出版社 : 講談社
幻を見据え、幻聴を捉える自分の「言葉」が枯れていく。果して「書くこと」の復活は可能なのだろうか。いま熱く心は遠いマグレブの空へ飛ぶ-。危地に陥った文学者の自己再生を賭けた旅を描く長篇小説。
愛する夫ジョフレがフランスへ旅立った後、アンジェリクの許に恐ろしい知らせが届く。あの魔女アンブロワッサンは生きていた。しかもケベックに姿を現した魔女は、モンリアルに住む娘オノリーヌの命を狙っているらしい。そして、奥地の砦にたどり着いたアンジェリクを襲う、極限の危難…。
飢えと寒さが迫る山中の砦。子どもたちととり残されたアンジェリクに、何者かが瀕死の男を投げつけた。無惨な躰でなお力を失わないその男こそ、最悪の敵オージュヴァル神父であった。神に見捨てられたような廃墟で、息づまる二人の対決。男と女の永遠の絆と愛の勝利を描く、感動の最終巻。
エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが5000年の時空を超えて突然甦り、空中30メートルの密室で男が「溺死」を遂げる! アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。壮大なテーマに挑んだ本格ミステリーの大作。 エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが5000年の時空を超えて突然蘇り、空中30メートルの密室で男が溺死を遂げる!アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。壮大なテーマに挑んだ本格推理の名作。 ビッチ・ポイント、アメリカ 1 エジプト島、アメリカ 2 オーストラリア マーデュ、エジプト 1 船上 1 マーデュ、エジプト 2 船上 2 ナイル、エジプト 3 船上 3 ギザ、エジプト 4 船上 4 ギザ、エジプト 5 船上 5 ライオン岩、エジプト 6 船上 6 ジッグラト、エジプト 7 船上 7 エジプト島、アメリカ 3 ニューオリンズ、アメリカ 4 エジプト島、アメリカ 5 エジプト島、アメリカ 6 エジプト島、アメリカ 7 塔、アメリカ 8 塔、アメリカ 9 ピラミッド、アメリカ 10 ハリウッド、アメリカ 11 ロスアンゼルス、アメリカ 12 横浜、日本 1 機上 車中、エジプト 8 ギザ、エジプト 9 カイロ、エジプト 10 ナイル、エジプト 11 ビッチ・ポイント、アメリカ 13 エジプト島、アメリカ 14 ハリウッド、アメリカ 15 馬車道、日本 2 ハリウッド、アメリカ 16 ロスアンゼルス、アメリカ 17 ビヴァリーヒルズ、アメリカ 18 エピローグ
悲しくてやりきれない思い、透明で優しいやすらぎの日々。生きることはこんなにも素晴らしい…人は皆、心の故郷を求めている…全米で社会現象にもなった90年代アメリカの象徴。全米ベストセラー第1位。
「生活の破産、人間の破産、そこから僕の芸術生活が始まる」と記した葛西善蔵は、大正末期から昭和初年へかけての純文学の象徴であった。文学の為にはすべてを犠牲にする特異無類の生活態度で、哀愁と飄逸を漂わせた凄絶可苛烈な作品を描いた。処女作「哀しき父」、出世作「子をつれて」、絶筆「忌明」のほか「馬糞石」「蠢く者」「湖畔手記」など代表作15篇。
OLを殺害した容疑で逮捕された男が、引退した写真家水野久明を探してほしいと要求し、拘置所の中で死亡した。十津川は水野の行方を追ったが、手がかりを握る人物は次々に殺害されていく。その背後には彼が二年前に撮影した一枚の写真があった。錯綜する事件の謎が浮かび上がらせる、愛憎と悲しみのドラマ。
犯罪を憎悪することでアイデンティティーを保ってきた原田裕司は、永遠の生命を持つ美女・美貴と恋に落ちる。裕司は美貴と彼女の“同類”である純の二人を守るため闇の世界に暮らし、醜悪に肥えふとった暗黒組織に凄絶な戦いを挑んで行く。
近頃、体の調子はいかがですか。京都で、マルセイユで、台北で…。疲れた女性たちに導かれて、世界各地で“癒し”のパワーを発揮する気功師雷蔵クン。彼の正体は。不思義なパワーの源は。芥川/三島賞作家が贈る、日本初のヒーリング小説、ついに登場。
カナダを訪れたアンジェリクは、三十年ぶりに長兄ジョスランと再会することができたが、喜びも束の間、ケベック警察の執拗な追及の手が迫り、不安に脅かされる。しかもその背後には、三年前アカディアの森で殺されたはずの魔女モードリブール夫人が今も生きてるという恐ろしい疑惑が…。
清教徒の都市セーラムで、アンジェリクはふた子を出産し、高熱のため死の淵をさまよう。その命を救ったのは、魔女と呼ばれる二人のクエーカー教徒の女たちだったが、この奇蹟に沸く町に突然、黒衣のイエズス会士が姿を現し、アンジェリクへの憎悪もあらわに、恐ろしい事実を告げるのだった。
江戸一の狂歌師になった塩売りの喧嘩政。美男の薬売りに恋焦れる独り身の裁縫師お若。悲しい時、淋しい時、人々が心を寄せ、身を寄せる、木戸番小屋のお捨・笑兵衛夫婦。出世作『深川澪通り木戸番小屋』を超えるたのしさ。江戸の下町を描いてNo.1。直木賞作家北原亜以子の泉鏡花賞作品『深川澪通り木戸番小屋』につづく傑作。江戸が流れ江戸が匂い江戸が溢れる長篇時代小説。