小説むすび | 著者 : 風楼

著者 : 風楼

領民0人スタートの辺境領主様 救国の英雄達(8)領民0人スタートの辺境領主様 救国の英雄達(8)

アルナーやセナイ、アイハンを連れての初めての家族旅行へと向かったディアス。エルダンとその母、ネハに盛大な歓待を受け、楽しい時間を過ごしたディアスたちは、イルク村に帰り、いつも通りの日常へと戻っていくー水源の保護や氷の貯蔵庫造りなど、新たな施設の作成を進めるイルク村の面々。そこに現れたウインドドラゴンを、ディアスはサーヒィとともに退治に向かい…。ある日、メーアバダル領の関所へと現れた来客。それはディアスにも見覚えのある顔ーかつて孤児院でともに孤児たちのとりまとめをしていた男、ゴルディアだった。現在はギルドの長をしているゴルディアから、迎賓館の必要性を説かれたディアスは、早速迎賓館の建築を進める。迎賓館が出来上がると、次々と貴族たちの来訪があり、対応に追われるディアス。一方、かつてディアスと戦場をともにした仲間たちが、次々とイルク村へと足を向け始める。さらにはかつての敵国の将であり、ディアスたちの捕虜だった男までもがイルク村を訪れ…。懐かしい顔ぶれが次々と集い、思い出話に花が咲く!

領民0人スタートの辺境領主様 蒼穹の狩人(6)領民0人スタートの辺境領主様 蒼穹の狩人(6)

洞人のナルバント一家や文官・ヒューバートらを領民に加え、さらに賑やかになったイルク村。強大な魔物、フレイムドラゴンが襲来するも、領民みんなで力を合わせて無事に打ち勝つことが出来たのだった。そんなイルク村を上空から見下ろすのは、立派な翼を持つ一匹の鷹。セナイとアイハンは鬼人族たちと協力してその大きな鷹を捕まえることに成功するが…。草原の南に、岩塩が取れる広い荒野があることを知ったヒューバートは、貴重な資源を取れる土地を管理せずに放置していることに驚き、領地として確保するためにディアスを連れて測量に向かう。しかし、すり鉢状になった岩塩鉱床の中心部は、なにやら怪しい雰囲気が。-ある吹雪の一夜。外に出られずに退屈した双子にせがまれ、ディアスは傭兵時代のある村での出来事について語り始める。そのエピソードは、周囲の人間には「黄金低地」という伝説的な武勇伝として語り継がれていて…。ディアスの知られざる過去の大活躍が、今明かされる!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP