出版社 : アース・スターエンターテイメント
イザベラの見聞を広げるため、男性陣とは別行動中をしていたアルマたちは、精霊村で彼らと合流する。村の近隣では不可思議な事件が起こっており、その謎を解くにはある人物の協力が必要だった。そうしてアルマが呼び出したのは魔族で、しかも彼女の「父」」だというーー事件を解決するため父オリアクスと行動を開始し、導かれたのはフォルカスの母国フェザレニア。一家とも初対面だし、事件の鍵はどうやらフォルカスの妹が握っているようでーー
各分野でエキスパートの両親、兄姉を持つリリアーヌは、最高水準の教育を受けどの分野でも天才と呼ばれる程の実力になっていた。しかし、わがままにならないようにと常にダメ出しばかりで、貴重な才能を持つからと引き取った養子を褒める家族に耐えられず、彼女は家出を決意した。作った魔道具は高く売れ、歌を披露すると大観衆になり、レアな魔物は大量捕獲ー家族からの評価が全てだったリリアーヌは、無自覚にあらゆる才能を発揮していき…!?
ギルドからの緊急依頼で腐食の大地に向かったレクス一行。しかしメグリが突然姿をくらます。その行方を捜したみんなが目にしたのは、隠されたメグリの意外な事実だった。秘められてきたメグリの本当の姿とは?レクスの魔法が腐食の大地に轟き、単身最強の敵へと挑んだリリエラが秘めたる実力を発揮する!!巻末書き下ろしエピソード『お姫様冒険記』を収録!ドラゴンスレイヤーズのメンバーもレクスチート教育のおかげで着実にランクアップ!思わぬ新展開を繰り広げる新章、スタート!!
いらっしゃいませ!ようこそ魔石屋アレキサンドライトへ!!!剣や杖などの装備に付ければ、様々な付与効果を発揮する“魔石”。その生成とメンテナンスを生業とする宝石師の少年アレクは勇者パーティを追い出され、相棒の宝石獣サンドラとともに、王都の一角でひっそりと魔石屋を開くことに。そして騎士や冒険者など、次々舞い込んでくるお客たちの問題を、アレクは魔石の力を駆使して解決していく。さらには魔導人形を拾ったりエルフの里のピンチを救ったり、トントン拍子に名を上げていくアレクと魔石屋だったが、一方で魔石を失った勇者パーティは窮地に陥ってしまう。そして王家とつながる大商人に目を付けられた魔石屋に卑劣な魔の手が迫りー?特別書き下ろしエピソード「竜血の姉妹」も収録で異世界お仕事ファンタジーが新装開店!!
帝都での事件を解決し、仲間とともにトルネラへと帰郷するアンジェリンとベルグリフ。陰謀と戦う冒険、父の過去を巡る長い旅は終わりを告げ、冒険者たちは穏やかな時間を過ごすのだった。なし崩し的に夫婦となったベルグリフとサティだが新婚だというのに熟年夫婦のように落ち着いた様子にもどかしい思いを抱いたパーシヴァルとカシム、そしてアンジェリンは春告祭で二人の結婚式を開き、盛大に祝おうと画策する。そして当日、突然始まった結婚式に驚くベルグリフとサティ。戸惑いつつも、ベルグリフはサティに改めて愛を誓うのだった。春告祭を終えると、アンジェリン達はオルフェンで冒険者活動を再開し一方トルネラでは日々の仕事に加え、ダンジョンへの備えや冒険者ギルドの設立など、にわかに忙しくなっていく。新鮮な希望に満ちた日常が始まったかのように思われたが、ある日アンジェリンが見た悪夢をきっかけに、なにかが起こるような、不穏な空気が近付いていた。冒険者になりたいと都に出ていった少女が、父に「ただいま」を言うまでのある親子の物語。
「私は殿方の精を飲んで育つ淫蕩の乙女」突如ルナマリアの前に現れた同源存在、人食い植物アルラウネ。ルナマリアのもう一つの本性を現した妖艶で淫靡な半身は、その裸身をソラの目の前にさらけ出して誘惑する。「マスター。どうか可愛がってくださいませ」同源存在を得たルナマリアは心装励起できるのか?
「お前との婚約は今日をもって破棄させていただく!」「いやあああああ!わたしの体が!子豚みたいになってるー!」婚約者に豚呼ばわりされたことがきっかけで前世の記憶を取り戻したシャーリー。おデブのままじゃ料理研究家としての矜持が許さない、とばかりにダイエットを決意!1年後、天使のように愛らしい容姿になってデビュタントを迎えた彼女は、ひょんなことから第一王女アデルの侍女として採用される。アデルの妹イリスの拒食を、シャーリーの知識で治してほしいとのこと。こうして“イリス専属料理人”となった彼女だったが、王家と王城にある「緑の塔」には何か秘密が隠されているようでー。
フェイトナム帝国の出来損ない姫君、クレア。敗戦国からの生贄としてバラトニア王国へ嫁ぐも、「生ける知識の人」として歓待を受ける。ようやく自分の居場所を見つけた彼女は王国を豊かにするため、これまで蓄えてきた知識を惜しみなく活用。属国としての枷がなくなった王国はそのおかげでみるみる発展を遂げていく。一方、それをよく思わないフェイトナム皇帝が刺客を送るも、暗殺は失敗に終わる。そして無事結婚式を終えたアグリアとクレアは新婚旅行を計画する。1か月間隣国を巡るだけのはずだったが、彼らが王国を離れるのは皇帝にとってまたとない暗殺の機会でもあったー
魔王ルシファーを倒し、再び訪れた二人の平穏な日々。そこへフレメアによく似た「もう一人の聖女リール」が現れる。二人は、記憶を持たず怯えてばかりの彼女を保護し、「聖女」としての活動を通して距離を縮めていくが…一方その頃、ある伝染病が猛威を振るっていた。「黒痣病」と呼ばれるその病は、元凶とされる魔物を倒しても収束せず、聖女として癒しを施すフレメアとリールは疲弊していくばかりだった。リールは一体何者なのか?黒痣病とは何なのか?全てが明らかになるとき、物語は急展開を迎える!!
