出版社 : スターツ出版
幼い頃に父を失い、家族を支えながら過ごしている高二の真菜。あるとき、友達とのトラブルがきっかけで過呼吸になったところを、同じクラスの桜人に助けられる。冷たく近寄りがたい存在だった桜人に『自分を偽ってまで、友達と一緒にいる必要ないだろ』と言われ最初は戸惑うが、何度も彼に救われるようになってから、真菜の世界は変わり始めた。桜人と同じ文芸部に入ると、彼の美しい文章を読んでますます彼を知りたくなっていく。しかし、桜人が真菜を助けたいと思う気持ちには、ある悲しい過去が関係していたー。『真菜の泣いてる顔は、もう見たくないんだ』隠された切ない想いに、涙が止まらない!切なくも優しい、感動ストーリー。
余命5年と宣告された高1の葵は、家を飛び出してきた夜の街で、同い年の咲と出会う。その場限りの関係だからと、気軽に余命のことを打ち明けた葵。ところが、学校で彼と運命的な再会をして…。友達づくりもうまくいかない葵に、咲は「葵らしく今のままでいろよ」と言ってくれた。ぶっきらぼうに見えて優しい彼に葵は惹かれるが、余命は刻一刻と近づく。恋心にフタをしようとするけれど、「どうしようもなく葵が好きだ」「俺にだけは弱さを見せろよ」とまっすぐに想いを伝える咲に心を揺さぶられー。一途な想いが奇跡を呼ぶ。感動の青春恋愛小説!!
弱小薬師のエリーは、虐げられながらも懸命に働いていたが、ある日パーティーを追放され、捨てられてしまう。途方に暮れるも、エリーの作ったポーションは竜騎士・リュウリの命を救い、エリーは薬師としての才能を高く評価される。そしてリュウリの力添えでモフモフ猫のペン(趣味:睡眠)と一緒に、城下町で薬屋を営むことになり…!?竜騎士の庇護欲全開&幼女薬師のチートが爆発な異世界ファンタジー!
攻略対象キャラが全員歪んだ愛を秘める異色の乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったイリス。ゲームヒロインのトゥルーエンドは王都壊滅、バッドエンドはもれなく悪役の自分が断罪される・・・。ならばシナリオ改変します!自身の破滅を防ぐため未来のヤンデレ監禁王子からの求婚をかわし、悪役らしくヒロインの恋愛フラグを折っていく・・・はずが、なぜか周囲の好感度が上がって聖女候補になっていて!?
甲子園への夢をあきらめきれず、高校野球部のマネージャーになった高1の莉奈。クラスメイトで野球部でもエース級の中江は、イケメンで女子にモテるけど、真っ黒に日焼けした莉奈をいつもからかってくるケンカ友達。ある日、密かにあこがれていたキャプテンに失恋してショックをうける莉奈。そんな様子を見た中江は、「お前を甲子園につれていく。そのときはお前を俺のものにする」と宣言して…。甲子園に賭ける青春と恋が熱い、青春小説!
親友に裏切られ事故死した雫は、気づくと乙女ゲームの悪役令嬢・シルフィに転生していた。待ち受ける破滅エンドを回避するため、天敵のゲームヒロイン・マイカを助けひと安心!「これからは好きなことだけして生きよう!」そう願うも、マイカやイケメン王子・アイザックが何かと絡んできて…!?もう私のことはほっといてください!
高3の真香は、教育熱心な母親と二人暮らし。勉強に時間を割いて、友達も必要以上に作らずに過ごしていた。そんな真香にとって唯一の光は、五つ年上で警察官の従兄・迅だった。いつも明るく優しい迅は、憧れであり初恋の相手。しかし、迅は派遣先の災害に巻き込まれ、亡くなってしまう。絶望した真香は生きる意味を失うが、そんな真香の前に現れ、再び希望をもたらしたのは、死んだはずの迅だったー。一度失ったはずの大切な人と、奇跡のような夏がはじまる。
桜の木の下で昼寝をしていた高2の花が目を覚ますと、なんと膝の上に見知らぬイケメン・蓮が寝ていた。そして、彼に弱みを握られ、言いなりになることを約束させられてしまう。さらに、「俺、未来から来たんだよ」と信じられないことを告げられて…。意地悪だけど優しい蓮に惹かれていく花。しかし、彼の命令には切ない秘密があったー。蓮がタイムリープした理由とは?奇跡のラストに涙が止まらない!!
伯爵令嬢にはめられ、濡れ衣なのに王太子から婚約破棄されてしまった令嬢・ペトラ。国外追放されて人生詰んだと思いきや、ひょんなことから魔法家畜たちの牧場を任され、隣国でスローライフを満喫することに。するとある日、ペトラがとある偶然の産物を生み出して、牧場は大繁盛!?ストレスゼロ&のんびり平和な牧場ライフで、王太子と伯爵令嬢をぎゃふんと言わせてみせます!
過去の出来事から友達関係に臆病になってしまった琴音は、高校生活を空気のように過ごすと決心していた。そんな時、校内イチモテて、イケメンで成績も抜群だけど、いつもどこか気だるげな瀬名先輩に目をつけられ、「忘れたくないって思える思い出、作ってよ」と強引にお願いされてしまう。瀬名先輩が校内で有名な理由は、その整った容姿だけでなく、大切な記憶だけ保つことができない記憶障害をもっているからだった…。特別な存在になるほど忘れてしまうー切なく苦しく甘い、たった60日間の思い出作り。切なくて苦しくて甘い恋のラストに号泣!
