小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

小さな天使を隠した罰小さな天使を隠した罰

憧れの人との忘れえぬ五夜。 授かったのは、幸せの証のはずなのに……。 初めて会った日からずっと、天才外科医マックスに憧れてきたエヴィ。 彼が1年間の海外任務に赴く直前に想いが通じ、結ばれた。 マックスの出発後、妊娠したことがわかると同時に持病が悪化し、 エヴィは闘病をつづけながら命がけで女の子を産んだ。 だが体調が急激に悪くなり、とうとう手術を受けることに。 そんなときマックスが帰ってきたが、娘の存在を告げられずにいた。 彼の両親に、息子の仕事に差し障ると、口止めされているから……。 けれども、手術の前に弱気になったエヴィは彼の励ましに胸を打たれ、 ついに娘のことを打ち明けたーーすると、マックスは豹変し、 エヴィをなじった。「きみはわざと妊娠し、ぼくを罠にかけたのか?」 やむなき事情で妊娠や出産のことをヒーローに告げられないヒロインを描く、“シークレットベビー”物語。本作はそんな切ないテーマをもとに、英国人作家C・ホークスが書き上げた感動ロマンスです。邦題はハーレクイン公式ツイッターの一般投票で選ばれました!

富豪一族と愛の忘れ形見富豪一族と愛の忘れ形見

亡き姉の小さな忘れ形見。 せめて父親の名を知りたくて……。 姉を亡くして1年余り、ナタリーは遺された甥を引き取ることにした。 だが姉は未婚のまま産んだ幼子の父親が誰か明かしてくれず、 ナタリーは甥にいつか教えるためにも、まず父親捜しから始める。 わずかな手がかりをもとに、彼女は由緒ある公爵領を訪れた。 ここの葡萄園で働く誰かが、甥の父親の可能性があるのだ。 臨時の仕事に応募したナタリーは、面接官のドミニクを見て息をのんだ! 深みのある黒い瞳と黒髪が、怖いほど甥に似ている。まさか……。 でも、この公爵家出身の大富豪には、風貌のよく似た兄といとこがいて、 姉が恋におちた男性が3人のうちの誰であってもおかしくなかった。  ドミニクでありませんように。ナタリーはいつしか、そう願っていた。 大スター作家R・ウインターズが、情趣豊かな南仏プロヴァンスを舞台に、胸に響くシンデレラ・ロマンスを書き上げました! 真実がわかるまで、甥の父親捜しをしに来たことをドミニクに伝えられないナタリー。秘密を抱えたままなのに、恋心は止められず……。

残酷な秘密残酷な秘密

雷雨の中、帰宅を急ぐサラは道に飛び出し、車に轢かれそうになった。 運転していたのは町の名士で実業家のジェイク・ホーガンで、 彼からお詫びの花束が届き、翌日にはわざわざ様子を見に来てくれた。 紳士的なジェイクに、サラは生まれて初めて胸のときめきを覚えた。 でも、私のような、幼い娘を育てている女に、彼は興味なんてないはず。 それに、私には誰にも言えない秘密が、男性と親密になったら 打ち明けないわけにはいかない秘密がある……。 恋心を止めたいサラだったが、会うごとにジェイクに惹かれ、 雷鳴に怯えていたある夜、彼になだめられるうちに一線を越えてしまう。 そして、露見したーー彼女がまだ、純潔の身だったということが! 〈薄幸のシンデレラと幼な子〉と題して、やむにやまれぬ事情で小さな子供を育てるヒロインと大富豪とのロマンスを特集します。幼い少女の“母”として生きてきたサラの秘密の真相とはーー? ベテラン作家キャサリン・ジョージの、優しくて切ない名作です。

伯爵の不都合な花嫁伯爵の不都合な花嫁

伯爵家を継ぐ貴公子にとって、 私は不都合な花嫁でしかないのに……。 テンパーは恋多き母のせいで、上流階級の口さがない人々から、 どうせ娘も同類だろうと、いわれなき噂を立てられていた。 男性に対してトラウマのある彼女は、母とは違うのに。 ある日、テンパーは父に強いられて社交界デビューが決まり、 兄の親友で伯爵家子息のギフが護衛を務めることになった。 手が触れただけで甘い衝撃の走る彼が、そばにいるなんて……。 戸惑うテンパーだったが、舞踏会が開かれた屋敷の寝室で、 期せずしてギフと二人きりでいるところを他人に目撃され、大騒動に。 テンパーの評判を守るため、ギフはやむなく彼女に求婚した。 夫婦の契りを結ばない、白い結婚ならとテンパーは答えるがーー 妻にするなら成熟した上品で穏やかな淑女でなければならないと考えていた貴公子ギフ。それが蓋を開けてみれば、じゃじゃ馬のテンパーを娶ることに。しかも、彼女は夫となるギフに、ベッドをともにしない代わりに、よそで自由に遊んでいいと言うのでした……。

ダイアモンドの花嫁ダイアモンドの花嫁

もう引き返せない。たとえこの結婚が、 愚かだったと思い知ることになっても。 かつて、ローラはみじめな思春期を過ごした。 当時、顔の吹き出物のせいで、誰も友達になってくれなかったのだ。 だから、遥か昔に母が“落伍者”と決めつけて離婚した実の父に同情し、 画家だった父が遺した一枚の絵に、深い感慨をそそられたーー 落日を背に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美しい女が描かれている。 ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。 ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッド・イースタン。 長身でたくましく、周囲を圧倒するようなその存在感に、心が乱される。 だが父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした! “この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい”と。 ハーレクイン・イマージュ〜至福の名作選〜に、名筆エマ・ダーシーが登場。“第一級の面白さ”と翻訳者がメモを残したほどの珠玉作をお贈りします。結婚式当日、ローラはジャレッドの母ナオミが、絵の中の美女であることに気づき……。

スター作家傑作選〜甘やかな白昼夢〜スター作家傑作選〜甘やかな白昼夢〜

十代の頃から病弱な母の介護に明け暮れたウエイトレスのメリリー。気づけば同世代の皆が恋に結婚にと忙しい中、いまだ男性経験すらない。メリリーは意を決し、前から気になっていたセクシーな客ブリックに“初めての相手”を頼む。すると彼は一晩考えた末…(『ヴァージン卒業宣言』)。アンジェリーナは天涯孤独の身となり、寄宿学校へと送られて教育を受けた。アレクサンダー・セントクレアー第9代スタワーブリッジ公爵の計らいのおかげだ。3年後、彼女はロンドン随一の高級住宅街にある公爵の屋敷を訪れた。恩に報いて身を捧げるために(『身も心も』)。ガートルードは修道院から海賊船へ差し出された。船長の求める役目を果たすために。湯浴み中の船長に裸を誇示され、彼女は叫んだ。「ああ、神様!」船長が不敵に告げる。「海賊は奪う。持ち腐れの宝を狙う。優秀な海賊は、何一つ返さないーおまえを帰さない」(『海賊に贈られた花嫁』)。古代ローマ時代ー奴隷小屋で競りに出された私は、堂々たる体躯の裕福な商人に買われ、彼の屋敷で働くことになった。夜、ご主人様が私の粗末な寝床に現れ、容赦ない歓びを与えてくださった。そこから、奴隷としての“お勤め”を待ちわびる日々が始まったー(『過激な寵愛』)。

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