200年の時を経て再び出会ったフィセルと6人のエルフたち。このまま幸せな時間が続くかと思われた時、フィセルはエルフたちが隠していた真実を知る。そして、フィセルはー。私たちとの絆はそんなものだったのですか!?第2回アース・スターノベル大賞“佳作受賞作”。
避けられない別れ、それでも僕は立ち止まらない。ついに訪れたウィンの巣立ち、そしてカエハの最期…。大きな別れを経験したエイサーはどこか遠くへ行きたいと思い、ヨソギ流源流の地を目指す。その道中、精霊が見える少女や神術使いの少年、本物の仙人と出会い、図らずも東方の大帝国の世界を揺るがす秘密へとたどり着く…!
教国の騎士を倒し進化したユグは、新たな眷属のお姉さんを仲間に加え、ゴー君たちも進化させて戦力を強化する。そして、地理的に最適なドワーフの里へ皆で避難することにした。一方、教国では炎神ファイア・メイカーがハイエルフの復活を知り、自らエルフの里を滅ぼすことに決めたのだった…。
突然の霊帝崩御!跡目をめぐって大将軍何進は反対派を粛正。しかし霊帝の皇后だった妹の何后は弟・何苗とともに宦官を擁護しようとする。何進は何后を説得するため危険承知で宮中に参内するが…大将軍のスーパー・ウルトラ・バイオレンス、炸裂!!第2回アース・スターノベル大賞奨励賞受賞作!
ついに断罪イベントが発生!目論見通り、アナスタシアの代理人となり、カール王子ら5名を降したアレン。ラムズレット公爵家の後見もあってか、エイミーたちは大人しくなり、平和な学園生活&アナスタシアの信頼を手に入れたかのように思われたがー?
ドラゴン召喚士ナセル・バージニアは、魔王打倒のため王国が召喚した勇者コージに愛する妻を奪われ、家族を殺され、ドラゴン召喚の呪印も潰されてしまう。全てを失い絶望するナセルが遂に命すら奪われそうになった時、その召喚に応えて現れたのは最強のドラゴンーではなく謎の軍勢、ドイツ軍だった!?無敵の召喚獣“ドイツ軍”を従えたナセルは、冒険者ギルド、教会、国王、そして勇者に復讐を決意する!その前に立ちふさがるのは、冒険者とギルドマスター、異形の神殿騎士団、さらにはドラゴン軍団を率いる最強の竜使い…。しかしナセルとドイツ軍は、その無敵の戦力で仇敵を次々と蹂躙していくー
ミナウラでの騒動を経て、王都に帰還したユリウス。リレアの情報によるとここ最近、王都では「魔法使い狩り」が出没するという。魔法使いのみが狙われる事件に興味を抱いたユリウスは自身を囮に「魔法使い狩り」に立ち向かう。高みを目指すべく、再び自ら進んで面倒へ首を突っ込んでいくユリウスに、ソフィアやリレアは「今度はせめて手の届くところでやってくれ」と懇願。いざ「魔法使い狩り」と対戦するが、事件には何か裏があるようでー。
王国と帝国の戦争は、あっけなく終わりを迎えた。アリシア指揮による「帝国軍大勝利」という形で。(思い出して!アリシアは元王国軍大元帥!)すったもんだがあって、婚約を果たしたアリシアとジークハルトだったが、アリシアは王国のことをレナードに丸投げして、帝国陸軍大学へ進学する。(レナ子のヒロインルート阻止!)そして時が(少し)経ち、アリシアは戦場に戻ってきた。なりゆきで。帝国北方、辺境の地で蛮族相手に無双する戦姫(と変態皇子)の姿をご堪能あれ!
エルフの女王が治める国、ローゼンヘイムは、魔王軍の進行を受けて滅亡寸前となっていた。アレン達は、王国の要請と学友であるローゼンヘイムの王女、ソフィアローネの願いにより、国を救うために戦うことを選ぶ。首都が陥落し、負傷者で溢れるローゼンヘイムへと到着したアレン達。300万もの魔王軍の軍勢が相手では、明日にでも滅亡するだろうと語る女王に対し、アレン達は街の周囲を囲む魔物を一掃することで、希望を与えるのだった。これまでの召喚獣と成長した仲間の力を総動員して、魔王軍との戦況を次々とひっくり返していくアレン。しかし、魔王軍にいるのはただの魔物だけではない。魔族達が占拠した拠点を取り戻すため、エルフの協力も得ながら策を講じていく。さらに、ローゼンヘイムを攻める魔王軍の将は、かの勇者ヘルミオスすら敗北したことのあるという「魔神」だということが発覚する。これまでの敵とはレベルの違う相手に対し、アレンに勝算はあるのか…!?巨大な戦場を舞台に、アレンの力の真価が発揮される!!ローゼンヘイム戦争編、突入!
学校の教師をしていたアオイは気がつくと異世界に転移していた。森の賢者に拾われ魔術を教わるも、あっという間にマスターしたため、世界最大の魔術学院に教師として入り、さらに研究するように薦められる。しかし、学院には権力をかさに着る貴族の問題児がはびこっていた…。圧倒的な魔術の実力で、アオイはマイペースに生徒を指導するうちに“魔女”と呼ばれ始め、恐れられるようになってしまい…!?