川奈津子嬢も!)。人類の命運をかけた大決戦が今、始まる。
香港に戻ってきた竜堂四兄弟。日本では大地震に大噴火と、四人姉妹の人類五十億抹殺計画が進行中。さらに香港に向け核ミサイルも発射された!人類の危機を救うため、四色の巨竜は宇宙に飛び出し、月面で激闘を繰り広げる…。松永クンの秘話も明かされる今巻、自称“美人”の小早川奈津子嬢も当然大活躍。