小説むすび | 著者 : 神鳥奈穂子

著者 : 神鳥奈穂子

クリスマスの最後の願いごとクリスマスの最後の願いごと

どうか、この小さな願いが、 叶いますように……。 幼いときに母と生き別れ、里親のもとを転々としたマディスン。 イギリスの子ども病院の経営者で外科医のセオに招かれ、海を渡った。 長身で魅力的なセオは5年前のクリスマスに交通事故で妻を喪い、 5歳の娘アイビーは筋力が徐々に落ちる原因不明の病で入院中。 診断医のマディスンはその病の正体を突き止める大仕事に取り組みつつ、 母を知らないアイビーにみずからの少女時代を重ね、寄り添う。 アイビーの“クリスマスの願いごとリスト”も手伝った。 一番の願いごとーーパパにクリスマスを好きになってもらうこと。 マディスン自身、クリスマスは好きではないけれど力になりたいと思った。 でもたとえセオに想いを寄せても、彼はまだ亡き妻を愛している……。 ハーレクイン・イマージュより、切なくて優しい感動ロマンスをお贈りします。それぞれクリスマスに悲しい思い出を持つヒーローとヒロイン。ヒーローの娘がかかっている可能性のある病の名を話し合ううち、衝動的にキスを交わしてしまう二人ですが……。

一夜限りの永遠の恋一夜限りの永遠の恋

親友の妹だから親切にしてくれるの? その優しさが、今の私には切なくて……。 兄の結婚式の最中だというのに、サブリナは気もそぞろだった。 ついさっき、妊娠していることがわかったのだ。 調子がいいだけで不実なお腹の子の父親とは、別れたばかり。 どうしよう……。困り果てたサブリナの前に、救いの神が現れた。 兄の親友トレントが彼女の異変を見て取り、力を貸すという。 元恋人に妊娠を告げ、一人で産み育てると伝える気のサブリナを トレントは自家用ジェット機に乗せ、パリへ向かった。 ところが元恋人は不在。途方に暮れて二人で行方を探るなか、 男らしいのに気が利くトレントに、サブリナはおのずと惹かれた。 だめよ、シングルマザーになる私に、恋する資格なんてないもの! 『小さき絆がみちびく恋』『億万長者の忘れじの恋』に続く、3つめのロマンスをお届けします。ニューヨークの富豪一族が主人公となるゴージャスな関連作は、既刊も大好評。今回も超絶ハンサムで、クールで、自由に生きる億万長者ヒーローがとてもステキです!

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