自身が書いた小説に転生した皇女・イリス。ハピエンを迎えるはずがシナリオを妹に書き換えられ、破滅エンドまっしぐら!しかも何のチートもないとか詰んでない?コレ。それならフェードアウトして、平和な隠居生活を目指しましょう!嫌われ皇女がのんびり生活を目指して奔走する異世界ファンタジー、開幕!
学校もうまくいかず退屈な毎日を送っている亜弥は、夜の街を散歩している途中、酔っ払いにからまれてしまう。そこを助けてくれたのが、カフェでバイトしている高校生のリョウ。第一印象は苦手だったけど、いつのまにか夢に向かって歩いている彼に惹かれていく。「もう悩んだりするな。俺がいるから」と言うリョウに、亜弥の心も動かされていって…。なにげない日常が特別に変わっていく、希望の物語。
新人トリマー・エリナは帰宅中、車にひかれてしまう。人生詰んだ…はずが、なぜか狼に保護されていて!?どうやらエリナが大好きなもふもふだらけの世界に転移した模様。しかも自分も猫耳幼女になっていたので、周囲の甘やかしが止まらない…!おいしい料理を作りながら過保護な狼と、もふり・もふられスローライフを満喫します!単行本でしか読めない書き下ろし番外編付き。
高1の汐里は、父と離婚してから忙しく働いている母を支えるため、自分のことは後回しでバイトに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、汐里が仲良くなったのは、クールでみんなから距離を置かれているけれど、ひそかに女子の人気を集める同級生・晃。一匹狼に見えて本当は優しい晃は、汐里の健気さに惹かれていく。彼は、辛いことがあると爪を噛む汐里の親指に「絆創膏がわり」と言って、スマイルマークを描いてくれた。そんな彼を汐里も好きになるけれど、実は晃が、汐里の父の再婚相手の息子だとわかり…?一番近くて遠い場所にいる、汐里と晃。それでもずっと一緒にいたいと願い、運命に立ち向かうふたりの姿に、温かい涙があふれる感動の恋愛小説!!
この家に私の居場所はないー。母親を亡くした高校生の結月は、父の再婚相手の家族と馴染めず、切なさと孤独を感じていた。そんな孤独を紛らわすために、真夜中とある公園にたどり着くが、そこには、なぜかひとり星を見上げる男子がいて…。リツと名乗る彼は、「泣きたくなったらここに来ればいい」と優しく涙をぬぐってくれた。次第に彼に心を開いた結月は、何度も彼に会いにいくが、彼と真夜中にしか会えないのには、切なすぎる理由があった。「結月を悲しませるすべてのものから守りたい」-。リツが本当に叶えたい願いとは…。10代の切ない葛藤がヒリヒリと迫る。読後、心が温かくなる、感動の青春恋愛小説!第4回野いちご大賞大賞受賞作品。
あらぬ罪で処刑された皇太子妃・レオンティーナ。しかし、死を実感した次の瞬間…8歳の誕生日の朝に戻っていて!?「未来を知っている私なら、誰よりもこの国を上手に治めることができる!」-国を守るため、雑魚を蹴散らし自ら帝位争いに乗り出すことを決めたレオンティーナ。最悪な運命を覆す、元・悪役令嬢の逆転人生が今始まる…!
平凡女子のレイラは、部屋で転びあっけなく一度目の人生を終える。しかし…目が覚めると…なんかゴツゴツ…これって鱗?どうやらイケメン竜王様の背中の上に転生したようです。そのまま竜王城で働くことになったレイラ。暇つぶしで作ったまかない料理(普通の味噌汁)がまさかの大好評!?普段はクールな竜王をも虜にしてしまい…!?
幼い頃に白血病を患ったひまりは、もう家族を悲しませないようにと、無理に笑ってすごすのが癖になっていた。そんなある日、同じ通学バスに乗る晴斗と仲良くなる。なにげなく過去のことを話すと、彼は「俺の前では無理するな」と抱きしめてくれた。クールに見えて人一倍優しい彼とすごす時間は、ひまりの心をとかし、自然と笑顔でいられるようになっていく。だけど、ひまりの病気が再発し、余命がわずかだとわかり…。それでも、「ずっとそばにいる。どんなことがあっても、俺はお前が好きだ」と想いをぶつける晴斗。ひまりは彼と、最後まで笑顔で一緒にいることを決めてー。
「君は真っ暗な海にともった光だ」イケメンで頭もよくて優しくて、優等生の蒼と友達になった高2の真緒。ある日、冷たく別人のような蒼に出逢う。それは蒼の中にいる別の人格「ホタル」だった。傍若無人で自分勝手なホタルに振り回されるが、「蒼」を守るために彼の本当の父親を一緒に探すことになる。ホタルと行動するうちに、怖いくらいに冷たい彼の秘密、そして苦しい本心に気づいた真緒。一方ホタルも、家族に傷つけられてもまっすぐな真緒に惹かれていく。ふたりの絆は深くなっていくけれど、とうとう「ホタル」の人格が統合されることに。それは「ホタル」との別れを意味していた…。この世界に傷つき、それでもひたむきに生きるふたりの希望の物語。