小説むすび | 出版社 : 小学館

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世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。(5)世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。(5)

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小学館

発売日

2021年9月22日 発売

魔王ルシファー降臨。 城塞都市グランデンで巻き起こった大規模な戦闘は、テオドールらの活躍によって収まるかに思えた。 だが、城塞都市の西方付近の上空に生じた次元の裂け目から現れた不気味な化け物たちと巨大な繭がさらなる混乱を生む。 いち早く現場に駆けつけていたクラリス率いる小と、異変を察知して竜王国から侵入してきた竜騎兵たちは化け物たちを相手取って一時的に共闘を果たすが、 突如、空から落下してきて巨大な繭が事態を一変させることになる。 城塞都市での戦闘を終わらせた大英雄デュラス将軍が愛馬とともにクラリスたちのもとへ駆けつけると、目の前には凄惨な光景が広がっていた。 一方、街中での後処理をしていたテオドールもまた次元の裂け目から現れた存在の気配を察し、愕然とする。 それは遥かな昔、自分たちの前から忽然と姿を消したサタンのものだった。 すべてを顧みずかつての盟友のもとへと駆けつけたテオドールは、暴れる盟友を鎮めるため、デュラス将軍の目の前にもかかわらず、ついに真の姿を曝け出すーー。

教場X 刑事指導官・風間公親教場X 刑事指導官・風間公親

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発売日

2021年8月27日 発売

二度のSPドラマ化で熱狂!「教場」最新作 ●第1話 硝薬の裁き 益野紳佑の妻才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。 ●第2話 妄信の果て 大学四年生の戸森研策は、地元新聞社から内定を得た。ゼミ論文の単位が取得できれば卒業も確定する。前途洋々の戸森のもとへ、担当教授から突然の連絡が入る。 ●第3話 橋上の残影 経理事務の仕事をしている篠木瑤子は、十年前に恋人を自死により失っている。その死の原因となった男は刑期を終え、娑婆でのうのうと暮らしていた。 ●第4話 孤独の胎衣 短大生の萱場千寿留は工芸家の浦真幹夫と関係を持ち、妊娠した。浦真は中絶費用を渡し、海外に旅立ったが、千寿留は新しい生命の誕生を待ちわびていた。 ●第5話 闇中の白霧 名越研弥は、闇サイト経由で違法な薬物や商品を仕入れ、莫大な冨を得た。そろそろ足を洗いたいのだが、相棒の小田島澄葉を説得できずにいた。 ●第6話 仏罰の報い 著名な有機化学者である清家総一郎は実験中の事故で両目に劇薬を浴び、一線を退いた。隠棲生活を送る清家の悩みの種は、娘・紗季の夫の素行だった。 【編集担当からのおすすめ情報】 二度のスペシャルドラマ化で 日本中を熱狂させた 「教場」シリーズ最新作にして最高傑作! 「捜査では、犯人のみならず刑事も追い詰められる。導きと成長の物語をぜひご堪能あれ」--長岡弘樹 犯人(ホシ)を落とせないなら、 警察学校からやり直せ。

ヴァイタル・サインヴァイタル・サイン

著者

南杏子

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発売日

2021年8月18日 発売

映画「いのちの停車場」著者、最新作! 二子玉川グレース病院で看護師として働く堤素野子は、31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていた。患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなすが、整形外科医である恋人・翔平と束の間の時間を分かち合うことでどうにかやり過ごしていた。 あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」という名のツイッターアカウントを見つける。そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて……。心身ともに追い詰められていく看護師たちが、行き着いた果ての景色とは。 映画「いのちの停車場」やNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント」など、数々の話題作を送り出してきた、現役医師でもある著者の最新作!終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師の目を通して、医療現場の現実や限界をリアルに描いたエンタメ長編! 患者さんに、最期まで笑顔でいてほしいからーー 【編集担当からのおすすめ情報】 推薦コメントも続々届いています! 「過酷な看護の現場に光を当てる緻密で鮮烈なカルテです」 ーー夏川草介(医師・作家) 「人の死を最も間近で見る仕事、それはナース。読んでいて叫びたくなる。切ないのに、ページをめくる手が止まらない」 ーー中山祐次郎(外科医・作家) 「生々しいまでに看護師の苦しさが伝わってきました。読み終えればわかります。この作品は医療従事者へのエールです」 ーー大塚篤司(近畿大学医学部皮膚科主任教授)

アヤとあやアヤとあや

著者

渡辺優

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発売日

2021年7月28日 発売

誰かの“特別”でありたいすべての人へ 画家である父のモデルをしている、小学5年生の亜耶は、常に自らの美意識と神秘性に特別なものを感じていた。そんな彼女は相棒の彩といつも行動を共にしていた。歳を重ねるにつれ、次第に自分に宿る神秘性が損なわれていっていると焦りを感じるようになる亜耶。11歳の誕生日を迎えた当日、その感覚はより一層強くなっていく。学校に大勢いるただの凡人になり下がりたくないと、彩と共に「特別な」何かをしようと決意。いつもと少し違う日常を模索する。亜耶たちの前に、「学校にナイフを持ってきた」と騒ぐ男子が。そこに着想を得た相棒の彩が、「ナイフがほしい」と言い始め……。 渡辺優だからこそ描ける少女の心の深い闇。大人と子供の狭間で複雑に揺れる十代のリアルを鋭く紡ぎ出す! 【編集担当からのおすすめ情報】 自分に自信がない、でも、誰か一人でもいいから自分を特別だと思ってほしい……。大人でも折り合いをつけるのが難しいこの気持ちを、小学生で抱えてしまった女の子が主人公です。彼女の切実さ、そしてその先の結末をぜひ見届けてください。

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