小説むすび | 著者 : 貫井徳郎

著者 : 貫井徳郎

龍の墓龍の墓

出版社

双葉社

発売日

2023年11月22日 発売

貫井徳郎の新境地! 緻密にして大胆な仕掛け! 連続殺人の真相に驚愕する衝撃の傑作本格ミステリー! 人気作家たちが仰天、瞠目、舌を巻いた! 青崎有吾 氏 VRゲーム×警察小説? こんなに全体像が読めないミステリは珍しい。 犯行目的が明かされた時の意外性も、また格別でした。 今村昌弘 氏 仮想の世界で生きる時代も、惨劇は繰り返されるのか。 虚実一体の真相が暴かれた時、「まさか」と唸る。 大山誠一郎 氏 剣と魔法のVR空間と、地道な警察捜査の現実世界。 それぞれで起きる連続殺人のリンクに、この手があったかと膝を打ちました。 貫井徳郎氏の本格スピリット全開です。 白井智之 氏 特殊設定ミステリーの面白さと、特殊設定ミステリーでは決して描けない面白さ。 本作にはその両方が詰まっている。 業火に焼かれた骸、凶器なき刺殺体、密室殺人ーー VRゲームの連続殺人を模して、犯人はなぜ殺人を繰り返すのか!?  東京都町田市郊外で発見された身許不明の焼死体。町田署の女刑事・保田真萩は、警視庁捜査一課の南条とコンビを組んで聞き込みを開始するが、事件解決に繋がる有力な手がかりを掴めずにいた。  そんな中、荒川区内で女性の変死体が発見される。その殺害状況が公表されるや、ネット上である噂が囁かれはじめた。〈町田と荒川の殺人は、人気VRゲーム《ドラゴンズ・グレイブ》の中で発生する連続殺人の見立てではないのか?〉一見、何の繋がりもないように思えた二つの事件だったが、やがてその噂を看過できなくなるような事態へと発展していくーー。  VRツールが日常に浸透した〈すぐ先の未来〉を舞台に描く、怒濤のノンストップ・エンターテインメント!

紙の梟 ハーシュソサエティ紙の梟 ハーシュソサエティ

出版社

文藝春秋

発売日

2022年7月13日 発売

ここは、人を一人殺したら死刑になる世界ーー。 私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか? そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができないのではないかという緊張感。過剰なまでの「正しさ」を要求される社会。 人間の無意識を抑圧し、心の自由を奪う社会のいびつさを拡大し、白日の下にさらすのがこの小説である。 恐ろしくて歪んだ世界に五つの物語が私たちを導く。 被害者のデザイナーは目と指と舌を失っていた。彼はなぜこんな酷い目に遭ったのか?--「見ざる、書かざる、言わざる」 孤絶した山間の別荘で起こった殺人。しかし、論理的に考えると犯人はこの中にいないことになるーー「籠の中の鳥たち」 頻発するいじめ。だが、ある日いじめの首謀者の中学生が殺害される。驚くべき犯人の動機は?--「レミングの群れ」 俺はあいつを許さない。姉を殺した犯人は死をもって裁かれるべきだからだーー「猫は忘れない」 ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だったーー「紙の梟」

罪と祈り罪と祈り

隅田川で発生した元警察官殺し。 その息子たちが突き止める、父親たちの秘密ーー 著者2年ぶりの最新長編! 「令和元年」必読の衝撃作!! 元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。 当初は事故と思われたが、側頭部に殴られた痕がみつかった。 真面目で正義感溢れる辰司が、なぜ殺されたのか<? br> 息子の亮輔と幼馴染みで刑事の賢剛は、死の謎を追い、 賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。 隅田川で死んだふたり。 そして、時代を揺るがした未解決誘拐事件の真相とは<? br> 辰司と智士、亮輔と賢剛、ふたりの男たちの「絆」と「葛藤」を描く、儚くも哀しい、 衝撃の長編ミステリー。 貫井徳郎、新境地! 貫井徳郎、ミステリ作家生活の集大成とも言える大傑作! 今までの数々の作品群すべてが、本書を書くためのステップに 過ぎなかったのではないか、とすら思う。 三島政幸啓文社ゆめタウン呉店店長 第一部 亮輔と賢剛 第二部 辰司と智士 第三部 亮輔と賢剛 第四部 辰司と智士 第五部 亮輔と賢剛 第六部 辰司と智士 第七部 亮輔と賢剛

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